「直哉さん来ましたよ」
「ええ――何で君がここにいるのーー?」
「何故ってのどかさんがしましたよね。トワさんに連絡を?」
「ああ、それで君はトワにお願いされて僕達の所に来たんだね」
「はいそう言う事です」
「あのーー直哉君今ゲートから来た子も特殊遊撃部隊の人?」
原作世界ののどかが代表して直哉に聞く。
「ああ、この子は・・・」
「何言ってるんですか、私を呼んだののどかさんなのに」
「へっ・・・」
「夏海まなつちゃん」
「あれおかしいなあ、後ろからものどかさんの声が聞こえる」
!!
「どういう事ですかのどかさん達が2人いるーーー」
「「「「「「あ、気がついて無かったんだ」」」」」」
暫くして・・・
「ここが君達と本来の関係性を持つかも知れない。プリキュアの世界さ」
「そうなんですね。感激です」
「さて自己紹介をお願い」
「私は夏海まなつです。よろしくお願いします」
「「「私達のはまなつちゃんが知ってるからいいかな?」
「はい、構いませんよのどかさん」
そして暫くのどか達が一般的な話をしている頃・・・
「ワイズマンの言っていた僕を簡単に殺す実験は、ワイズマンが率先してやる必要性を感じない。以前のワイズマンの言葉を信用すると」
「ワイズマンの言葉だからこそ深く考えてしまってるな」
「直哉君大丈夫?」
その時融合世界ののどかが直哉の所に来た。
「あ、のどかお姉ちゃん。今ワイズマンの言葉について考えてました」
「「「ワイズマンここから私達が相手よ」」」
「フフ、良くあの世界から帰還できたものだな。キュアグレース」
「正直危なかったけどね、ワイズマン貴方でしょ。ブルーにあの世界の事を教えたのは?」
「正解だ。キュアグレースよ、そしてお前達と新生帝国華撃団の状況を見て、ブルーに気づかれないように奴等をあの世界に転移させたのさ。その時に紫藤飛鳥と、真宮寺薫がついて来たのはいい意味での誤算だったがな」
「やっぱりあのタイミングで新生帝国華撃団の居場所がわかったのは意図的だったのね」
「そう言う事だよキュアフォンテーヌ」
「相変わらず陰険手を使ってくるんだから」
「すまんな、キュアスパークルその時の研究題材が、どうすれば紫藤直哉を簡単に殺せるかと言う研究だったからな」
「僕はその時のワイズマンの言葉に違和感を感じたんです」
「え、違和感を?」
「はい、もしかしたらワイズマンを使って僕を殺そうとする勢力が出来たのかも知れません」
「「ええ――」ラビ」
「まあ僕の事を狙う人はそうそういないと思いますけど、強いて言うなら2人のキングビョーゲンくらいじゃないですかね」
「確かにそうかも、後は明確に敵対と言う感じじゃないね」
「ええ、後は結果的にと言う形での敵対でしたし」
「そうですね、イヨとかの行動を見ると本当に今の僕にとっての敵なのか疑いたくなりますが」
「あと、のどかお姉ちゃん覚えてますか?」
「のどかお姉ちゃんこの風鈴アスミさんは4人目のプリキュアでラテのパートナーなんですよ」
「「ええーー」ラビ―」
「でもでも、直哉君まだ生まれてないって言ったよね」
「ええ、僕も原作世界のすこやか市と接触した事により全てがリセットされたと思ってましたよ」
「だから生まれてもないと考えていましたが・・・アスミさんどうしてこのタイミングで来たのですか?」
「それは、ラテのお母さんが直哉さんに迫る危機から守ってほしいと頼まれたんです」
「「ええーー」」
「僕に迫る危機ですか?」
「はい、ビョーゲンズやノイズ達とは異なる脅威からです」
「つまりアスミさんは直哉君とラテを守る為にヒーリングガーデンから来たんですか?」
「「ああ、覚えてるよ」ラビ」
「もしかしたらそう言う者がワイズマンを利用しているとも考えられるけど、今それを考えても仕方ないですけど」
「そうだね」