「「ああ、そう言えば」ラビ」
「恐らく原作世界のキュアグレース達がワイズマンと原作世界のグワイワルの言葉の意味がこの実験だとは思いませんか?のどかとラビリン」
「確かにそうかもしれない」
「以前は直哉をどうすれば殺せるかの実験で、今回は直哉の力を封印した場合のラビリン達の行動を見てるかもラビね」
「ええ、その可能性はあると思います」
「じゃあどうするの?アース」
「考えがあります。もう少し視界を最入れる場所に行きましょう」
「わかった」
暫くして・・・
「ここならいいですね」
「それでアース、この状況を打破する為の作戦は?」
「まず、グレース簡易ゲートを今持ってますか?」
「うんあるよアース」
「そうですか、ならラビリンそのゲートを使ってフォンテーヌとスパークルと原作世界のグレース達を連れて来て下さい」
「「ええーー」ラビ」
「アースそれだったら私と直哉君がフォンテーヌとスパークルの所に行けばいいんじゃ?」
「そうラビよ」
「それはやめた方が良いと思います。グレースの体内にいる直哉に負担をかける事にもなりますよ」
「「あ」ラビ」
「それに公園の方にも同じ仕掛けが無いとも言えませんしね」
「その可能性が高いと思っていた方が良いでしょうね」
「確かにアースの言う可能性もあるね。正直私もかなりきついし」
「それはのどかは守護者としてのレベルが高いからだと思います」
「え、どういう事アース?」
「グレースは、今までの戦いや出来事で直哉との繋がりが強まった事による強みをワイズマンによって弊害になるようにされたのなら、グレースと直哉はワイズマン達の実験が上手くいっている事も見せる必要があると思います」
「その上で今公園側にいる皆さんにこちらの状況を伝えるには、直哉の持つ簡易ゲートを使って、伝える事が必要と思います」
「でもアース、メガビョーゲンの浄化を早くしないと」
「落ち着いてくださいグレース。今回のメガビョーゲンが通常なら良いのですが、ワイズマンが関わっているのなら注意するべきと思います」
「わかったよ」
そしてグレースは変身を解除しラビリンは簡易ゲートを使って公園組の方に向かった。
その頃公園組は・・・
「エレメントチャージ!」
「キュン、キュン、キュン!」
「「ヒーリングゲージ上昇!」」
「プリキュア!ヒーリングフラッシュ!」
「ヒーリンググッパイ」
「ふう、良かったわ何とか浄化出来て」
「そうだねフォンテーヌとスパークル。でも融合世界のフォンテーヌとスパークルの調子がおかしいよね」
「どうしたんだろ?」
「それは恐らく私達の中にある直哉君の力が、封印されたからよ」
「「「ええーー」」」ラビ」ペン」ニャン」
「それって大丈夫なの?」
原作世界のグレースが、融合世界のフォンテーヌに聞く。
「ええ、それは大丈夫よ私達は、ただ直哉君と直哉君との繋がりの強いグレースの方が心配だわ」
「でもさ、ここのようにメガビョーゲンの浄化出来ればいいんじゃ?」
「そうなら良いのだけど」
融合世界のフォンテーヌがそう言った直後、簡易ゲートの穴が原作世界のグレースの前に現れ中からラビリンが現れた。