「僕の名前は、ジェミニ・サンライズだよ」
!!
直哉はジェミニの名前を聞き驚いていた。
その直哉の様子を、見ていたのどかが直哉に聞く。
「どうしたの?直哉君」
「いえ何でもないですよ。のどかさん、ジェミニさん今何年ですか?」
「え、今年は1927年だよ。それがどうしたの君?」
ジェミニが直哉に聞く。
「ふむ、ジェミニさん信じられないかもですけど、僕達は約93年後の未来から来た可能性があります」
「ええ――未来からーー」
「はい、そうです」
そう言って直哉は、ポケットから携帯を出してジェミニ見せる。
「うわあ、何それ見た事無いよ」
「ええ――携帯見た事無いの?」
ひなたがジェミニ言って自分のを取り出す。
「あれそれ形が違うね」
暫くして・・・
「うん、君達が未来から来たのは信じるよ。でも何でこの時代に来たの?」
「「「それは・・・」」」
「簡単に言えば未来で事故が起きて、事故に巻き込まれて気がついたらここにいたんですよ」
「成る程ね」
「じゃあ元の時代に戻るのは?」
「今の所戻る手段は無いですね」
「そうなんだ、良ければだけど僕の目的地まで一緒に行かない?」
「「「「「え」」」」」
「いいの?」
ひなたがジェミニに聞く。
「うん、僕もラリーと一緒に旅してるんだけど、やっぱり話せる人がいた方が楽しいからね」
「「「直哉君。直哉っちどうするの?」」」
「わかりました。ジェミニさんの頼みなら喜んで受けますよ」
「アスミさんもラテも良いですか?」
「「はい」ワン」
「ありがとう。あ、ワンちゃんだ可愛い」
そう言いながらジェミニはラテの頭をなでた。
「それではジェミニさんと旅をすることになったので、僕達の自己紹介をしますね」
「僕は紫藤直哉と言います。よろしくお願いいたします」
「私は花寺のどかです」
「私は、沢泉ちゆです」
「私は、平光ひなただよよろしく」
「私は、風鈴アスミと言います」
「わかったよ、直哉にのどかに、ちゆとひなたにアスミだね」
そして自己紹介終わった。
「それでジェミニさんはどこまで旅をするんですか?」
のどかがジェミニに質問する。
「ああ、僕の師匠の遺言で、自分がいなくなったら紐育に行けって書いてあったからね」
「「「ええ――ニューヨークーー」」」
ジェミニの答えに、驚くのどか達だった。
「直哉ここから紐育に行くのにそんなに大変なんですか?」
「うん、この時代の紐育に行くにはかなり時間がかかると思うよ。すこやか市や響さんの世界と違って、その手の技術が発展途上の頃だし」
「そうなのですね。ならプリキュアの事も、ジェミニには秘密ですか?」
「うん、まだ僕達が跳ばされた事で来たここが融合世界の1927年なのかそれとも融合世界より前の世界の1927年なのかその確証がまだわからないから」
「成る程のどか達から聞いてます。直哉を復活させるために過去の世界行った事を」
「うん、そこで僕達と接触した敵がいてね」
そして直哉がその時の事を話し出す。
「おやお姉さんたちも、そこの動物顔の奴と同類なのかな?ピンクのお姉さん」
「「「「早い」」」」
「僕はパトリック様の僕の黙示録の三騎士の一人の白騎士だよよろしくねお姉さん」
「白騎士貴方の目的は何なの?」
「パトリック様が、動物顔の出したあれに興味を持ったからね捕獲するのさ」
「邪魔をするなら4人共殺すよ」
「「「そうはさせないよ。白騎士そこにいるバテデモーダを捕まえさせない」」」
「そうなんだ。お姉さん氏を選ぶんだね。嬉しいな僕人間を殺すのが好きなんだ」
「うええ、そういう趣味はやめた方がいいよ」
スパークルが白騎士に言う。
「うるさいな。黄色のお姉さんから殺そうと」
「来るぞスパークル」
そして3人のプリキュアと雨宮さくらVS黙示録の三騎士の一人の白騎士と戦い始めた。
「そう言う事が、あったんですね」
「ええ、そうですね」
「おーい、直哉にアスミそろそろ夕食にするよ」
「「わかりました」」
そして直哉とアスミは、話を中断し夕食を食べ始めた。