「「「成る程そうなんですね」」」
のどか達は、シャーリィーの説明に納得した。
「所でのどかちゃん直哉君がこんな状態の時に聞くのはどうかと思うのだけど、俺の今後はやはり、海軍に戻るの?」
「ああ、大神さんは4月に入ったら、帝国華撃団の隊長は一時的に休止して、大神さんには、日本から巴里に特別留学生として巴里に行って貰うと言う事です」
「ええーー俺が特別留学生として巴里に行くのかい」
のどかの発表に驚く大神だった。
「しかし巴里とは驚いたな。出発に関しては、米田司令に聞いたらいいんだね?」
「ええ、直哉君がこの状態ですので、米田さんに聞いてくださいね」
「わかったよのどかちゃん」
「それでのどか飛鳥と薫が巻き込まれた件ははどうするつもり?」
エステルがのどかに聞く。
「それは、直哉君の回復を待ってから現地に行きますよ。どうやらその世界に、新生帝国華撃団がいる可能性があるので」
「何だって――」
大神はのどかの発言に驚いていた。
成る程ね、飛鳥と薫は、新生帝国華撃団と一緒に融合世界を離れてたものねその道中で何かが起きて、未知の世界に行き飛鳥と薫が、やられてそして2人は地底世界ラ・ギアスに跳ばされてマサキさんに助けられたのね」
「そうですよエステルさん」
「しかし未知の世界に、のどか達4人と直哉で行くなんて大丈夫なの}
「エステルさんそれは、トワが決めたので」
そしてのどかがその時の事を話し出す。
「後のどか達に言うけど、新生帝国華撃団救出作戦は直哉と貴女達4人で行って貰うわ。同じプリキュアだから、響やエステルが行くより世界のバランスは安定すると思うから」
「「「「わかりました」」」」
「飛鳥と薫もね」
「ああ、そうですねやる気を取り戻した時持ち主がその世界にいないとですね」
「そう言う事よ、それじゃ、のどかまた連絡するわね」
そしてトワとの通信は切れた。
「成る程、未知の世界とは、16番目のプリキュアの世界なのね」
「そうなんです。エステルさん」
「16番目のプリキュアの世界ねえ、つまりのどか達の後輩に当たるの?」
「厳密に言えば私達のすこやか市とは、関係は無いみたいですがもう一つのすこやか市と関りを持つかもと言われてます」
「ふむ、そうなったら関係のない世界が融合世界と接触するかも知れないのね?確かもう一つのすこやか市はゼムリア大陸と同じ扱いでしょう?」
「ええ、そうです。だから早めに新生帝国華撃団を助けて融合世界の情報を得られる前に動こうと思っています」
「それって手遅れなんじゃないかい?」
「少なくとも飛鳥と薫がどのタイミングでやられたのにもよるけど恐らく情報はかなり流れてると思わないと」
「確かに大神さんの言う通り、少なくとも16番目のプリキュアの世界には異世界が存在すると言うのは、知られていると思いますが、新生帝国華撃団を助けないといけないですし」
「それは確かにそうだね」