転生したら紅世の王:Re   作:シニカケキャスター

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第7話 紅世の王とフレイムヘイズ

「アアアアアアアアア!!!」

 

「うるさい、死ね!」

 

 暴走したフレイムヘイズを蹴散らしていく。みんな雑魚ばっかりだ。

 ほんとに紅世の王と契約してんのかねぇ?

 戦闘経験がないからとはいえ、こんなのばっかりなのか…?

 

『それー!』

 

「えーい!」

 

 いやーメリーちゃんちょっと強くない?ほんとに新人なの?

 実はあの時神殺しに参加してた歴戦のフレイムヘイズとかじゃないの?

 水を刃にして切り裂くとかえぐいじゃないか。ウォーターカッター!

 

『あらかた終わったかしら?』

 

「意外と弱かったねー」

 

「そりゃあろくに徒と戦った経験のない奴らだったからな」

 

 うん、やっぱ強くねキミ?

 あまちゃんとはいえフレイムヘイズを鎧袖一触とかやばいよね。それに人型したやつをあっさり殺せるあたり精神力えぐいな。ほわほわしてるように見えて侮れない。

 あと数千年生まれるのが早かったらイルヤンカとかオオナムチも倒せたかもしれないな。

 俺?瞬殺されそう。ハハッ!

 

「じゃあ早く行きましょー?」

 

「そうだな、さっさといくとするかな」

 

 とりあえずこのヤベーやつをゾフィーに押し付けよう。

 ただでさえノトブルガの教育で忙しいのにこんな子の面倒なんてみてらんないよ。

 

『で、どこにいるか知ってるのかしら?』

 

「…あ」

 

 残念ながら俺どこにいるか知らないのよねー。どうしようかなー。

 

「とりあえず探すか」

 

『やっぱり知らなかったのね…』

 

 あははごめんねー。

 さあ、『帥蜂』と『帥鴉』を使って探索だ!こういう時は人海戦術なのだ!

 困った時の数頼み。戦いは数だよ、兄貴!

 

「それいってこーい!」

 

 鴉はおよそ1000羽、蜂はおよそ1000000匹。すごいだろー。どやっ!

 

「すごーい!」

 

『さすが、紅世最狂の自在師ね』

 

「ふっふっふ、もっと褒めてくれてもいいんだぜ?あとデイビーよ、俺が紅世最狂の自在師ってどーゆー事?」

 

 俺のどこが狂ってるんだ!俺は教授と相対的に見てもかなりまともなはずだ!

 

『あの教授とお友達なのよ?狂人以外何があるのよ』

 

 わーい反論できない。なるほどそうゆう事なのか。ガチで教授なにやってんだよ。

 

『でもそれで見つかるものなの?』

 

 うーんどうなんだろうね。俺ゾフィーにあった事ないのよねー。

 外界宿(アウトロー)にいるかもー、とか思ったけどその外界宿(アウトロー)も『テッセラ』という宝具によって隠されている。室内に入ればさすがにわかるのだが、蜂はまだしも鴉が室内に入るってのは少々無理がある。

 そもそもまだドレルがいないのだから外界宿(アウトロー)も組織として満足に機能していないだろう。ほんとどうしよう。

 

『もう、あなたが面倒みればいいじゃない』

 

 なん……だと……?

 

「そーねー、それがいいわー」

 

 メリーさん、おまえもか。

 

『ほらー』

 

「ほらほらー」

 

「ぐぬぬぬぬ…!」

 

 くそっ!ここまでか…。

 

「…わかった、とりあえずキミらの世話をしてやる」

 

『「やったー!」』

 

「ただし!」

 

 俺は諦めない!諦めてたまるか!

 

「50年は面倒見るつもりだが!50年の間にゾフィーを見つけたら即刻押し付けるぞ!」

 

『「えー!」』

 

 えー!じゃない!むしろここで捨てていかないことに感謝の念を持ってもいいと思うんだけど!

 

「…まあいっかー」

 

『そうね、捨てられないだけマシかもね』

 

 わかってるじゃないか君たち。

 

 

 

__________

_______

____

 

 

 

 うん、ずっと探してるんだけど全然見つからないよー!(泣)

 なんでさ!

 

『ほら、そこはもうちょっと弄った方がいいわよ』

 

「はーい」

 

 こっちはこっちで自在法の練習をしていた。なんなのさいったい。

 

「あー、もうだめだー」

 

 もう大の字になって寝そべる。草原だからか、結構気持ちいい。やばい。

 

「あー、このまま寝たい…」

 

 俺はそのまま意識を手放…

 

「えーい!」

 

「ゴボボボ!?」

 

 …せなかった!

 なにをするだー!寝させろ!水ぶっかけんなやコラ!溺れたらどうすんじゃ!

 

「なにしやがんだおまえら!」

 

「寝よーとしてたからついー」

 

「ついじゃねーよ」

 

 寝かしてーな、ほっといてーな。俺に安眠をクダサーイ。

 

『あなた全然面倒見てないじゃない』

 

「なんだよ!悪いかよ!」

 

『悪いわよ』

 

 こんなのゾフィーが見つからないのがいけないんだ!(責任転嫁)

 俺は悪くねぇ!

 

「ほらー面倒見てよー」

 

 メリーが抱きついてくる。

 めんどくさい!絡まないでください!などといっても絡んでくるんだろうな、こいつ。

 別にいやではないが、何度も絡まれるとさすがにウザい。仕方ないからここはうなずいておこう。

 

「わかったよ全く、自在法ちゃんと教えてやるからそこに直れ!」

 

「わーい!」

 

『やったわね!』

 

 チクショウめ!教授がやらかしてなかったらこんな面倒なことを引き受けなくてもよかったのに!一人ならまだしも二人も面倒見れるほど俺は器用じゃないんだ!おのれ教授!チーズに頭ぶつけて悶えてしまえ!




NoEla様、埋まる系グフ様、とある達人の筋肉無双様、高評価ありがとうございます!
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