追加戦士になりたくない黒騎士くん   作:クロカタ

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お待たせしてしまい本当に申し訳ありません。

今回は掲示板回のようでちょっと違うかもしれない回です。
序列二位、イリステオ?視点です。


第六部
有象無象の“君”たち(掲示板?回)


 

1:おバカで能無しな僕は調子に乗りました

 今回のやらかしについては全体的に僕が悪かった。

 ルイン様が穂村克己へ向ける感情がただの好敵手や育成相手とばかり思い込んでいたばかりに、僕は下手を打った。

 正直、反省している。

 

2:“僕”と名無しども

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3:“僕”と名無しども

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4:“僕”と名無しども

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5:おバカで能無しな僕は調子に乗りました

 君たちの怒りも分かる。

 このふざけた伝え方も許してほしい。

 僕の右腕はもう元には戻らない。

 存在すらも揺るがす穂村克己の一撃は平行次元世界に遍在する全ての僕に影響を与えた。

 

6:おバカで能無しな僕は調子に乗りました

 これは傷とかそういう問題ではない。

 最初から腕が存在していなかったという概念を叩きつけられたものと同義だ。

 まあ、これに関しては僕の能力上、殊更平行次元との繋がりが強かったというのも理由の一つだろうけど、どちらにしろ驚異的だ。

 

7:“僕”と名無しども

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8:“僕”と名無しども

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9:おバカで能無しな僕は調子に乗りました

 実のところ僕は結構精神的にきてる

 こうして話しているだけで震えが止まらない

 断じて“僕”達の怒りに任せた罵倒に堪えたわけじゃない

 僕は、アレに、穂村克己に関わることを恐れ、心折れてしまったんだ

 

10:カワイイ変異体な“私”

 

 なのでこれからはお茶目でカワイイ“私”がこの特異点宇宙の担当を務めよう!!

 

11:“私”とわめくだけの能無しども

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12:“私”とわめくだけの能無しども

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13:“私”とわめくだけの能無しども

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14:“私”とわめくだけの能無しども

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15:カワイイ変異体な“私”

囀っているねぇ有象無象共!!

メンタルよわよわな“君”達に代わり、この“私”がこの特異点宇宙を担当することになったわけだ。

当然、私も穂村克己の攻撃の影響を受けて絶賛右腕がないわけだけれど、まあそれは反省を兼ねて義手をつけることで我慢しよう。

地球文化では邪悪系義手黒幕女子ってジャンルも結構受け入れられるでしょ?

 

16:カワイイ変異体な“私”

ま、そういう恐怖とかそういうものに無頓着な私を“君”達は変異体と呼んで蔑んでいる、というより絶賛蔑み中なんだけれど、そんなものはどうでもいいことだ。

痛くもかゆくもないし、気にしてもない。

だから平気で皆の知らないことを暴露するし、それに対してなにも悪いなんて思ってもいない。

 

17:カワイイ変異体な“私”

私が特異点宇宙の担当になったからには、つらつらとクソつまらない独白を垂れ流す情報共有は廃止することにした

この方式なら君たちの聞くに堪えない野次を消しさることもできるし楽だからね!!

 

18:“私”とわめくだけの能無しども

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19:“私”とわめくだけの能無しども

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20:“私”とわめくだけの能無しども

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21:“私”とわめくだけの能無しども

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22:“私”とわめくだけの能無しども

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451:カワイイ変異体な“私”

うーん、うるさいから思考送信停止!!

“君”達のようなメンタルざこざこクソ雑魚ナメクジに発言権があると思う時点で勘違いも甚だしいなぁ!!

今から長話するから黙ってろよカス共がよぉ!

 

452:カワイイ変異体な“私”

さて、無駄話はここまでにして、別の無駄話をしようか。

今回する内容は前宇宙における戦いについて、かな。

原初のアルファと前宇宙における連合勢力による激突。

おおよそ強大な力を持つ彼女が見境なく、宇宙を壊しつくすほどの力を振るい暴れまわった混沌の時代だ。

 

453:カワイイ変異体な“私”

 いやぁ———!!

 あの時代マァジでやばかったなぁー!!

 もう世紀末っていうか星紀末って感じだったし!!

 星界人率いる連合軍をたった一体で相手どる原初もえげつなかったし!

 かといってほぼ第三勢力みたいな感じで参戦してきた双子のアルファの傍迷惑さったらもう!!

 最終的には団結したけど宇宙を守る勢力VS災害VS災害って感じの地獄みたいな三つ巴だったもんなぁー!!

