「「「「「「「「「「ええーー」」」」」」」」
「ってどういう事ですか?」
「「「「だあああ。まなつちゃんわからないの?」」」」
「うん」
「それではまなつちゃんこの映像を見て」
響がそう言い映像を再生した。
「そう、ならどうするの?このまま融合世界ののどか達の力を借り続ける?」
「「「それはしたくありません」」」
「それは自分の世界は自分手で守りたいのかしら?」
「ええ、それができれば良いですけど、状況的に無理と思うので、トワさんお願いです私に一時的に霊力を使えるようにしてください」
!!
「「のどか本気?」のどかっち」
「ちゆちゃん、ひなたちゃん。私は本気だよ。いつまでも融合世界私達に頼れないし」
「ふむ、まさかそう言うお願いが出てくるとはね」
「花寺のどかさん。貴女が霊力を持つ事の意味考えたことある?」
「え、それはどういうことですか?」
「世界というのは不思議でね。貴女達の世界が表だったら。この融合世界が裏なのよ」
「ほとんどの場合本来持つべきではない力を得た場合いかに表の住人が得た場合裏の世界の住人になるのよ」
「貴女は表の世界を捨ててまで霊力が欲しいの?」
「・・・」
「できる事なら捨てたくありませんけど、捨てないと勝てないなら捨てます」
「そう・・・なら直哉彼女達に例の物を渡して」
「はい、わかりました」
そして直哉は原作世界の3人に3色の宝玉を渡した。
「「「これは、何ですか?」」」
「これは直哉の力を封じ込めた宝玉よ。ピンクはのどかで、ブルーは沢泉ちゆ、イエローが平光ひなた専用の宝玉よ」
映像停止・・・
「この映像はまなつちゃん貴女は会ってるよねもう1人ののどかちゃん達に」
「はい」
「のどか達が貰った宝玉まなつ達に直哉が臨時隊員にした時にくれたあれに似てない?」
ローラがそう指摘する。
「「「「あ、そう言えば」」」」
「うん、あの宝玉にはまなつちゃん達を融合世界の住人にしない為の保護機能があるんだよ」
「「「「そうだったんですね」」」」
「つまり私達が宝玉を常に持ってないといずれ融合世界の住人になるんですか?直哉さん」
「その辺りの心配しなくていいよ。もうすぐ君達の世界と友好の証明書がレイさんから出されるからそれを見た融合世界は君達をこちら側に入れなくなるから」
「「「「本当ですか?」」」」
「うん安心して」
「つまり直哉さんと響さんは、新生帝国華撃団の皆さんがそう言う立場になった可能性があると言う事ですか?」
「うん、可能性が高いとは思うけど、もう1つの可能性として考えられるのは、新生帝国華撃団の皆さんの世界自体が、別の異世界に取り込まれたと言う可能性も無いとは言い切れないですね」
「「「成程」」」
直哉の言葉にのどか達が納得する。
「つまり直哉君はまなつちゃん達の世界が融合世界に来た時もしくはゼムリア大陸の協力してくれたことが原因で、新生帝国華撃団の皆さんの世界が私達が出発する異世界にあるかも知れないだね」
「はい、その通りですよのどかさん。僕としては後者の方が色々な問題が起きなくて済むんですけどね」
「仮に前者が事実だったら・・・僕は死んでしまうかも知れません」
「「「「「「「「ああー何となくわかるような気がする」」」」」」」」
「「「「「初穂さんに相当攻撃されそう」」」」」
「「「「トワのせいで死ぬんですね」トワさんに後始末の処理をお願いされて・・・」」」
2組のプリキュア達はそれぞれの原因を考えていた。
「おい、良いのか太陽訂正させなくて?」
「いいよ、グレ響少なくとも間違いないから。のどか達が考えている人は」
「まあそれは認めるが・・・まなつちゃん達の方は訂正しとくべきだろう?」
「普通はそうなんだけど、グレ響訂正必要と思う?」
「・・・ノーコメントだ」
「初穂さんも良い人なんだけどね」
「それはわかるが、もしかすると過去の世界の直哉とだったら仲良いかもな」
「あはは、そうかもね」
そしてついに獅童光を救出する為の作戦が実行される日になり作戦が開始された。
お墓型戦艦の中・・・
「直哉君ここが光ちゃんのいる世界なの?」
のどかが直哉に聞く。