メガビョーゲンとの戦いの翌日・・・
「響さんお待たせしました」
「ごめんね直哉君」
「いえ、いいんですけど響さん学校は?」
「ノイズ以外の怪物が出た地域も含めて全校休校だから、弦十郎さん達が、私と直哉君に呼び出しがあったんだよ」
「成る程、そう言う事ならこの国の政府の人間が来るかもしれませんね」
「そうかもね」
「そして、政府の大臣が響さんに特殊遊撃部隊をやめてこちらにつけとか言いそうですね」
「あはは、漫画じゃ無いんだから無いと思うよ」
そして、響と直哉が話していた天海が二課の中で行われるとは知らない二人だった。
二課司令室・・・
「よく来てくれ・・・」
「おお、君が立花響君か・・・合格だ。今すぐ私の部隊に・・・ぐっはーーー」
「私は、そう言う事をされるために呼ばれたんですか?弦十郎さん」
「ああ、違うんだ大臣が勝手に言いだしたんだ」
「しかし、防衛大臣きれいに気絶してるぜ」
「ああ、きれいな一撃だった。見習わなければ」
「ちなみに何を見習うんだ?」
「権力に負けない力持つ事だな」
「成る程な」
「来てすぐこんな事に付き合わされるなんて、私は直哉君から離れるなんて絶対しないのに」
「それはともかく弦十郎さん。僕達を呼んだ理由は何ですか?」
「ああ、それは昨日の怪物が行動するたびに発生していた現象は何なんだ」
「ああ、それは地球を蝕んでるんですよ」
「「「「地球を蝕む?」」」」
「あの怪物は星を病気にするウイルスなんですよ」
「「「「はあーーー」」」」
「ええ、皆さんの反応はよくわかりますが、事実ですから」
「じゃあ、昨日響のほかにいた4人の女の子らしい者がお医者さんと言う事か?」
「ええ、そう言う認識で良いですよ。奏さん」
「まあ、こちらの人類は、もしかしたら自分達の手で星すら破壊するかもしれませんが」
「それは否定できんな。今までは政府が機密にしていたシンフォギアについてについてもとある国からの、横やりがひどくなったから今回政府を代表して来た大臣を、響君が気絶させるとはな」
「あっすみません」
「何気にするな非はこちらにあるからな。それに輸送が決定してないからな」
「あはは、すみません」
「あ、そうだ翼さん戦いますか?」
「へっ今からか」
「ええ、翼さんが私が、手伝う事に納得していないようですし」
「いや、正直立花とは戦いたくない・・・」
「え、どういう事です?」
「実はな響と蝶の記録を翼が見て、響恐怖症を発症しててな」
そう奏が言う。
「ああ、あの時は私自身もあの力の制御が出来ずに、一時的に暴走状態になってましたし」
「「「「あれが暴走状態だと」」」」
「ですけどその問題は既に解決しました」
「それが昨日貴女が纏っていたガングニールの色違い?」
「そうですよ。了子さん・・・もしくはフィーネさんですか?」
「成る程ね、今は了子よ」
「わかりました了子さん」
「他に質問が無ければ僕は少し、用事があるので失礼しますね」
「ああ」
そして直哉は二課から出て行った。
その日の夜・・・
ウ――ウ――
「この周辺にノイズが大量発生しました。近くのシェルターに市民の方は向かって・・・」
その直後防災無線が切れた。