 てか双子のアルファ荒みすぎて地獄みたいな性格してて終わってるのマジで怖かったなぁ!

 あれが今、ああなっている事実すらやばいことだと思ってるからね、私は!!

 

454:カワイイ変異体な“私”

 こほん、おっと、取り乱してしまったね。

 すまないすまない。

 

 運命・因果には連鎖と繋がりがある。

 前宇宙には原初のオメガは現れなかった。

 双子のアルファには、そもそも彼女達にとってのオメガも存在しなかった。

 どちらかが欠けた宇宙はさぞかし息苦しいものだったに違いない。

 

 うーん、端的に言って虚しいね!!

 癇癪に巻き込まれる宇宙は大迷惑ってレベルじゃないけどね!!

 

455:カワイイ変異体な“私”

 そして現宇宙における原初のアルファ……てかルイン様がそうだ。

 いい加減濁すも面倒だし、これを見ている“君達”も辟易としているころだろうしね。

 ルイン様が以前の原初と同じか表現していいのか私にも分からない。

 そもそも今の特異点宇宙はこれまでとは大きく異なっている。

 

 確実に言えることはこの世界においての原初のアルファたるルイン様は、前宇宙の原初を遥かに上回る力を有していることだ。

 むしろ歴代最強かな? なにせ、彼女は小指一つ動かす必要もなく“君達”に干渉することができるからね。

 

456:カワイイ変異体な“私”

 なにがどうしてこんな混沌だらけの時代になってしまったのか甚だ疑問だ。

 そもそもの話、原初のアルファが二人も発生したこと自体が異常じた———あっ……まあ、いいか明かしてしまおうか。

 この宇宙を構成する要素として、絶対に覆せない法則というものがある。

 

457:カワイイ変異体な“私”

 一つの宇宙において、原初の発生は一体のみ。

 原初のオメガも一人、原初のアルファも一人。

 それが絶対に覆るはずのなかった原則だった(・・・)

 

 ここまで話せばもう予測できるよね?

 

458:カワイイ変異体な“私”

 そう、この宇宙には二人の原初のアルファが発生した。

 だが一つの宇宙において原初のアルファとして成るのは一人のみとするなら、それはより強い方、つまりはルイン様だったわけだ。

 

459:カワイイ変異体な“私”

 悲惨なのはもう一人のなりかけの方だ。

 もう一人は完全になることさえ許されず、常にその存在を押さえつけられ完全に至ることはない。

 資格はあるのに、それ以上の進化を許されない。

 だが、彼女の身体は理性を、正気を失ってでも原初に至ろうとする。

 ああ、その苦しみはきっと想像できないことだろう。

 並みの精神では崩壊してしまうような衝動を理性で押さえつけ、未だに正気を保っていることは最早奇跡としかいいようがないだろう。

 

460:カワイイ変異体な“私”

 ルイン様への憎悪。

 

 ただそれだけの憎しみの感情だけが彼女の原動力。

 

 はじまりにおわりをもたらそうとする者。

 

 それが、星将序列第六位———

 

げんしょのなりそこない

 

———いい加減黙れよ

———お喋りの、クソ野郎

 

461:カワイイ変異体な“私”

 ひぁっ

 

462:カワイイ変異体な“私”

 これ以上のお話は私の身の安全上まずそうなのでやめておこう! うん!!

 

463:カワイイ変異体な“私”

 いかに成りそこないとはいえ、原初の資格を持つ超越者!!

 私も“僕”のように痛い目にはあいたくないしね!

 

 たくさん暴露しちゃったせいでさすがの“君達”と言えども混乱しているだろう?

 

464:カワイイ変異体な“私”

 返答がないね。

 あっ、書き込めないんだったごめんね!! あはは!!

 

465:カワイイ変異体な“私”

 さて、此度の語り手はこの私、星将序列2位の変異体。

 

 “次元超越”のイリステラ(・・・・・)

 

466:カワイイ変異体な“私”

 イリステオじゃないよ、イリステラだよ。

 みんなは気軽にステラちゃんって呼んでね♪

 

 じゃあ、停止解除♪

 

467:“私”とわめくだけの能無しども

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468:“私”とわめくだけの能無しども

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469:“私”とわめくだけの能無しども

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470:“私”とわめくだけの能無しども

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471:“私”とわめくだけの能無しども

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472:“私”とわめくだけの能無しども

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二位の多次元偏在設定を生かそうと考えた結果、変異個体ステラちゃんが爆誕。
アズ関連はこれまで出た情報を確定化させただけなので、それほどネタバレじゃない感じです。

次回の更新はなるべく早くしたいと思います。
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