「うーんここは」
「あ、グレース起きたのねよかった」
「あ、ちゆちゃんここは?」
「ここはホテルの中よグレース」
「どうして私プリキュアのままなの?」
「グレース覚えてる?貴女が夜叉との戦いを?」
「うん」
「今度こそお前達を殺してやる」
「私達は死なない。フォンテーヌ、スパークル、アース夜叉は任せて、3人は残りの敵をお願い」
「「「了解」」了解しました」
「行くぞ、キュアグレース」
「破邪剣征・桜花放神」
「直哉君行くよ」
「はい」
「「破邪剣征・桜花放神」」
「そうだったなお前も霊力を持っていたな。キュアグレース」
そして2つの破邪剣征・桜花放神のぶつかりによって爆発が起こった。
「うおおお」
「きゃあああ」
「その後の事は覚えてないんだけど」
「あのねグレースあなたが、プリキュアのままなのは直哉君が治療中なのよ貴女の体内でね」
「え、直哉君が」
「そう、ほぼ同時に起きた2つの事が原因でね」
「1つは夜叉との戦いの爆発と、もう1つは響さんの暴走による直哉君の肉体への反動のダメージによってね」
「そんな直哉君は大丈夫なの?」
グレースがちゆに聞く。
「それは安心して直哉君のダメージはグレースの体内で順調に回復してるから。ただ2人分のダメージを軽減出来なかったからね」
「そうなんだ。それより響さんの暴走ってだいじょうぶなの?」
「それは響さんの意図的によって起きた事だから」
「ああ、そうしないといけない流れでしたんだ」
「そういう事よ」
「じゃあ、響さんと未来さんは?」
「喧嘩別れ中よ」
「え、まさかそこまでしてるの」
「喧嘩しないとクリスさんと未来さんが会わないとまずいみたいよ」
「成る程」
その頃二課では・・・
「まさかこんな事になるとはな。響君が暴走したとはいえデュランダルが覚醒しかけるとは」
「司令立花は大丈夫なんですか?」
「ああ、彼女は気がついてここを出たのだ」
!!
「あれだけのケガをしているのにここを出たのですか?」
「そうだ、翼響君が持つガングニール・シャドーには、響君の肉体を治療する機能も付いていたんだ」
「何ですって」
「そう言えば、翼奏はどうした?」
「あ、奏は消えた立花を追いかけています」
「そうか俺達もガングニール・シャドーにあんな機能があるとは思わなかったが」
その頃響は・・・
「さてと予定通りに未来と喧嘩したし、後は未来がクリスちゃんを見つけてフラワーに行ってればいいけど・・・その前に奏さんをどうにかしないと」
「やっと見つけたぞ響。まだ傷が完治してないんだから出歩くなよ」
「ああ、言ってませんでしたね、私のギアガングニール・シャドーには奏者が受けたダメージをも自動的に治療してくれるので、二課での治療は不要ですよ」
「何だと!!ギア自身が治療してくれるのか?」
「そうですよ以前直哉君から聞いてると思いますけど、ガングニール・シャドーは奏者を自分で決めると」
「ああ」
ギアが選んだ奏者にはギア自身も最大限協力してくれるんですよ。奏者が動けない状況にならないようにね」
「だからもう私の体は、完治してるんですよ」
響と奏が話している頃未来は・・・