お待たせしました。
序盤は流れるコメント+掲示板
後半からはブルーの妹ことハル視点でお送りします。
蒼花ナオ百 ブルー(ジャスティスクルセイダー)百 バーチャルWhoTuber百 黒騎士百 穂村克己百 ブルーの悪戯百 配信事故 ? かつみくん(少年)? 蒼花ナオ惨敗シリーズ? レッド惨敗シリーズ百 姉が妹になる瞬間?
151:ヒーローと名無しさん
シ ビ ル ウ ォ ー 勃 発
152:ヒーローと名無しさん
情報をまとめると
・ジャスクル宅に居候していた黒騎士くん
・ブルーの企みによりドッキリをかまされ限界オタクと化す蒼花ナオ
・妹になった姉派
153:ヒーローと名無しさん
妹を名乗る姉はただのおかしい人なんだよなぁ
154:ヒーローと名無しさん
お泊り説が濃厚だとは予想外にもほどがある
155:ヒーローと名無しさん
カラオケ番組で本人が出てくるくらいのドッキリかまされてたな
156:ヒーローと名無しさん
黒騎士くんガチで帰る家なくて悲しい
157:ヒーローと名無しさん
こんなことあっても出待ち勢はいるらしいからな
ほんと怖いわ
158:ヒーローと名無しさん
なんで出る度に俺たちを曇らせてくるんですかね……
159:ヒーローと名無しさん
真っ先に社長が黒騎士くんの私物とかを回収したらしいし、あのアパートにはほぼなにもないらしいんだけどね。
むしろ黒騎士くんがまだあそこに住もうとしていたことに驚いたわ。
160:ヒーローと名無しさん
この事態に社長すらも驚いているのが本当に草
ブルーはそういうところで変人呼ばわりされるんやぞ
161:ヒーローと名無しさん
蒼花ナオってよく知らないんだけどいつもブルーになにかされてんの?
162:ヒーローと名無しさん
蒼花って物静かでクールなキャラなのに姉と黒騎士くんが関わると思いっきり感情が揺れ動くから面白いんだ
163:ヒーローと名無しさん
>>161
ちょっと席を外した本人と成り代わってプレイするドッキリしてた。
なおなお本人とリスナーの誰にも気づかれず、ちょっとしたホラーみたいになったのが面白かったわ
163:ヒーローと名無しさん
>>161
成り代わりドッキリ
164:ヒーローと名無しさん
予告なしに出没してはえぐい爪痕残して去っていくのがブルーだぞ
165:ヒーローと名無しさん
ゲームでガチ勢のなおなおが変態のブルーに泣かされるのはいつものことだ
配信事故になるのも結構いつものことだが、昨日は一番やばかった。
166:ヒーローと名無しさん
姉妹仲がいいことを利用して好き放題しているからなw
167:ヒーローと名無しさん
FPS系のゲームになると途端に無双しだすし、普通のゲームやってもやってることと挙動が変態すぎて常人じゃ太刀打ちできないんだ
168:ヒーローと名無しさん
バトロワ系のゲームでチームから一人離れて単独で激戦地に降りたら
その場所に降りた他チーム殲滅してキルリーダーとってくるくらいにえぐいからなブルー
169:ヒーローと名無しさん
リアルでガンシューティングやってる人にシューティングゲームやらせたらアカン……
170:ヒーローと名無しさん
バカと天才は紙一重という言葉はブルーのためにあるようなもんだな
171:ヒーローと名無しさん
さらっとブルー用のアバター作られているあたり公認化されてる感はある
というより社長自らが作ったものだしな
172:ヒーローと名無しさん
あの社長本当になんでもできるな……
173:ヒーローと名無しさん
蒼花ナオってどうしてVをやっているんですか?
