時を少し戻して・・・
「さあな、少し考えればわかるんだろ?真宮寺さくらよ」
!!
「まさか今のが私を夜叉にする物なの?」
「さあな、どのみち真宮寺さくらよ。お前の負けだ」
「きゃああああ」
朧は、さくらに一撃を与え気絶させた後魔空空間を解除し、さくらに向けこう言った。
!!
「「「「これは・・・」」」」
「これが紫藤直哉の仲間が向かう前に真宮寺さくらの身に起きた出来事さ」
その後映像は停止した。
「以上です」
「「「「成程」」」」
「つまり朧と京極は、それぞれの因縁で、戦う相手を決めたと言うの?」
原作世界のちゆが直哉に聞く。
「ええ、恐らくはそうだと思います」
ピーピー
その時飛鳥から直哉に連絡が入った。
「兄さん帝都では、無事帝国華撃団が空中要塞武蔵の中に入りましたよ」
「ありがとう飛鳥ちゃん」
そして飛鳥は直哉に武蔵の中でのやり取りを見せた。
「そうだったな思い出したぞ」
「京極さん戦いを始める前に一つだけ確認させてくださいね」
「何を確認するのだ?」
「それは勿論京極圭吾。貴方を生き返らせたのは未来から来た降魔軍団ですか?」
「・・・そうだこれで満足か?立花響」
「ええ、十分ですよ。京極さん」
「では、行くぞ帝国華撃団と立花響いでよ。超魔装機兵神王巨大ノイズ共よ」
京極は自分の手駒を出現させた。
「成程こちらも始めましょうか」
!!
「破邪剣征・桜花爛漫」
直哉は寝ているさくらに攻撃を仕掛けた。
「「「「直哉君一体何を、さくらさんに攻撃をするなんて」」」」
融合世界のちゆと原作世界の3人は、直哉の行動に驚いていたが、なんと意識のないさくらが、直哉の破邪剣征・桜花爛漫を弾き返した。
「「「ええ――」」何ですって」
「てめえ、いつから気付いた?」
「ああ、貴方がさくらさんを倒した時からですね。朧貴方が僕達と安全に接触するには、この手段しかないと思いましたから」
「クク、そうかだが、お前達の大神救出作戦の切り札である真宮寺さくらはこちらの手にある下手に戦えまい」
「ああ、その事ですけど朧ゲストを紹介します」
「ゲストだと?」
「破邪剣征・桜花爛漫!!
「なっ何故真宮寺さくらがもう一人いるんだよ」
「朧気づかなかったようですね。貴方が使っている真宮寺さくらは単なる人形ですよ」
!!
「何だと」
「そんな事信じられるか」
「なら思い出してみてください。中心世界で死んだ筈の5人が生きているのかを」
朧は思い出していた。
翌日・・・
「ここで臨時ニュースです。昨日に発生した赤坂の地下で起きた爆発事故により、紫藤家当主の紫藤直哉さんが死亡しました。また紫藤直哉さんに同行していたと思われる4人の人物の行方も今だわかってません」
「何だと!!直哉が死んだだとーー」
「まさかあれも人形だったのか」
「そういう事ですよ。皆さん行きますよ」
「「「「「「「「「「はい」」」」」」」」」」
「「「「プリキュア!トロピカルチェンジ!」」」」
「「「「レッツメイク!」」」」
「ときめく常夏!キュアサマー!」
「きらめく宝石!キュアコーラル!」
「ひらめく果実!キュアパパイア!」
「はためく翼!キュアフラミンゴ!」
「今日も元気だ!」
「「「「トロピカル〜ジュ!プリキュア!」」」」
「皆行くラビ」
「スタート!」
「プリキュア!・オペレーション!」
「「キュアタッチ!」」
「エレメントレベル上昇ラビ!」
「「重なる2つの花!」」
「キュアグレース!」
「ラビ!」
「スタート!」
「プリキュア!・オペレーション!」
「エレメントレベル上昇ペン!」
「「キュアタッチ!」」
「「交わる2つの流れ!」」
「キュアフォンテーヌ!」
「ペエ!」
「スタート!」
「プリキュア!・オペレーション!」
「エレメントレベル上昇ニャン」
「「キュアタッチ!」」
「「溶け合う2つの光!」」
「キュアスパークル!」
「ニャン!」
「「「地球をお手当て!」」」
「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」
直哉の言葉にまなつ達と、原作世界ののどか達が変身を終える。
!!
「馬鹿なプリキュアが2種類だとーー」
朧は、事実に驚いていた。