「そう言われて来ましたね僕達は」
「「「ええ」」うん」
「だけど実際は、共闘関係は少なめですよね、多少の協力は会っても」
「「「確かに」」」
「あえて隼人叔父さんが、そう言う部分を見せてないと言う事も考えられますけどね」
「ただ、そうする理由がわからないんですよね。僕達にはブルーの正体も知っているのに、どうしてブル―と名乗るのか?」
「あ、もしかして隼人さんの前世の記憶に操られていたりして」
「でも記憶に操られたのなら、あの時の言葉はおかしくない?」
ちゆが言う。
「隼人叔父さん貴方は一体何がしたいんですか?新生帝国華撃団の人をこんなことに使うなんて」
「何お前の為だよ。直哉」
!!
「直哉君動揺しないで」
「そうラビ、霊力の質が落ちてるラビ」
「成る程ね、キュアグレース達がメガ無限にどうやってダメージを与えている霊力の供給源はお前か直哉」
「俺は姿をくらましていた時もお前を見ていたさ」
「お前はただトワ達が直哉お前を逃がした世界の住人だった彼等が偶然見た守護者とお前の力を手に入れる為に動いた連中だっただろう」
「それは・・・」
「「直哉君これ以上あの人の話を聞いたら駄目だよ」そうラビ」
「邪魔をするなキュアグレース」
そして、新生帝国華撃団は、特殊遊撃部隊入りわがままを言ってたな。この世界の人魚のようにな」
「ぐうっ駄目だよ。直哉君そっちに行っては」
「もし隼人さんが、前世の記憶に操られていたら、あの話をして直哉君を追い詰めない筈よ」
「「確かに」」
「そうですね、だとしたら隼人叔父さんは、何か思惑があってブル―として動いていると思っていいのでしょうか?」
「そこは断定するには難しいわね」
「あ、もしかしたら・・・」
「どうしたんですか?のどかさん」
「私達が過去の世界に行ったことによって、7人世界や幼馴染世界の真宮寺直哉直哉君や、紫藤直哉さんに影響を与える事になったからじゃないかな?」
「でも、のどかさん。僕の復活の為に行った幼馴染世界が、確実にブル―となる世界の紫藤直哉さんとは限りませんよ」
「あ、そうか私達が会った紫藤直哉さんは、まだ巴里に行く前だったかも」
「でも、のどかさんの言う可能性も否定できない無いんですよね。ここは融合世界から離れている世界なので」
「「「そう言えばそうだ」」」
「もしかすると、旧世界の誰かがこの世界にいるのかも知れませんね、7人世界の真宮寺直哉君や幼馴染世界の紫藤直哉さんがいて、隼人叔父さんはブル―として活動するしかいないのでは?」
「「「まさかと言いたいけど、ありえそうだね」」」」
「まあ、隼人叔父さんの真意は新生帝国華撃団のメンバーを助けて行けばわかると思いたいですね」
「そうね、まず私達が出来る事は新生帝国華撃団の救出だわね」
「だね、ちゆちゃん後は、初穂さんと神山隊長だよね」
「そうなんだけど、すんなり助けられるかな?」
「確かに、隼人叔父さんが新生帝国華撃団のメンバーを使うとは限ませんし」
「「「そう言われたらそうだね」」」
その頃ブル―は・・・
「よっ久しぶりだなブルー」
「何故お前がここにいる?」