愚者の英雄   作:断裁分離の鋏

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第3話

 ~想意愚錬視点~

 

 

 両親が亡くなった日からいくつかの時が過ぎた。あの事件の後、俺はいじめられる事はなくなった代わりに腫れ物みたいに扱われ、両親の葬儀の後では誰が俺を引き取るかなどの問題による騒動に巻き込まれたが、ある三人に助けてもらって、今はその三人の運営してる会社の寮で生活している。

 

 ?「アーミヤ。今日の朝食は何だ?」

 

 ?「ケルシー先生。今日は和風にしました。それとDr.(ドクター)影狼(カゲロウ)。ご飯できたので、愚錬(ぐれん)君を起こしてきてもらっていいですか?」 

 

 ?「分かった。アーミヤ。おーい、起きろ。ご飯できたぞ。」

 

 

愚錬「ん。おはようございます。ドクター、ケルシー先生、アーミヤさん。」

 

 この人達は、ロドス・アイランド製薬っていう会社に勤めていて、俺を助けてくれた人達だ。この三人以外にもロドス・アイランドに勤めている人達や会社に関わっている人達に助けてもらったが特にこの三人には頭が上がらない。

 

~ご飯を食べつつ~

 

アーミヤ「おはようございます。愚錬君。」

 

ケルシー「おはよう。愚錬。」

 

ドクター「おはよう。愚錬。会社ではドクターでいいが、寮では影狼(カゲロウ)呼んでくれないか?少し距離を感じて寂しい。」

 

愚錬「善処します。ドクター。」

 

ドクター「おい…善処しますって言ったそばからドクターって直す気ないだろ。」ジト目

 

アーミヤ「まあまあ。ドクターも愚錬君もそろそろご飯食べ終えて寮を出ないと遅刻しますよ。」

 

ケルシー「そうだな。重役が遅刻しては他の社員に示しがつかん。」

 

ドクター「わかったよ。ごちそうさま。」

 

愚錬「分かりました。ごちそうさまでした。」

 

 そうして俺はご飯をみんなで食べた後一緒に出勤した。

 

 この人達に引き取られてから、いくつか分かった事がある。

 一つ目はあの事件で手に握られていた愚者のタロットカードとリボルバー式拳銃の事について。愚者のタロットカードは愚者の世界という個性?を使えて、効果は自身を中心とした一定範囲内の個性の発動の完全封殺ができる。異形型に関しては見た目は変わらず、異形型の身体的能力などを封殺できる。

 リボルバー式拳銃は名前をペネトレイターって名前で銃弾を込める動作だけで弾丸を込める事ができる。また弾丸に様々な属性や効果を付与できる。

 そしてこの二つの物は俺が念じれば手から出てきて、戻れと念じれば俺の体の中に消える。そしてこの二つの物が入った状態で検査をしても個性因子は見つからなかったまめ、無個性のままだとわかった。

 

 

 俺は高校を卒業後、助けてもらった恩を返すためアーミヤさんがCEOでありドクターとケルシー先生が重役に勤めているロドス・アイランド製薬に勤めている。

 製薬会社といっても製薬以外の事業もしているため中々大きい会社だ。

 そこで俺は製薬以外の事業に関わる仕事をしている。それは主にロドス内での警備員をしていて、それ以外にロドスの重要関係者の護衛などもしている。

 ロドスに入ってからドーベルマン教官にひたすらしごかれたが今になったらいい思い出だ。そのお陰であいつを殺せる力を付ける事ができたからな。

 

~ロドス社内の守衛所にて~

 

 愚錬「おはよう、メランサ。」

 

 メランサ「おはようございます、愚錬君。」

 

 愚錬「あれ、他の皆は?」

 

 メランサ「皆さん、今日は他の仕事でいないみたいです。」

 

 愚錬「わかった。さーて、今日も1日仕事頑張りますか。」

 

 

 

 ~そうして昼食後~

 

 愚錬「よしっ。昼飯も食べ終わったし昼寝するか。」

 

 メランサ「休憩時間が終わる前には、起きてくださいよ。」

 

 ー想意愚錬さん、ドクターがお呼びです。至急執務室へお越しくださいー

 

 メランサ「愚錬君、放送で呼ばれてますよ。」

 

 愚錬「はぁー、マジかよ。めんどくさいな。まあ行くか。」

 

 この時、俺は更なる面倒事に巻き込まれるとは思わなかった。

 

 

 

 

 




 オリ主の年齢は19~20歳位です。
原作に絡ませるのはまだ先になりそうです。
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