174:ヒーローと名無しさん
>>172
社長はエイリアンだから多芸なんだろ
175:ヒーローと名無しさん
>>172
そら宇宙人だから
176:ヒーローと名無しさん
何度も宇宙人アピールしているせいか全くアンチ湧かないこの社長さんよ
177:ヒーローと名無しさん
ただの有能な変人から有能で変な宇宙人になっただけだからな
178:ヒーローと名無しさん
よく考えなくても功績えぐいからな
スーツとか諸々の対怪人用の装備とか全部社長が発明したものらしいし
下手すりゃ黒騎士くん並みにえぐい
179:ヒーローと名無しさん
>>173
元々黒騎士のイメージアップのために社長にスカウトされたってのが本人談
ブルーの身内で機械に強いからって理由もあるらしいけど、なんであそこまで黒騎士ガチ勢なのかは本人はほとんど語らん
180:ヒーローと名無しさん
デビューしたのもジャスクル登場から半年ぐらいした頃だったなぁ
181:ヒーローと名無しさん
結構昔のゲームしてくれるから見てる
エグゼシリーズとかもう15年以上前のやつやってくれるし
182:ヒーローと名無しさん
>>181
なそ
にん
188:ヒーローと名無しさん
>>181
嘘だ…僕を騙そうとしている……
189:ヒーローと名無しさん
なぜか社長が謝罪文という名の暴露話出してて草
xxxx://xxxxxx/xxxxxxxxx
190:ヒーローと名無しさん
記憶 (復活)喪失した後はイエローのところに転がりこんでたのか
191:ヒーローと名無しさん
イエローは黒騎士君を匿っていることをレッドとブルーに秘密にしていた
_人人人人人人人人人人人人人人人_
>レッドとブルーに秘密にしていた<
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄
192:ヒーローと名無しさん
これあかんやつや……(怖気)
193:ヒーローと名無しさん
イエローがいつの間にかヒーロー活動で一番のピンチになってて草
194:ヒーローと名無しさん
また記憶喪失になって誰かに拾われてる黒騎士くん……
195:ヒーローと名無しさん
なんでこんな面白いことしかしないの?
196:ヒーローと名無しさん
これ最大の敵は味方ってやつでは?
197:ヒーローと名無しさん
敵側にもルインっていう最大のやべーやつがいるんだよなぁ
198:ヒーローと名無しさん
経緯だけ見るとラブコメ染みているのにその背景にいるやつらがやばすぎる
199:ヒーローと名無しさん
仲間に秘密にするの本当に草
レッドとブルーも同じことをするんだろうなって軽く予想できるのも草
200:ヒーローと名無しさん
黒騎士くんが拾われた犬みたいな扱いで……w
これ下手すると泥沼化するのでは……?
201:ヒーローと名無しさん
イエローの身内が見つけて連れてきたって、
イエロー関係なしに黒騎士君が家にやってきてたってどうなってんの……?
202:ヒーローと名無しさん
とりあえず社長がめっちゃ苦労しているのは分かった
203:ヒーローと名無しさん
え、これ炎上したの?
204:ヒーローと名無しさん
>>203
してないぞ
そもそも蒼花はブルーで鍛えられているから事故慣れしている。
荒そうとしているやつはいたけどそもそも、ジャスクルが初めて出てきたころに比べれば全然炎上するうちに入らない。
205:ヒーローと名無しさん
あの頃バッシング酷かったよなー
すぐに収まったけれど、偽物扱いされてたし
206:ヒーローと名無しさん
見た目が黒騎士そっくりだったからな
実質、黒騎士のスーツをバージョンアップさせた最新型だったんだけど
207:ヒーローと名無しさん
武装皆無の装着者殺しの欠陥性能のスーツで無双する黒騎士くんが悪いって結論が出ただろいい加減にしろ!
208:ヒーローと名無しさん
家族がいるからって居候は実質ブルー大勝利ではブルー?
209:ヒーローと名無しさん
あれ……? レッドさん……?
お姉ちゃんの悪戯には慣れているとばかり思いこんでいた。
私に悪戯してきたりリスナーと共謀してドッキリを企てたり散々やらかしてきたけれど、ぶっちゃけそれも撮れ高になるから悪くないと思ってさえいた。
だけど、今回は話が違う。
黒騎士、穂村克己さん。
地球が今、滅亡の危機にさらされている中で最も中心にいるであろう人物が姉の企てにより私の配信に乱入してきたのだ。
当然炎上もするだろう。
騒ぎにもなるだろう。
現時点でなにが起こるかさえ分からないくらいに事態が混沌としているはずだ。
だけどあえて言おう。
お姉ちゃん、グッジョブ……!!
