エステルとヨシュアは灰の騎士とユウナ達との話が終わり一度自分達の世界に戻っていた。
王都グランセルの宿屋・・・
エステルさん貴女達のゼムリア大陸では今は何が起きていますか?」
「え、どうだったけ、ヨシュア?」
「先月リシャール大佐が黒幕の事件が解決して、今は結社を追いかけてる所だよ灰の騎士君」
「成る程わかりました。エステルさんヨシュアさん我々は三年後の別のゼムリア大陸から来ました」
「あんですって未来からですって〰」
「それも別のゼムリア大陸だって」
「ええ、我々は今後リベールで結社がやろうとしていることも知っています。結社の目的は・・・」
「「まさかもうひとつのゼムリア大陸の正体が未来のゼムリア大陸とはな」」
「ええそれには私もヨシュアも驚いたわ。それに私達をゲート内で襲ったのは黒のイシュメルガの魂らしいわ」
「ナオヤ・ブライトお前はこの情報を信用できるか?」」
「ああ、信用しても良いだろう」
「何故、そう言える?」
「エステル、ヨシュアお前達にリベールで起きるという出来事を伝えようとした男は灰の騎士で間違いないんだな」
「「ええ、そうよ」そうです」
「でも紫藤直哉さんに止められたけどね」
「エステル、ヨシュア、そしてシャーリィ、今から俺が話すことは他言無用で頼むぞ」
「「「はい」」」
そしてナオヤ・ブライトは話し出す。
「嘘、私達の世界が外史的なものだなんて」
「それは本当なのか?」
「ああ、俺もグノーシスの被験者として捕まった経緯のおかげでな、俺の場合は本来の流れと俺達の歴史の違う点を見ることは出来るだけなのさ」
「だからレオンハルトお前と劫炎が本来ノイズと戦う事はないはずだった。だが、ノイズが現れたことにより俺達のゼムリア大陸は本来の流れとは違う流れになってしまったのさ」
「でも、俺としてはこの四人で協力出来ることが俺は嬉しいがな」
「お兄ちゃん私は」
「ああ、5人だったなすまん」
「わかればよろしい」
「恐らく今後は中心世界に行くのは俺とシャーリィが受け持とう」
「ええ…なんで?」今のエステルとヨシュアでは圧倒的に経験が少なすぎる」
「責めてレーヴェ達の福音計画を止めるくらいまで鍛え上げないと死ぬぞ」
「「そこまで強いの」か」
その頃帝都観光をしているのどか達は・・・
「ふあーあれはなんですか?」
「あれは蒸気自動車と蒸気機関車だよ。
「三人の世界で言えば、自動車と電車になると思うよ」
「へえ、こちらでは蒸気機関関連が発達してるんですね」
「そうだね、後呪術的な物もあるけど」
「ねえねえ直哉さん今度はどこに行くの?」
ひなたが直哉に聞く。
「大帝国劇場という劇場に行くよ」
「「「大帝国劇場」」」