転生したら紅世の王:Re   作:シニカケキャスター

1 / 19
第1話 転生したら紅世の王

 やあ (´・ω・`)

 はじめましてまたはお久しぶり。

 うん、なんかゲームしたまま寝落ちしたらこんなところにいたんだ。

 な、なにを言ってるかわからねーと思うが俺も何を言っているかよくわからない。頭がどうにかなりそうだった。

 これっていわゆる転生ってやつなんだろうなと思う。死んだ覚えなんて全くないけど。

 あめんぼ赤いなアイウエオ。まぁそれはおいておくとしよう。

 

 俺の名前は“群頸の長蟒(ぐんけいのちょうぼう)”ヤマタノオロチ。

 うん、みんなもそうだと思うけど、なんか紅世の徒みたいな名前だなーって思った。近くにいた奴もこんな名前だった。おまけに“祭礼の蛇”とか“天壌の劫火”なんてのもいる。これはもう確定だね。

 そう!ここは!紅世だったのだ!ハッハッハ…やべえぞこれ。

 うん、俺の記憶では紅世って過酷なところだったと思う。実際過酷なんだよね。

 さっさと現世に行きたいけど、まだこの世界には『狭間渡り』がない。いったいいつの時代だァァァ!

 そもそも現代から数千年前に両界の狭間に放逐された“祭礼の蛇”が、現世どころかまだ紅世にいる時点で察するべきだった。一生の不覚。

 

 これはまずいぞどうしよう。本格的に困ったことになったゾ。一刻も早くこんな世界から出て行きたいというのに。

 …まぁいいや。今のうちに自在法でも練習しておくか。生き残るためにも必要だしね。

 頑張るぞ!えいえいおー!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 はい、そういうわけでオリジナルの自在法を作りました。あれ?俺って実は天才じゃね?とか思ったけどオリジナルの自在法持ってる奴って結構いるからそうでもないよね。

 

 名前は『帥鴉』と言って、鴉型の燐子を大量に使役する自在法。もの探しとか遠距離攻撃とかに使える。めちゃくちゃ便利だねこれ。今のところは100羽を操るのが限界だけど、練習すればもっといけるはず。

 作るのにそこそこ時間かかったけどこれなら自在師も夢じゃない!ドンドンいこー!

 

 って感じで調子乗ってもう一つ作りました。

 その名も『長城』!そのまんまな名前だね!

 馬鹿でかい城壁を一瞬で築く自在法だ!すごい頑丈だからあの“壊し屋”カムシンが暴れても大丈夫!…なはず。ハッハッハー!私は無敵だァァァ!

 

 …とはいってもまだ紅世の中だから出せないんだけどね!

 

 

 

 

 

 

 やあ (´・ω・`)

 まだなんだ。まだこの世に渡る術がない。一体いつになるのやら。

 今日も今日とて自在法を練習する。…あっ自分で作ればいいじゃん(啓示)

 

 

 

 

 

 

 まぁその発想に行き着いたのはいいんですよ。問題はそのあと。

 …『狭間渡り』どうやって作ろうか。

 

 そう!私は!行き詰まっている!ハッハッハー!(深夜テンション)

 ねえ知ってる?アンパンマンの頭に入ってるあんこはつぶあんなんだって!俺はこしあんの方が好きだな!

 どーでもいいですね、はい。

 

 自在師なんて簡単になれる、『狭間渡り』なんて簡単にできる、そんなことを思ってた時期が私にもありました。

 

 そもそも今まで作ってきた自在法とはわけがちがう。

 だってあれ世界渡る自在法じゃーん。俺みたいなやつにできるわけないじゃーん。

 だがしかし、ここで諦める訳にはいかないからまだまだやりますよ、やってやりますよ!私は最高だァァァ!できるできる私ならできるゥゥゥ!

 

 

 

 

 

 結局狭間渡りが完成したのはそれからかなり後のことであった。

 




初めまして&お久しぶりです!シニカケキャスターです!
今回は以前書いた作品である『転生したら紅世の王』をリメイクさせていただきました!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。