一週間前から決まっていたことを私以外の家族に明かしていたことと勝手に私の部屋にカツミさんを入れたことは看過することはできないけれど、この自由すぎる姉にはナイスと言わざるを得ないだろう。
そして本部ができるまでの間、彼はここに居候の身として生活してくれるらしい。
思わずこの状況に浮足立ってしまいそうになるけれど、まずしなくてはならないことがある。
「すみません! その、色々と配信しちゃって!!」
それは姉の企みとはいえ生放送という形でカツミさんの声を放送してしまったことだ。
夕食後、ひとまず気分を落ち着けた私は姉と共にカツミさんがこれから泊まる一階の和室へと尋ね、そう切り出した。
当のカツミさんは不思議そうに首を傾げる。
「ハイシン? なにか放送していたのか?」
……もしかして動画配信とかを知らない!?
い、いや、この人の来歴を考えたら当然だ。
むしろ解釈一致すぎて怖すぎるくらい。
とりあえずカツミさんに、私が部屋でゲームの配信をしていたことを説明する。
「今ってパソコンだけで生放送とかできるのか……」
「はい……。そのせいでうちにカツミさんがいることがバレてしまって」
「なるほど。だから葵は俺に名前を呼ぶなとか言ってたのか」
じとーっと私の隣でケーキを食べている姉を睨むカツミさん。
その視線を意に介さず姉は、そのどこからやってくるか分からないドヤ顔を浮かべ口を開いた。
「大事な妹を驚かせたくて」
「だからってお前なぁ。ちゃんと言えば協力してたんだぞ」
「かつみんも驚かせたくて」
「お前はかつみんって呼ぶな」
「そんなっ!」
ざまーみろ、と口には出さずにショックを受ける姉を見る。
……でも私にカツミさんをかつみん呼ばわりする勇気はまったくないけれどなぁ!
「じゃあ、レイマに連絡しておくか」
『その必要はないと思う』
「……どういうことだ。プロト?」
わ、わあ!! カツミさんの腕に着いてる時計が喋ってる!
姉と違うのは分かっていたけど、あれが意思を持った変身アイテムなんだ!
極力、ジャスティスクルセイダー関連の話を詮索しないようにしていたからいざ目の前で見ると驚きと感動の感情が延々と湧き上がってくる!
しかしここで厄介オタク感を出してカツミさんに引かれるような愚策はしない。
私は蒼花ナオ、クールでかっこいいキャラを売りに出している配信者なのだ。
表情筋にブレーキをかけ動かさないようにし、目の前のカツミさんとプロトさんの会話に全力で耳を傾ける。
『社長がなんとかするってー』
「……なんだか申し訳ないな」
『いい機会だから諸々情報を公開するつもりらしいし、そこまで気にする必要ないとも言ってた』
「なるほど」
「あ、私も同じようなメッセージを先ほどいただきました」
先ほど社長さんから「心配無用! この私に任せたまえ!! それと先ほどから既読無視をし続けている君の姉に“覚悟しておけよ”というレッドとイエローからの伝言を伝えておいてくれ!!」という連絡が届いていた。
なので私も最低限の通知だけに留めて様子見する段階に入っている。
姉に関しては……まあ、伝えたけど特に問題にしていないようだ。
「あとはレイマに任せるか。最悪、アルファに助けてもらう必要があるかもしれないが……極力あいつに力を使わせたくないんだよな」
『心配性じゃない?』
「あいつに関しては心配しすぎるくらいが丁度いいんだよ。考えてもみろ、あいつ年齢的には三歳くらいだぞ。ハクアに至っては一歳だ」
『うあー』
なんだかすごい会話をしているけど、アルファというのはカツミさんが記憶を取り戻した時に現れた黒髪の女の子のことだろうか?
あのものすっごい絶世の美少女って感じで同性から見ても驚愕しかなかったけれど、年齢的に三歳ってどういうことなんだろう。
「……話が逸れたな。それで、その配信ってやつだけど大丈夫なのか?」
「え、なにがですか?」
「生放送ってやつだったんだろ? そんな時に俺が乱入して大丈夫だったのか?」
気遣いの戦士かな?
でもそういう気遣いをしてくれるという点で解釈一致……!!
内心で感動しながらも務めて冷静に、かつ穏やかに彼へと返答する。
「いえ、全然大丈夫ですよ。視聴者さん達、みんな鍛えられているので。むしろ私としても撮れ高という意味で役得というか、もう本懐は果たしたのでいくらでも炎上してどうぞって感じでして」
「妹よ。本音が漏れているぞ」
やかましいぞ姉。
ここまで私のメンタルを強くしたのは他ならないお姉ちゃんだからな?
