キュアアースとキュアグレースが山にいるメガビョーゲンを捜索する前・・・
原作世界のシンドイ―ネが山の木々をメガビョーゲンに変えた後何かの装置を使い特殊な結界みたいなものを発動した。
「こんな物で本当に紫藤直哉を無力化出来るのかしら?キングビョーゲン様が、ワイズマンに特殊なナノビョーゲンを2体貰ってそれを使えと言われたけど、確かに効果はあるみたいね」
「融合世界のプリキュアしか感知しないと言ってたのは本当のようね」
「都合よく紫藤直哉はこちらに来てるからそろそろ彼の力を完全にとは行かなくても力を奪える筈ね」
そう言った直後原作世界のシンドイ―ネビョーゲンキングダムに一度戻った。
その頃キュアグレースとキュアアースは・・・
!!
「ちょっと待ってくださいグレース」
どうしたの?アース」
「この山に入ってから、直哉の力の加護が無くなりましたよ」
「「ええーー」ラビ」
キュアグレースは、アースにそう言われ、自分の体を調べた。
「本当だ、直哉君の力がほとんど感じない」
「直哉君大丈夫?」
「・・・」
キュアグレースが直哉に呼びかけるが、直哉は反応をしなかった。
「アースどうしよう?直哉君と話が出来ないよ」
「落ち着いてくださいグレース。ひとまずメガビョーゲンの所に行きましょう。その道中で私達から消えた直哉の力の原因を調べましょう」
「・・・そうだねアース」
そしてグレース達はメガビョーゲンの捜索を開始した。
暫くして・・・
「はあ、はあどうしたんだろ?私ラビリン、ラビリンは大丈夫?」
「ラビ変身は維持できるけど、きついラビ」
「やっぱり原因は直哉君の力が無いからかな?」
恐らくそうラビ直哉が,以前言った誓約の影響かもラビ」
そう言ってラビリンはグレースに言う。
「それとラビリンとのどかさん」
「「何?直哉君」何ラビ」
「僕の霊力による体調変化は無いですか?僕がのどかさんの体内に入った事により誓約が進んでしまい、僕とのどかさんとラビリンの間に僕の霊力を共有出来るようになったので」
「ええーー」ラビ」
「だとすると、今回の襲撃は直哉の力をいかに無力化出来るかを検証しているのかもしれませんね」
「ワイズマンが」
「「ありそうで怖いよ」ラビ」
「でもそう考えると、原作世界のグワイワルのあの言葉が気になるよ」
そう言ってグレースが言う。
「「あれがワイズマン」」
「直哉君達の敵でありながらビョーゲンズの協力者なのね」
「ああ、そう言えばこちらのフォンテーヌとスパークルは初めましてですね」
「おい、ワイズマン挨拶はいいだろ、俺様あれを試したいのだがいいか?」
「いえ駄目です。まだその時では無いので」
「私達が到着する前にワイズマンが、もう1人の私達に言ったみたいだから」
「成程、だとすると直哉の力をある程度解析され霊力を打ち消す装置の実働実験をしている可能性がありますね」
「つまり私と直哉君がここに来るように仕向けられたって事?」
「ええ、恐らくは」
「そう考えると、原作世界のラテが感知をしなかったのかの理由が見えましたから」
そしてアースがその時の事を思い出しながら話す。
「うん何を聞けばいい?」
「原作世界のラテはこの事を知っているかを」
「ラテわかるかな?」
「それは気づいて無いラテ、1つは公園の方にいるラテ、もう一つは山の方にいるラテ」
「ありがとうラテ、ではひなたお姉ちゃんとちゆお姉ちゃんは、原作世界ののどかさん達に合流して下さい。僕とのどかお姉ちゃんとアスミさんで山の方に行きますから」