休憩後・・・
「弦十郎さん。ルナ・アタック後にこの国の政府は何をしてたんですか?」
「ああ、ルナ・アタック後に政府のメンバーが変わってな、その新防衛大臣の秘書の一人に研究者がいてな、防衛大臣がその者をフィーネが使っていた屋敷に連れて行ったのが、一昨日なんだがみるみる亜種型メガビョーゲンが増えてな」
「成程なら防衛大臣が連れていた研究者が、ワイズマンの変装でしょうね」
!!
「「「「何だって――」」」何だと」
響の言葉に驚く弦十郎と翼達だった。
「ちなみにその研究者は、アルバと名乗りませんでしたか?」
「何故響君が、その研究者の名前を?」
「やはりそうでしたか、ワイズマン自身の世界でも偽名でアルバと名乗っていたと特殊遊撃部隊の仲間がそう言っていたので」
「成程な」
「亜種型メガビョーゲンが出てからのアルバと名乗る研究者と防衛大臣の足取りはわかってますか?」
「あおい、どうだ?」
「司令大変です。亜種型メガビョーゲンが出現した時を境に2人が消えました」
「何だと!!」
あおいの報告に驚く弦十郎だった。
「恐らくと思いますけど・・・」
「やれやれ私は、グワイワルを連れて帰りたいだけなんだかな」
「仕方ない出てこい夜叉」
!!
「お呼びでしょうかマスター」
ワイズマンの体内から夜叉が出て来た。
「げ、何なんだあいつは」
「まあワイズマンもグレースと同じ事が出来たんですね」
「「ちょっアースあれは違うからね」そうですよ。僕とグレースさんはあんな主従関係じゃないですよ」
「フフ、わかってますよ」
「すまないが、夜叉プリキュア達の相手を頼むぞ」
「はっお任せくださいマスター」
そしてワイズマンはその場から消えた。
「この騒動中にワイズマンはこの世界でフィーネが作り出した亜種型メガビョーゲンの記録を見つけ、私達特殊遊撃部隊を足止めをする事が彼の目的かも知れません」
その頃グレースと直哉は・・・
「あ、直哉君響さんが、レイさんから聞いた事を言っていいか聞いてるけどどうする?」
「そうですね僕達の上司が、シンフォギア世界と複数の世界に起きて優先度的にシンフォギア世界からになりましたと言ってと伝えてください」
「うんわかった」
そしてグレースが響に耳打ちをした。
「そえはですね弦十郎さん。融合世界内部の世界や友好的な世界の複数の世界でシンフォギア世界と同じような事が起きています。そして私達は亜種型メガビョーゲンのサンプルを作る可能性がある。シンフォギア世界に最初に来たのです」
!!
「気分を害したのなら謝りますが、どうも世界各国に侵略者にされた方としたらこういう嫌味も言いたくなりますから」
「ああ、君達の気持ちもわかる」
「とにかく俺達は消えた防衛大臣探せばいいのか?響君」
「はいそうです。恐らくアルバと言う研究者の事を防衛大臣に聞いても覚えてまない可能性がありますから」
「わかった」
「それでは私達は亜種型メガビョーゲンの浄化に行きますね」
そして響達は二課を出て行った。