「実は私、カツミさんに会うの初めてじゃないんです」
「そうなのか? 学校で会ったか?」
「いえ、カツミさんが通っていた頃はまだ中学生だったので。初めて会ったのは、スマイリーと呼ばれる怪人の事件に巻き込まれたときです」
「……え!?」
「あれの事件に巻き込まれていたのか。そりゃ……怖い経験をしたな」
隣で暢気していた姉が珍しく目を見開いて驚くのをスルーする。
人を笑わせる悪魔、スマイリー。
その怪人が現れた場所に居合わせていた私は、スマイリーの能力に影響され危うく死にかけた。
ものすごく怖くて泣きそうでも笑うしかなかったそんな時に、黒騎士はやってきてくれたんだ。
あの時起こった出来事を話すのは面接の際に社長に話した時を除いて今が初めてだ。
「ありがとうございます。助けてくれて」
「いや、あの時の俺は……」
「それでも貴方は私のヒーローです。だから今日までずっと応援してきたんです」
私のことを覚えていなくて当然だ。
私なんて所詮はあの場に何百人もいた命を救われた一般人の一人でしかない。
だけど、ようやく面と向かってお礼を言えた。
それだけでようやく私の念願が叶ったとも言えた。
「ね、ねえ、ハル」
「うん?」
一人満足していると姉が声を震わせながら話しかけてくる。
「怪人の被害に巻き込まれたってなに……? 私初耳なんだけれど……」
「心配かけさせたくなくて」
時期がこっちに引っ越した時だったし、心配もかけさせたくなかったから黙っていたのだ。
多分、姉はジャスティスブルーに選ばれた頃だろうし。
「ハルが黒騎士くんオタクだったのってファンだったからじゃ……ない?」
「うん」
「……」
「お姉ちゃんっていいお姉ちゃんだよね! カツミさん連れてきてくれるなんて! ね!!」
とりあえず、承太郎に時を止められたDIOみたいな顔をしている姉を煽っておく。
さっきの意趣返しとしてはこれで十分だろう。
「妹よ、共謀しよう」
「すぐに姑息な手段に出ようとするの本当やめない……?」
プライドはないのかこの姉は。
「私たち姉妹が力を合わせれば最強無敵だよ」
「お姉ちゃんの存在はデバフにしかならないからいらないかな」
「なんでそんな酷いこと言うの……?」
こういう時の姉は割と雑に扱ってもいい。
がびーん、とショックを受ける姉とそんなやり取りを交わしていると、そのやり取りを見ていたカツミさんが何かに気づく。
「……連絡か? プロト」
『うん。社長から連絡がきてるよー』
「? 繋いでくれ」
うん? 社長さんから電話? なにかしらの連絡かな?
テーブルに崩れ落ちている姉を放置し、カツミさんを見ると彼は社長さんと電話のやり取りをしていた。
一分ほど話すと、不思議そうに首を傾げた彼が私を見る。
「なあ、ハル」
「きゅん」
「君もときめき音の使い手なのか……!?」
「いえ、持病の発作なのでお構いなく。それで、なんでしょうか?」
危ない危ない。
危うく内側に押しとどめていた尊い感情が爆発するところだった。
「レイマがさ。俺に君の配信に出てほしいって言っているんだけど、どういうことだ?」
「……はい?」
『カツミ、社長から追加でなにかデータが送られてきた。……なにこれ? 絵?』
社長さん! 今の状況でそれはかなりリスキーなのでは……!?
いや、黒騎士イメージアップのための広報担当を兼任してる身からすればある意味で当然のコラボではありますが!
でも既に黒騎士専用アバターすらも用意しているとか、まさかこの状況を想定していたということ……!?
※社長は趣味でレッドとイエローのアバターも作っていました。
社長は、かっつん自身からのある程度の情報の開示が必要と判断したので配信という形で行うことにしました。
テレビ出演やインタビューなどはかっつんの過去的にアウトだったので。
ブルー宅訪問も終えたので第四部は終わり、次の部へと移ります。
その間に閑話の方をいくつか更新する予定です。