映されたのは赤みがかった黒い髪と濃い赤のゴスロリ系のドレスを着た女性。
髪はロブ程度の長さでそこそこ大人びて見える姿。
「皆様こんばんは、西月ノゾミです」
コメント:愉悦配信と聞いて
コメント:心臓止まるかと思った
コメント:お前は性格が悪い!
「うんまあ、ハソちゃんが期待通りの動きをしただけでも満足しました」
ゲームサイドの元々の目的の一つは自社製ゲームのテストプレイと実況配信。
この配信は、自社製ゲームの実況配信であるシナリオの反応を見届けて始まった。
でも実際あるでしょ。
既に話を知ってる側が初見をニヤニヤと見てること。
幾らか前だとアイスコーヒーホットコーヒーで有名なやつとか。
最近だとトレンド入りで古参が全てを察した某赤毛とか。
コメント:全体的に元ネタ古い
コメント:アラサーさん今は令和ですよ
コメント:やはりインターネット老人会サイド
お前らよく考えろ。
最近の作品のネタバレ踏まされても良いのか?
私はそういうところを配慮して昔の作品にしたの。
コメント:もっと半端に古いやつにして
コメント:むしろ古いから知らない人の方が多い説
コメント:ここネタバレ有りなんですかコミュ抜けます
コミュ
というかあれだよ、古いネタ便利だからって使い古しすぎ問題はある。
シェイクスピアだっけ?
使われ過ぎててそれが元ネタって知らないと、みたいに言われてたやつ。
日本の例だとジョ●ョでネットスラング使われ過ぎと勘違いされたとか。
コメント:定めじゃ
コメント:新規性、論文、ウッアタマガ
コメント:定着しただけだから
うんだからお前らな?
よしちょっと現実見よう。
とりあえず何か古いの確認して冷静になろう。
めちゃくちゃ有名なル●ズのコピペの元は何年前だっけか。
えーと、ちょっと待って……
今検索したら、にせ……わかったこの話はやめようハイ!!やめやめ。
コメント:自爆乙
コメント:また老人会案件してる
このままだと永遠に進まない気がしてきたから強引に話戻すよ。
今回ハソシウルちゃんにやってもらったあのゲームね。
あれに限らず特殊な分岐条件のイベントめっちゃ多いから。
正直それが原因で開発期間かなり長くなったまであるから。
ここから先は君の目で確かめよう!
コメント:ダイマ乙
コメント:いやまあ気になるけどさぁ!
コメント:開発本当お疲れ様
ということでちょっとゲスト呼びます。
えーと、通話が……これか。
もしもーし、自己紹介をどうぞ。
「はーい、RTA系ガイノイド、ハソシウルちゃんでーす」
コメント:相変わらずのダウナー
コメント:突然のホラーにびびってた人じゃん
急な連絡になって申し訳ない。
新鮮な反応聞けて嬉しかったからついね。
私とはこの前収録で顔合わせた以来だっけ?
「はい、ハソちゃんの月一カラオケ喫茶、配信は毎月第一土曜日夜でーす」
第二回目のゲストは私、西月ノゾミを予定しています。
コメント:宣伝助かる
コメント:体感5分だったわ
体感五分ニキは二曲目以上聞いてあげて。
まあハソちゃんは大学始まったのもあるからね。
最近は企画とか以外でやりとりほぼないという。
その企画だって時間都合考えて担当さん通じてしているわけだし。
「その担当さんとすら最近は本当に簡単な相談程度ですね」
もうちょっと企画関連決める時に相手してあげて良いと思う。
配信者としては最初のファンみたいなもんだし。
「えっそれ初耳ですけど」
コメント:ほう
コメント:何それ
コメント:ゲームの話終了のお知らせ
ほら、試験で配信したでしょ?
あの時真っ先に採用しようって熱弁したのが今の担当さん。
担当決める段階になった時の決め手にもなったぐらい。
同性優先だから他の候補ほぼいなかったってのもあるけど。
「へぇ、それは意外。今更ですけど菓子折りとか持っていった方が良いでしょうか」
多分配信増やす方が良いと思う。
生き甲斐な推しが増えたって喜んでた人だし。
節操が無いスタイルに移ってからの配信も好きみたいだし。
コメント:何だ俺らか
コメント:即決は見る目ある
コメント:場外てぇてぇ始まる?
じゃあ前置きはこのぐらいにして、ゲームのお話に戻りましょうか。
「そうですよ何なんですかあれ急にホラーになるとか聞いてませんけど」
用意したあの手の仕掛けの大規模なやつの中ではきつい方だからね。
最初から引いてくれるのは控えめに言っておいしかったです。
コメント:「ホラーとか聞いてない」
コメント:あれ絶対ceroDの原因でしょ
コメント:めっちゃ動揺してたのに声いつも通りでしたね
声いつも通りは、あれが素でしたっけ。
「意図しないと滅多なことでは声のテンション変わりませんね」
あーうん、変わる時は変わ、ってた?
まずい、あまり意識してなかったからパッと思い出せない。
試験の配信では変わってた記憶あるけど。
コメント:次の企画に使えそうな話だ
コメント:一部の人の性癖に刺さるからヨシ
コメント:むしろ歌のあのテンションは作ってできるもんなのか
次の企画って……
うーん、ハソちゃんの声のテンション変える企画?
面白そうだけど、例のホラー要素に対する反応があの程度だったからなぁ。
「ドッキリするなら害のない方向でお願いします」
そこは心得てるよ。
実害出るやつって見てる側としてはイラッとくるし。
まあここで宣言した時点でドッキリ系のハードルくっそ高いし別方向攻めるが。
でもパッと思い浮かぶのがどうしてもホラー系だしこれだと勝てそうにない。
「機会なかっただけでVRホラーはちょっと興味ありますね」
コメント:寝起き凸しよう
コメント:逆ドッキリ
コメント:そこをあえてホラー系ドッキリでせめてみるとか
何でコメントがドッキリに偏ってんの。
「あるいは発想を逆転させて私が用意したホラー系の企画に社長が参加とか」
それ本当に逆転させただけじゃん!
当初の目的どこ!?
ハソちゃんがやった唐突にホラー要素の出てくるゲームの元ネタ
筆者が半年ぐらい前に見た夢(リンク先は該当ツイート)
最初の方で触れたネタバレ要素の元ネタ(どちらもリンク先はTogetter)
幾らか前のアイスコーヒーホットコーヒーのやつ
トレンド入りで古参が全てを察した某赤毛
ハソちゃんの月一カラオケ喫茶
ハソシウル経営のカラオケ喫茶にゲストが来て一緒に歌うという体の配信。
毎月第一土曜日夜に3Dでライブ配信予定。
第一回(10月配信)のゲストは
導入でハソシウルが「誰もいなくて暇だから」と熱唱。
歌い終えた後に実は入り口の陰に
二人で交互に歌い〆では
ハソシウルはその姿を見ながら「あの人入場料払ってないな」とオチをつけた。
ついでに補足すると退場時にカラオケ喫茶のマイクを持ったままだった。
確認だが、舞台はハソシウルの経営するカラオケ喫茶である。
配信終了後に表示された次回予告の一枚絵によると第二回ゲストは西月ノゾミ。