新たな融合世界   作:真宮寺さくら

771 / 3125
デュランダル輸送任務中止後

「うーんここは」

 

「あ、グレース起きたのねよかった」

 

 

「あ、ちゆちゃんここは?」

 

「ここはホテルの中よグレース」

 

「どうして私プリキュアのままなの?」

 

 

「グレース覚えてる?貴女が夜叉との戦いを?」

 

 

「うん」

 

 

「今度こそお前達を殺してやる」

 

「私達は死なない。フォンテーヌ、スパークル、アース夜叉は任せて、3人は残りの敵をお願い」

 

「「「了解」」了解しました」

 

 

「行くぞ、キュアグレース」

 

 

「破邪剣征・桜花放神」

 

「直哉君行くよ」

 

「はい」

 

「「破邪剣征・桜花放神」」

 

「そうだったなお前も霊力を持っていたな。キュアグレース」

 

そして2つの破邪剣征・桜花放神のぶつかりによって爆発が起こった。

 

「うおおお」

 

「きゃあああ」

 

「その後の事は覚えてないんだけど」

 

 

「あのねグレースあなたが、プリキュアのままなのは直哉君が治療中なのよ貴女の体内でね」

 

 

「え、直哉君が」

 

 

「そう、ほぼ同時に起きた2つの事が原因でね」

 

「1つは夜叉との戦いの爆発と、もう1つは響さんの暴走による直哉君の肉体への反動のダメージによってね」

 

 

「そんな直哉君は大丈夫なの?」

 

 

グレースがちゆに聞く。

 

「それは安心して直哉君のダメージはグレースの体内で順調に回復してるから。ただ2人分のダメージを軽減出来なかったからね」

 

「そうなんだ。それより響さんの暴走ってだいじょうぶなの?」

 

「それは響さんの意図的によって起きた事だから」

 

 

「ああ、そうしないといけない流れでしたんだ」

 

「そういう事よ」

 

「じゃあ、響さんと未来さんは?」

 

 

「喧嘩別れ中よ」

 

 

「え、まさかそこまでしてるの」

 

 

「喧嘩しないとクリスさんと未来さんが会わないとまずいみたいよ」

 

「成る程」

 

その頃二課では・・・

 

 

「まさかこんな事になるとはな。響君が暴走したとはいえデュランダルが覚醒しかけるとは」

 

「司令立花は大丈夫なんですか?」

 

「ああ、彼女は気がついてここを出たのだ」

 

!!

 

「あれだけのケガをしているのにここを出たのですか?」

 

 

「そうだ、翼響君が持つガングニール・シャドーには、響君の肉体を治療する機能も付いていたんだ」

 

 

「何ですって」

 

 

「そう言えば、翼奏はどうした?」

 

 

「あ、奏は消えた立花を追いかけています」

 

 

「そうか俺達もガングニール・シャドーにあんな機能があるとは思わなかったが」

 

 

その頃響は・・・

 

 

「さてと予定通りに未来と喧嘩したし、後は未来がクリスちゃんを見つけてフラワーに行ってればいいけど・・・その前に奏さんをどうにかしないと」

 

 

「やっと見つけたぞ響。まだ傷が完治してないんだから出歩くなよ」

 

 

「ああ、言ってませんでしたね、私のギアガングニール・シャドーには奏者が受けたダメージをも自動的に治療してくれるので、二課での治療は不要ですよ」

 

「何だと!!ギア自身が治療してくれるのか?」

 

「そうですよ以前直哉君から聞いてると思いますけど、ガングニール・シャドーは奏者を自分で決めると」

 

 

「ああ」

 

ギアが選んだ奏者にはギア自身も最大限協力してくれるんですよ。奏者が動けない状況にならないようにね」

 

 

「だからもう私の体は、完治してるんですよ」

 

 

響と奏が話している頃未来は・・・

 

 

 

 


▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。