「ええーーそれって難しくない響さんの要望としては」
「「そうね、響さんがさくらさんを挑発したせいもあるかもだけど」」
「そうですね」
あすかも2人のちゆに同意をする。
「でも、響さんがそこまで強く言うなんて驚きですけど」
「それだけ、現在の常識とは異なる常識で暮らしている2人だからじゃない?」
「そうかもねローラ、でも1人の男性を好きになりすぎるのも困りものね相手としては」
「そうだね、好きになった人にも選ぶ権利と言うか、踏み込んで欲しくない部分があるしね」
「それに大楽さくらさんは、私達と距離を置きたいと思ってる筈だから、まなつちゃん達にさくらさんのサポートお願いしていいかな?」
「のどかさん。わかりました」
「そして融合世界のひなたは気をつけた方が良いかもね」
「ええーーどうして」
「さくらさんと勝負するかもしれないから」
「ええーー」
その頃旅館にいるさくらは・・・
「じゃあ大神さんが私以外の女性と一緒になると言いたいの?響さんは」
「ええ、そうですねそれに今回の事件は帝国華撃団全員にとってはチャンスですよ。これまで大神さんは、帝国華撃団の隊員の中で好意を持っているのかを知るには」
「でも私は・・・」
「さくらさんは大神さんを好きなのですよね?」
「それなのに、自分に素直になれないんですか?嫉妬だけはしっかりするのに」
!!
「まじか、響さくらってそう言う一面があるのかよ?」
「ええ、鬼嫁の資質はありますね確実に」
!!
「おいおい、さくら独占欲強いな」
「そんな事無いですよ。支配人」
「自覚無いのなら別にいいですけど、たださくらさんがしなければ平光ひなたちゃんがすることになりますけどいいんですね?大神さんを助ける役目を」
!!
「それは嫌ですけど、して起きなかったらショックじゃない」
「やっぱりさくらお前独占欲ありすぎだろう」
「もし、して起きなければ新たな恋を見つければいいんじゃないですか?」
「この世は大神さんだけが、男じゃないので普通はそう思いますよ。ちなみに私達の世界の考えでは、さくらさんのような方は、なかなか出来ませんよ」
!!
「どうして?」
「相手にとってさくらさんの愛が重すぎるからですね」
「ああ、成程な響達の時代では、互いの自由を尊重しているのか」
「ええ、あくまで結婚前なら互いに合わないなら、別れて新たな相手を探すと言うのが、一般的ですよ」
「確かに、私は大神さんを好きだけど大神さんが違う人を選ぶなんて考えてなかったわ」
「自分の初恋が実ると勝手に思っていたのね」
「確かに響さんの言う通り相手を束縛するような事しか考えてなかったかも」
「別にそれでいいんじゃね?」
「お前が夜叉になれば万事解決よ」
「何ですって!!」
「まさか真宮寺さくらがここに本当に要るとはね」
「お前は朧」
「そうだぜ、夜叉俺はお前を手に入れる為にここに来たのだから」
!!
「私は貴方の物にはならないわ」
「なら仕方ない。魔空空間発動」
そして旅館沢泉周辺は魔空空間に取り込まれた。