「「「直哉君この警報は」」」
深夜に警報が鳴りのどかとちゆとひなたが起きて直哉のいる部屋に来た。
「これは想定以上の数のノイズがソロモンの笛から出されてますね」
「「「ソロモンの笛」」」
「と言う事は、ワイズマンの仕業?」
「違いますよ。ちゆさん恐らくフィーネ側にいる人物のせいですね」
「恐らくこの騒動の本命は響さんの捕獲でしょう」
「「「ええーー」」」
のどか達は直哉の言葉に驚いていた。
「「「そんな」」」
「このイベントは僕と響さんの知ってるイベントですし、そこまで気にしなくても」
「そうかもしれないけど、ノイズが直哉君想定より多いて言ったよね」
「ええ、言いましたけど・・・」
「まさかのどかさん。イベントに寒けない所でのノイズを僕達で倒すつもりですか?」
「うん駄目?」
「駄目ではないですけど、プリキュアでノイズを倒す所を見られるのは正直に言えば、避けたいんですよね」
「確かにこの状況は直哉君がまなつちゃん達に話した状況かもね」
「そう言えばそうかも」
「それで、これから今回救出出来たあざみちゃんについてだけど、出来れば君達の所に預かってくれるかな?」
「ええ――またですか?直哉さん達は助けにここまで来たのに」
まなつが直哉に聞く。
「はは、恥ずかしいんだけど、さくらさん達が消える前にさくらさん達の部隊の隊長とちょっとした喧嘩別れをしててね、隊長が見つかるまではさくらさん達は、僕達と行動したりすると、また喧嘩になりそうだから」
「ああ、成程直哉さんはそうみられるのを避けたいのか」
「どういう事?」
「自分より他の人を優先して助けたと思われるですよね?」
「普通はそう考えない人でも、喧嘩相手だと素直になれない事もあるからね」
「君達を利用する形になるけど」
「えー―でもそれってブルーがそう言う順番で戦わせた結果じゃん。べつに直哉さんが決めて助けてないじゃん」
「事実では、そうでも人はそう考えても納得できないのよ」
「面倒ね。人間て」
「まあそう言わないでローラ」
「まあ、その辺はまなつちゃん達は気にしなくていいからね」
「ここはシンフォギア世界で今は本格的に、他の敵が介入していないから直哉君も判断が難しいのね」
「ええ、先ほどちゆさんが例に挙げた神山さんが助けようとした子に関しては助かるのがわかってたんで、止めたんですけど今回の街に出るイベントは本来は無いんですよね」
「「「え、どういう事?」」」
「本来響さん捕獲作戦はこんな広範囲ではしないんですよね」
「ですが僕達の響さんが、捕獲対象ですので、広範囲にノイズを出して響さんを孤立させるつもりだと思います」
その頃響は・・・
「よう、初めましてだな融合症例、悪いがお前を捕獲させて貰うぜ」