「つまり直哉君は、夢で見た見た出来事が本来の形起きるのかがわからないんだね?」
「ええ、IFになった可能性があるので」
「ええ、そうですね。まあキーアちゃんの存在が消える事は、ゼムリア大陸もさせないと思いますけどね」
「「どうして」」
「それは、キーアちゃんが至宝の1つなんですよ」
「「「「ええ――」」ラビ」ニャン」
「その関係でキーアちゃんの存在が消えると言う事は、至宝も無条件で消えてしまうのでそれは流石にしないと思いますけど」
「「成程」」
「もしかしたら直哉君の知る流れとは違う形での特務支援課の皆さんとキーアちゃんと出会うかも知れないんだね」
「ええ、可能性としてキーアちゃんの記憶が消失していない場合とか、孤児として出会うとかですね、最悪の場合物語終盤まで、出会わないとかもあるかもですね」
「直哉、のどか今良いかしら?」
「「トワどうしたんですか?」トワさん」
「今から守護者全員で管理者の神殿で話したい事があるの」
「「わかりました今から行きます」」
そして直哉とのどかは、ひなたに説明をして管理者の神殿に向かった。
管理者の神殿・・・
「「お待たせしましたトワ」トワさん」
「来たわね直哉とのどか」
「それでどうしたのよ。私と2人の響とのどかを呼ぶなんて現状の動ける守護者全員集結じゃない?」
「ええ、そうよ。今回はゼムリア大陸の意思からの救援要請でね、ゼムリア大陸の意思が決めたワイズマンの生存ルートの件なんだけど、それを今更なかった事にしたいと言って来たの」
「「「「「「はっ」」」」」」
「「「「「「ええ――今更そんな事を言われてもこちらはゼムリア大陸の意思に従うように今後の準備をしていたのに」」」」」」
「本当にごめんなさいね。皆」
「トワもしかしてゼムリア大陸の意思が辞めた理由はもしかして、キーアちゃんの存在しない事が、わかったからですか?」
「・・・その通りよ直哉」
!!
「それは本当なの?トワ」
エステルがトワに聞く。
「本当よエステル」
「確かにキーアちゃんの存在がないのは困るわね」
「クロスベル中心の物語に、キーアちゃんは必要な人物だし」
「それでは以前決めていた計画はどうなるんですか?」
のどかがトワに聞く。
「ああ、あれは・・・」
そしてトワが話し出す。
「つまり特務支援課の4人をゼムリア大陸に帰らせるには、あり得ないですけどゼムリア大陸の意思に沿うタイミング出ないと駄目なんですね」
「ええ、でもゼムリア大陸の意思もそう長く特務支援課の4人の帰還を認めないとは思いたいけどね」
「「「ええ――トワさんそれは本当なの?」なのか」成程」
「つまり特務支援課関連に対しての決定に関してはトワの意思ではなくゼムリア大陸の意思が望んだIFの結果で、その結果として重要人物不在を知り助けを求めてるのね」
「そういう事よエステル」
「しかしトワIFになったゼムリア大陸で元に戻すと言うのは無理ですよね」
「ええ、実際には無理ね。今回のIFの切欠を作ったのはゼムリア大陸の意思が、ワイズマンの存在を認めた事が原因なわけだし」
「特殊遊撃部隊の失態でなったわけでは無いけどね」
「確かにそうですけど、あまりに可哀想ですよ」
響が言う。
「まったく動かないわけないわよ。私とレイがゼムリア大陸に協力してキーアちゃんの存在出来るように手を加えるわ」
「「「「「「ええ――」」」」」」
「大丈夫なの?トワ」
「ええ、あくまでも切欠を与えるだけよ」
「まさかトワ特務支援課の皆さんを殺すつもりですか?太陽の砦で」
「そういう事よ元々特務支援課の皆は一度太陽の砦で殺されたんだけどキーアにより時間巻き戻されたのよ」
「特務支援課が死なないようにね」