新たな融合世界   作:真宮寺さくら

784 / 3124
今回の話には以前こちらでも投稿していた作品サクラ大戦来訪者は私の幼馴染の中で登場していたクロスオーバー作品の1つである魔法少女リリカルなのはの世界についての話が出ます。

ご了承下さい。




薫と直哉3

「時空管理局の最大の汚点と言う事件から君達が生まれるまでに君達の両親は色んな尽力をしてたんだね」

 

 

「ええ、私も飛鳥ちゃんも今やっと両親のした事の凄さを知ったので」

 

「その辺は仕方ないよ、2人共生まれてなかったんだから」

 

「それはそうなんですけどね」

 

「そして私達は、ミッドチルダで生まれ、私は飛鳥ちゃんと一緒に高町なのはの家族として生活をしていました」

 

「そうなんだ、君達がミッドチルダで生まれた理由は、ブルーが君達の両親を殺そうとしているのがわかってたの?」

 

「どうやらそのようですね。そして1週間後私達はミッドチルダで両親は帝都で暮らす事となり、両親はそれからすぐに殺されたそうです」

 

 

「そうだったのか」

 

「それじゃあ君達は実の両親と暮らした記憶も無いんだね」

 

「ええ、ありません」

 

 

「私達の中にある古い記憶は、私達の世界を守る為に過去の世界の両親を守る為に、タイムスリップした事ですね」

 

 

「君達もかなり苦労してるんだね」

 

「ありがとう薫ちゃん。色々教えてくれて、それに過去の紫藤直哉がどういう事を体験したのかもわかったからね」

 

 

「いえ、私の方もすみません。直哉さんには直哉さんの生活があるのに、私達が無理やり父親にしてしまって」

 

 

「あ、うん僕個人的には真宮寺さくらさんには恋愛感情は無いから」

 

「あ、そうだったんですね」

 

 

「うん、自分生きられるなら、帝都じゃなくすこやか市で残りの人生を暮らせたらいいなと思ってるよ。1人でね」

 

「薫ちゃんや飛鳥ちゃんを否定するつもりじゃないけど僕は融合世界の為存在と考えてるから誰かと結婚や、自分の子供を作ると、面倒な事を子供に押し付ける事になると考えたら僕は1人の方が良いと思わない?」

 

 

「・・・まあ、世界に余計な混乱を与えないと言う事を中心に考えると直哉さんの言ってるのは正しいと思いますけど、人としては最低ですね」

 

 

「なっ!!」

 

「直哉さん今までの事件や事故を全てを直哉さん1人の力で解決しました?」

 

 

「それは・・・」

 

「誰かの力を借りて解決したのなら、関わった人達は少なくとも直哉さんを一人にはしないと思いますよ」

 

 

「それに私と飛鳥ちゃんは、のどかお姉ちゃんから、16番目のプリキュア世界での時の事を聞いてますよ」

 

 

「あの時の私達と直哉さんは、他人だったのに体調を壊すほど私達を助けようとしてくれたんでしょう?」

 

「それは・・・」

 

 

「でも結果的には君達2人を助けたのは、ルオゾールだよ」

 

 

「おおおお、ヴォルクルス様多少は違う所がありますが、ヴォルクルス様に間違いありませんね」

 

「うん、ヴォルクルス様の中に異物がありますね3つほど・・・いや2つだけ邪魔ですから排除しましょう」

 

そう言ってルオゾールは、ヴォルクルスの中にある飛鳥と薫のやる気をヴォルクルスの中から排除した。

 

それに伴い飛鳥と薫は、直哉達とブルーが想定外の仕方で復活するのだった。

 

 

「確かに結果だけを見れば直哉さんの言う通りルオゾールですけど」

 

 

「特殊遊撃部隊の皆が、16番目のプリキュア世界に来てなかったら直哉さんの叔父さんによってあの世界はもっと酷い事になっていたと思いますよ」

 

 

「確かにそれは否定出来ないけど」

 

 

「だから直哉さんが私達の為に来てくれたと言う事だけで嬉しかったですよ」

 

 

「薫ちゃん」

 

 

その頃のどか達は・・・

 

 

 


▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。