市街地で3人のシンフォギア奏者が偶然に共闘している頃・・・
プリキュア達がいるホテルでは紫藤直哉の治療が終わっていた。
「あの皆さん僕がいない間どこまで進みました?」
そしてちゆが直哉に説明した。
「成る程クリスさんが、フィーネ側から抜けたんですね」
「そうみたいよ直哉君」
暫くして・・・
「ただいま直哉君」
直哉達のいるホテルに響が来た。
「あれ、響さんどうしてこちらに?」
「直哉君ごめん。クリスちゃんに、異世界の人間て事がばれちゃった」
「成る程そうなんですね。まあ問題は無いですよ響さん」
「それでクリスさんが僕に会ってみたいと言ってるんですね」
「うん、最初は私もクリスちゃんを二課に託して帰ろうとしたら・・・」
クリスちゃんが響がここに所属してるなら手伝うと言って」
「成る程、クリスさんは響さんの強さに興味と言うか憧れた可能性がありますね」
「ええ――」
「それってやっぱり」
「よう、初めましてだな融合症例、悪いがお前を捕獲させて貰うぜ」
「何で私を狙うの?」
「お前の体とギア話欲しがる奴がいるんだよ覚悟しろよ」
「いやだよ、私のギアと体は誰にも渡さないよ」
「だったら仕方ねえ実力行使だ。お前の仲間は暫く来ないぞ」
そう言って謎の少女が響に攻撃をする。
「え・・・」
「フン」
「がああああ。何が起きた?フィーネの情報だと、戦いは素人の筈だ」
謎の少女は響の攻撃を受け、吹き飛ばされた。
「くそ、フィーネの野郎何が簡単な仕事だよ行けノイズども奴を取り押さえろ」
謎の少女がノイズに命令するが・・・
「フン」
響が、1体のノイズを撃破すると他のノイズもすべてがノイズがほぼ同時に撃破された。
「なっ馬鹿な奴は1体にしか攻撃してないのに全てのノイズがやられたんだ」
謎の少女にとっては信じられない事態を響が、起こしていた。
「これが原因?」
「でしょうね」
「やっぱり――」
「響さん落ち着いて、ガングニール・シャドーの許可を出したトワにクリスさんの件の責任は、あるので気にしないで」
「本当?」
「ええ」
「ああ、良かった。クリスちゃんを連れて来る羽目になったけど許して」
「「「ええーー」」」
のどか達は響の言葉に驚く。
「はあ、仕方ありませんね響さん。弦十郎さんにいいように使われてますね。弦十郎さん貴方も大人なんですから、いくらクリスさんの情報を得るためとはいえ、こういう事はやめてくださいね」
二課では・・・
「ぐっばれていたのか」
!!
「司令大変です。立花響ちゃん達ホテルにいる筈のメンバー全員の反応が消えました」
「そうか・・・政府が彼等の情報を得ようとした事を直哉君は知っていてうごいたか」
「この件に関しては世界各国が動き過ぎたな」
「やはりあの時の事が原因でですか?」
「ちょっ立花良いのか?あの子達はお前の仲間なのだろう?」
翼の乗る車も響と了子の車と同様に動き出す。
「旦那ここは私が残る。旦那は輸送任務の方を頼む」
「しかし奏」
「私には響や紫藤直哉の言う世界の流れを守ると言う意味がよくわからない事もあったが、今回流れを変えようとする者が言ったあの女と言う言葉を聞いて私達の行動の結果次第で、私達も彼女達の敵になるかもしれないと言うのがわかったよ」
「・・・そうだな」
「だけど、私達の行動が決められた事だけを、紫藤直哉は求めているわけでなく。響のギアにしろ異世界の件にしろ本当なら教える必要が無い筈だ」
「確かにな」
「だが私達3人には、教えてくれた。だから私は語られる事の出来ない戦いだから見ておきたいんだ」
「そうか・・・」
「やれやれ私は、グワイワルを連れて帰りたいだけなんだかな」
「ああ、あれにより世界各国が異世界の敵対組織同士の戦いを実際に見たからな」
「そして彼等もその事を知りこちらで話すより彼等の世界で話した方が良いと言う判断をしたのだろう」