オリ主と阿良々木くんが喋るだけ   作:霜降り 

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「どーも、阿良々木先輩」

「……お前がどこから出てきてるのか僕はもう突っ込まないぞ」

「くふふふ、突っ込むようなものでもないですからねぇ」

「で、急に話しかけてきて、なんのようだ?」

「理由なしで話しかけちゃ駄目なんですか?欲張りですねぼっちのくせに」

「……悪口言うのが理由なのか?」

「これはあくまで挨拶ですよ。意味的にはこんにちは、とかおはようとか、それと殆ど同じです」

「理不尽にも程があるだろ、ふざけんなよ」

「悪口ですか?酷いです」

「挨拶だよ」

「くふふふ、口が達者ですね。阿良々木先輩は」

「お前に比べたら全然達者じゃねぇよ」

「褒めてくれて嬉しいです」

「ホントにな」

「ま、私の嘘をつかない口のことはどうでも良くてですね」

「その言葉に基づくと僕がぼっちってことになるな」

「事実ですよね?ところで、阿良々木先輩って男女差別反対ですか?」

「急に真面目な話になったな?まあ、そりゃ反対だけどさ」

「じゃあ男女平等賛成ですか?」

「まあ……そうだな」

「なるほど、阿良々木先輩は男湯とか女湯とかいらない、混浴しかいらないという主張の変態でしたか」

「まて、捉え方が曲解しすぎだ、ひねくれ過ぎだろ。というかどうして急にそんな話してきたんだ?」

「ちょっと女性だからの悩みがあってですね……」

「何かあったのか?」

「ええ、エロ本が買いにくいんですよ」

「くっっっっっだらねぇ!!」

「くだらねぇとは失礼ですね、百合ってのは世界を救うんですよ、それが買いづらいなんてとてもとても辛いことです」

「くだらねえよ、まず18歳以下がエロ本買うな」

「え?神原さんはBL本……「あれは例外だ」

「理不尽ですね。ちなみに私は百合の合間に挟まる男が嫌いなんですよ。殺したいくらい」

「そうか」

「というわけでヴァルハラコンビという百合の合間に挟まりやがった阿良々木先輩のこと殺していいですか」

「待て、早まるな。違う、カッターをカチャカチャするな、というかアレは百合コンビじゃないだろ、スポーツのコンビだろ」

「私が妄想すれば、全部百合コンビですよ?そんな百合コンビを破壊して、私が百合成分を摂取できなくさせやがって」

「理不尽だ!そもそもヴァルハラコンビは一時期破綻されていたはずだ!僕は関係ない!」

「阿良々木先輩殺したら百合成分取れそうなんで殺していいですか?」

「それで取れるのは阿良々木暦成分か、ヤンデレ成分だけだ!?というかそんな百合成分欲しいなら神原とでも百合百合してこい、お前多分あいつの好みぴったりだぞ?」

「くふふふ、私は見る専門ですから、というか、それじゃ私が百合の合間に挟まる女になっちゃいますし」

「そういうもんなのか」

「そうですよ、なので月2回くらいのペースで神原先輩と寝ています」

「がっつりやってんじゃねぇか、さっきの発言どこいった?」

「仕方ないじゃないですかあった当日に誘拐されたんですから」

「神原の奴何やってんだよ?え?まじで何やってんの?」

「そのとき私の初めては奪われたんですよ」

「おいやめろ、体モジモジさせんな」

「友達の家に行くという初めての経験を……」

「ただのぼっちじゃねぇか!!人のこと言えねぇだろお前!」

「ぼっちなんて……いじめですよ?阿良々木先輩」

「ならさっきのもいじめだよな?」

「いじめっていじめと感じたらいじめなんです。あのときの阿良々木先輩はいじめと感じてないのでいじめではありません」

「それよく言われるけど理不尽だよな」

「阿良々木先輩喋らないでください、いじめですよ?」

「本当に理不尽だな!この考え」

「人生理不尽ですからね」

「深いこといって逃げようとするな?許さねぇからな?」

「ごめんなさい……許してください……」

「上目遣いっていう女の武器使うな、やめろ。許したくなってくる」

「今の時代、そういうこと言うと虚無から男女差別とか飛んできますよ?」

「虚無ってなんだ、虚無って」

「虚無は虚無です。当事者でもないのに文句言ってくるやつのことです。良くいますよね。私は虚無って呼んでいます」

「そ、そうか」

「くふふふ、当事者でもないのになんでそんな文句言いたがるんですかね?」

「疲れてるんだろ。文句言うぐらいでしかストレス発散できないんだよ」

「自己中ですよねぇ、阿良々木先輩にしかストレスをぶつけてない私を見習ってほしいです」

「僕をストレスのはけ口にしてんじゃねぇよ」

「まあ、ただの冗談ですのでご安心を」

「ああ、うん。そうだな」

「あ、今、なら悪口を言うなよって思いましたね?悪口は私が言いたいので言います」

「自己中にも程があるだろ」

「くふふふ……ま、そんなことどうでもいいですね。話を戻しましょう。阿良々木先輩は男女差別反対ですか?」

「何処まで戻ってるんだよ、お前こそどうなんだ?」

「男女差別は反対しときます。その方が虚無から何も言われないので」

「じゃあ男女平等は?」

「賛成ですよ。阿良々木先輩一緒にお風呂入りましょ?」

「戦場ヶ原に殺されるからやめてくれ」

「阿良々木先輩……頑張ってください!」

「頑張ってください!じゃねーよ、その無駄にきれいなサムズアップやめろ」

「サムズアップのコツは少しだけ斜めにすることです」

「なんの話?」

「……?日本語不自由ですか?」

「この世界は理不尽だ!!」

「くふふふ……また、話がずれてますね。えーと、何処まで戻りましょうか?」

「戻らんでいい。何か新しいことを話すべしだ」

「新しいこと……阿良々木先輩は人は死んだらどうなると思いますか?」

「急に哲学的すぎる」

「私は……別世界に転生すると予想します」

「ライトノベルか?」

「でも有り得ない話ではないですよね?結局それを確認する方法はないわけですから」

「まあ、そうかもな」

「有り得ないとは言い切れない以上存在する可能性はある。くふふふ……ロマンチストとしては存在していてほしいものです」

「異世界な……行ってみたいのか?」

「いーえ、別に、この世界も楽しいですから。この世界に入れるだけ満足というものです」

「そんなもんか」

「ええ、でも阿良々木先輩がいるならその異世界も悪くないかもですねぇ」

「僕はこの世界にしかいないぞ」

「そうですか、私はこの世界以外にもいるかもですね、くふふふ」

 

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