ねえユウナとミリアムと灰色の騎士だっけ、そろそろ教えてくれない。貴女達の事を」
「それは・・・」
「それに君たちの言う黒のイシュメルガだっけ奴も僕達の事を敵として襲っていた節があるしね、狙われるということは僕達と何らかの関係があるはずだよね」
その日の夜から始まった2つのゼムリア大陸の出身者達による情報交換会の筈が・・・
エステルとヨシュアの迫力にエステルとヨシュアが刑事の事情聴取をしているように直哉達は見えていた。
「ねえ直哉君あれは一応情報交換会だよね」
「ええ、その筈ですよ響さんあ、太陽の方の」
「しかしあれでは刑事ドラマでで来るあのシーンにしかみえないぞ」
「へえ翼さんが刑事ドラマを見るんですか?」
「ああ、今度な刑事ドラマのスペシャルにゲスト出演することになったのでな」
「「へえどんな役なんてすか」」
「それかな、刀を凶器として暴れる犯人役だ」
「「ええーー」」
「そこうるさいわよ」
「「ごめんなさい」」
響と直哉はエステルに怒られた。
「エステルさん貴女達のゼムリア大陸では今は何が起きていますか?」
「え、どうだったけ、ヨシュア?」
「先月リシャール大佐が黒幕の事件が解決して、今は結社を追いかけてる所だよ灰の騎士君」
「成る程わかりました。エステルさんヨシュアさん我々は三年後の別のゼムリア大陸から来ました」
「あんですって未来からですって〰」
「それも別のゼムリア大陸だって」
「ええ、我々は今後リベールで結社がやろうとしていることも知っています。結社の目的は・・・」
「おっとそこまでにしてあげてくださいね。灰色の騎士さん。貴方にしたら過去ですけどエステルさんたちにとっては未来なんですから」
「それもそうですね」
「ですがこちらのゼムリア大陸には大きな相違点がありますがね」
「どういう事ですか」
直哉の言葉に灰色の騎士が聞く。
「響さんあの映像の準備をお願いします」
そういわれ響は映写機を出してきた。
映像開始
「おい、女この任務が終わったら俺様と戦えよ。お前の持っている力に興味があるからな」
「だそうだ響、よかったな。劫炎と戦うだけで響の好きな友達になれるぞ火炎魔神と戦った女の称号と共にな」
「ええーー」
「劫炎と戦ったら死ぬかも知れんがな」
「イヤー私はやっぱり呪われているよ直哉君」
「響さん御愁傷様です。死んだらちゃんと供養しますから」
「イヤー見捨てないで」
「クックッあの女は面白いな」
「マクバーン遊ぶのもほどほどにしておけよ」
「そのようだな連中に気づかれたみたいだな」
レーヴェと劫炎がそう言うと直哉達を囲むように大量のノイズが出現した。
「「わわ、ノイズが出たーー」」
響と直哉が戦闘体勢をとる前に二人が動いた。
「さてやるか」
「俺様を楽しませろよノイズ」
マクバーンとレーヴェはノイズと戦いという遊びを始めた。
そして戦いは二人の圧勝だった。
「「ええーー普通の斬撃でノイズを倒せるなんてあり得ないんですけど?」」
「ノイズには炭素化と位相差障壁があってその障壁を何とかしないといけないんですけど」
「ああ、そうだっだな。だが、俺の持ったケルンバイターと火炎魔神の炎にはそんなものは通用しない最初からな」
「あはは、そうなんですね。何この非常識の塊のような世界は、この二人と師匠会わせたら世界が壊れるまで戦うかもしれない」
「絶対会わせたら駄目だ」
響はそういって決意する。
「響さん気持ちは痛いほどわかるから今はゼムリア大陸はそんなものと思った方がいいよ」
映像終了
「な、馬鹿なこちらではあの村の壊滅がノイズの襲撃によるものになっているのですか?
「そうです灰色の騎士これは貴方の知る歴史にありますか?」