そして浮き輪型ヤラネーダが浄化された筈だった。だが・・・」
「ヤラネーダヤラネーダ」
「「「「「ええーー嘘――浄化した筈なのに」」」」」
サマー達の背後に再び浮き輪型ヤラネーダが現れた。
その頃タコ型メガビョーゲンと戦ってるグレース達は・・・
「直哉君これは?」
「やはりこのタコ型メガビョーゲンも単純に浄化しても恐らくすぐに、新しいメガビョーゲンを召喚されるでしょうね」
「だとすれば今出ているメガビョーゲンの本体は。まさか・・・召喚ゲート自体と言う事?」
「恐らくは、あの時に似ていますね。日本橋の地下の時と」
「そう言われたらそうだ」
そしてグレースがその時を思い出す。
3人のシンフォギア奏者の同時攻撃を受けたネフィリムは機能を停止した。
「今です。フォンテイーヌさんスパークルさん、グレースさん。今こそゲートを浄化してください」
「「「ええーーどういう事直哉君」」」
「私達がやるより響さん達の方がいいんじゃないの?」
「いえ、僕も今気づいたんですけど、日本橋の地下のゲートはどうやらメガビョーゲンのようなんです」
「「「「「「ええーー」」」」」」
直哉の発言にその場にいる全員が驚いていた。
「まさか、今回も召喚ゲートがメガビョーゲンやヤラネーダの本体なの?」
「いえ、確証があるわけではありませんけど」
「でも、その可能性が高いんだよね?」
「ええ、それはそうだと思いますけど、今回は地形とうまくカモフラージュされているので、時間が必要です」
「そんな」
「ラビ、どうにか出来ないラビ?」
時を少し戻して・・・
その頃の二課では・・・
プリキュアとゼンゼンヤラネーダの戦いを見ていた。
「ハートカルテットリング!」
「とびだせ!元気なハート!」
「やさしいハート!」
「かしこいハート!」
「燃え立つハート!」
「ハートドキドキ!」
「「「ドッキング!」」」
「「「「プリキュア!ミックストロピカル!」」」」
「「「「ビクトリー!」」」」
そして浮き輪型ヤラネーダが浄化された筈だった。だが・・・」
「ヤラネーダヤラネーダ」
「「「「「ええーー嘘――浄化した筈なのに」」」」」
サマー達の背後に再び浮き輪型ヤラネーダが現れた。
「「「「何だと」何だって」」」
弦十郎達は、再び出て来た浮き輪型ゼンゼンヤラネーダに驚いていた。
「一体どういう事だよ?私にはあの怪物は確かに倒されたように見えたぞ」
「私にも見えたよ奏」
「うん、これはもしかして・・・あおいさんすみません蘇った怪物の下を見せてください」
「え、わかったわ」
!!
「やっぱりそうか・・・直哉君聞こえる」
「え、響さんどうしたのですか?」
「直哉君今いるメガビョーゲンやゼンゼンヤラネーダを召喚しているゲートは最初に現れた地点の海の中にあるよ」
「ええーーそうなんですか」
「うん二課の人に手伝って貰ったから間違いないよ」
「わかりました」
そして響からの情報を直哉がサマー達に伝えグレース達とサマー達はもう一度メガビョーゲンとゼンゼンヤラネーダを浄化し召喚ゲートの場所を把握して三度召喚ゲートを巻き込む形で浄化技を撃った。
「ハートカルテットリング!」
「とびだせ!元気なハート!」
「やさしいハート!」
「かしこいハート!」
「燃え立つハート!」
「ハートドキドキ!」
「「「ドッキング!」」」
「「「「プリキュア!ミックストロピカル!」」」」
「「「「ビクトリー!」」」」
「アースウィンディハープ」
ハープをとり出すアース。
「舞い上がれ!癒しの風!プリキュア・スカイヒーリングハリケーン!」
「「「トリプルハートチャージ!」」」
「「届け!」」
「「癒やしの!」」
「「パワー!」」
「「「プリキュア!ヒーリング・オアシス!」」」
「「ヒーリンググッパイ」」
「「「「お大事に」」」」
そして2組のプリキュアの浄化技によって召喚ゲートを含めて浄化することが出来たのだった。