「「「そうだったんだ」」」
「これも私達の世界の為なの?融合世界のちゆちゃん」
「そうだけど直哉君は3人に言うつもりだったみたいね」
「「「ええーー」」」
「だね、そうでもなければ、キュアアースを連れて来ない筈だしね」
「「「「「「あ、そう言えば」」」ラビ」ペン」ニャン」
「そして直哉が、原作世界のキュアグレース達に私の事を話そうとした切欠は、ワイズマンが私の存在を知っているからです」
「「「どういう事」」」
3人がアースに聞く。
「貴女達はワイズマンに会ったことありますよね?」
「「「うん」」ええ」
「私も会った事がありまして、私を知る事はワイズマンは原作世界の貴女達の未来を知っていると言う事になりますよね?」
「「「「「「確かに」」」ラビ」ペン」ニャン」
「だから直哉は私をここに連れて来たのですが、悪い事が同時に起きてしまいましたね」
「キュアアースさん直哉君と、もう1人の私を助ける手段は無いんですか?」
原作世界のキュアグレースが、アースに聞く。
「安心して下さい方法はありますよ」
「「「本当ですか?」」」
「ええ本当ですよ。ただこの状況を打破するには、融合世界のプリキュアと原作世界のキュアグレース達が共闘をしなければ解決できないと思います」
「「「「「「ええーー」」」ラビ」ペン」ニャン」
「どうしてなの?」
「はっきり言って紫藤直哉は融合世界のキュアグレース達にとっては、強みでもあり、弱点でもあるんです」
「「「あ、そっか」」そう言う事ね」
「直哉君を行動不能にするだけで、融合世界の私達はかなり追い込まれているから」
「直哉っちが弱点と考えるね。敵なら」
原作世界のキュアグレースとキュアスパークルが言う。
「成程、そこで私達3人と融合世界の私達の2人で直哉君の力を封印する何かがあると考えているのね?」
「はいその通りです。現状の状況では、直哉の力を封印する物を見つけても機能を停止させないと、直哉の力を解放出来ませんからね」
「「「成程」」」
「ねえラビリン私直哉君達を助けたい、いいかな?」
「・・・いいラビよグレース、ラビリン達もワイズマンに色んな事を聞かされて融合世界の事を知ったりしたからラビ」
「そうそう16番目のプリキュアの世界の事とかニャン」
ニャトランがその時を思い出す。
「相変わらず陰険手を使ってくるんだから」
「すまんな、キュアスパークルその時の研究題材が、どうすれば紫藤直哉を簡単に殺せるかと言う研究だったからな」
!!
「「「「「「「「何だって――」」」」」」ラビ」ペン」ニャン」
ワイズマンの言葉ここにいる全員が驚いていた。
「しかし私は、キュアグレース達を過小評価していたようだ。まさか君達を葬るために仕掛けを突破するとはな」
「エッヘン、私達と直哉君の絆を甘く見るからだよ」
「そうだニャン」
「確かにそれもあるだろうが、私にはまさかあの世界に16番目のプリキュアがいるとは思わなかったぞ」
!!
「「「「「「16番目のプリキュア」」」ラビ」ペン」ニャン」
原作世界のキュアグレース達はワイズマンの言葉に再び驚いていた。
「さて、私も戻るとしようでは、さらばだ諸君」
「だからラビリン達は決めたラビ」
「決めたって何を?」
「特殊遊撃部隊と協力して両方の世界のビョーゲンズ達と戦う事をラビ」