「くっ囲まれた」
「もうダメなんですわこの状況では」
「光武があれば」
「二人とも、諦めなければこんな状況は平気へっちゃらさ」
「ふんいきがりおって」
その時声が空からした。
「あーそのセリフ私のーー」
「なんだーー」
「ふん」
「ゲーー」
「こんなところでおばちゃん吐いたら、みっともないわよ」
その時紅のミロクにグレ響のミロクの腹部への一撃でミロクは膝をついた。
「おい、二人の響急いで銀座に戻るぞ」
「待ってくれ響君銀座で何が起きてるのかい?」
「大神さん。今銀座にメガビョウゲーンが出現しています。私達はこちらに到着する帝国華撃団が到着するまでの援護を直哉さんから依頼されたので来ました」
「「「何だってーーメガビョウゲーンが銀座に」」ですって」
「メガビョウゲーンの方は気にしないで今は、目の前にいる黒之巣会に集中してください大神さん」
「ああ、わかった響君」
「くっおのれーー」
「おや、年のわりには回復が早いねおばちゃん」
「誰がおばちゃんだー許さんぞ小娘共ーー」
「流石もう一人の私だ。人を怒らせるの上手いな」
「残念だが、私達の役目はここまでだおばちゃん」
「何だと!!」
グレ響の言葉に反応をしたミロクが空を見ると、そこには帝国華撃団が持つ飛行船の翔鯨丸が存在し帝国華撃団のそれぞれの光武が地上に降り立つのだった。
「「「「帝国華撃団参上!!」」」」
「おいおい皆と結構離れてるぜ」
「さくらさんもう少しなんとか出来なかったの」
「すみません。地形的にここしか降りられなかったんです」
「全く」
「仕方ない。別れてミロクを倒すぞ皆」
「「「「「「了解」」」」」」
「それでは大神さんこちらは帝国華撃団に任せますね」
「ああ、任せてくれ」
そう言って二人の響はサイバスターに飛び乗り銀座に向かうのだった。
その頃銀座周辺では・・・
「メガビョウゲーン」
「やっぱり来たね。プリキュア、ここはお前達の世界じゃないのに」
「「「ダルイゼン、どうして中心世界に来てるの?」」」
「簡単に教えるわけないだろプリキュア」
「やれメガビョウゲーン」
「メガ・・・ビョウゲーン」
ダルイゼンがメガビョウゲーンに言うと、メガビョウゲーンは信号それぞれから赤色の光を三人のプリキュアに浴びせるとプリキュアに異変が起きた。」
「「「動けない」」」
「これはどういう事ラビ?直哉」
ラビりんが直哉に聞く。
「恐らくだけどあのメガビョウゲーンは信号機と同じ意味合いを持ってると思う。つまり赤色の光を浴びたままだとグレース達は動けなくなり・・・」
「メガビョウゲーン」
メガビョウゲーンは両手を使い、プリキュア達に攻撃を与える。
「「「きゃああああ」」」。
体が動かせないプリキュア達は防御も取れなくなってメガビョウゲーンの攻撃をまともに受けてしまっていた。
「なんとか出来ないラビ?」
「うーん、全員が捕まっている状況だから厳しいけど諦めたら駄目だよラビリン」