追加戦士になりたくない黒騎士くん   作:クロカタ

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掲示板+レッド視点となります。


掲示板と至高の姿(レッド視点)

241:ヒーローと名無しさん

 

毎回思うんだが、どうしてJCの社長って戦闘映像を公開してくれるんだ?

年齢制限はしているのは分かるけど。

 

242:ヒーローと名無しさん

 

ジャスティスクルセイダー強すぎ問題

地球の未来は安泰だな!

 

243:ヒーローと名無しさん

 

公開しているのは脅威が身近に迫っているって知らせる意味あるって公式に書かれてたぞ。

あと、変に騒ぐ人たちが出ないようにする予防線みたいなものもあると勝手に思ってる。

 

244:ヒーローと名無しさん

 

みんな!!

白騎士君が! 黒騎士君になったんだだ! よ!!

ファングでジョーカーで、クロエボみたいなことになってるけど!!

 

あれは黒騎士くんだ! よ!!

 

245:ヒーローと名無しさん

 

蟲毒の戦士ガチ勢があらぶっていらっしゃる……

 

246:ヒーローと名無しさん

 

十秒限定でワームホール使い放題とか

 

247:ヒーローと名無しさん

 

「今日がお前達の命日だ」(幻聴)

 

248:ヒーローと名無しさん

 

>>245

割と誤字かどうか分からん間違いはやめろぉ!

 

しかし、ブラッド族の女と、黒い白騎士くん……なんだお似合いじゃん!

 

249:ヒーローと名無しさん

 

なんかだんだんと白騎士くんから、黒騎士くんの片鱗が出てきていて怖くなってくる。

怪人も強くなっているし、地球は大丈夫なのかな……。

 

250:ヒーローと名無しさん

 

フォームチェンジしたり十秒間限定変身したり本当に色々してれるな白騎士くん

次の強化は悪堕ちフォームだな?(慧眼)

 

251:ヒーローと名無しさん

 

やめてくれよ……

 

252:ヒーローと名無しさん

 

あまり適当なこと言うとブッコロスゾ?

 

253:ヒーローと名無しさん

 

サメ怪人とタコ怪人の喧嘩をアホなこといって仲裁しようとした白騎士くんだぞ?

どうやったら悪堕ちするんだ

 

254:ヒーローと名無しさん

 

珍しい白騎士くんのドジ話すこ

 

255:ヒーローと名無しさん

 

あれあのまま放っておいたら合体してシャークトパス化していたんだろうか……?

 

256:ヒーローと名無しさん

 

サメとタコって絶対狙っただろアレ

 

257:ヒーローと名無しさん

 

映画化不可避

白騎士くんVSシャークトパス!!

 

258:ヒーローと名無しさん

 

本当にやりそうだからやめてほしい(絶望)

 

259:ヒーローと名無しさん

 

現実でやってるのに映画にもするのか……

 

260:ヒーローと名無しさん

 

これ、もしかして悪堕ち回避フォームじゃねぇかな?

めっちゃ危ない煙出てたし、それなぜか力技で吹き飛ばしたし

 

261:ヒーローと名無しさん

 

そんな考察も出てたな

既に悪堕ちフォーム経験済みで、それを白い力で抑え込んでいた。

相手怪人がエネルギー吸い取ってパワー解放で、暴走しかけてた。

 

262:ヒーローと名無しさん

 

突然出てきたハザードトリガーもどきは制御装置だった……!?

 

263:ヒーローと名無しさん

 

あ、セーブフォームってそういう……

 

264:ヒーローと名無しさん

 

なんでこの子、悪堕ちフォームを気合で乗り越えられるんだ……?

 

265:ヒーローと名無しさん

 

成長率Aだからな

きっと謎の力が働いているのだ

 

266:ヒーローと名無しさん

 

そろそろプロトスーツに戻って欲しいな

 

267:ヒーローと名無しさん

 

てか思いっきりハザードってなっているし、もしかしなくてもやばかったのでは?

 

268:ヒーローと名無しさん

 

必殺技のあとに高笑い聞こえてきそう(小並感)

 

269:ヒーローと名無しさん

 

みんな話題にしようとしないので、俺が出す。

ジャスティスクルセイダーは相変わらずでしたねぇ!!!

 

270:ヒーローと名無しさん

 

みんなスルーしていたことを……!

 

271:ヒーローと名無しさん

 

いや、だって相変わらずモザイクじゃん

 

272:ヒーローと名無しさん

 

ロボットまで出してきたのにとどめはスーツでやるやべー奴の話するの?

 

273:ヒーローと名無しさん

 

殺られる前に殺すという至極単純な戦法をしただけで完封できたのはずるい

 

274:ヒーローと名無しさん

 

地球を守ってんだよなぁ

そら、手段を選んでられねーわ

 

275:ヒーローと名無しさん

 

地球産の怪人が初見殺しと理不尽の権化だったのが悪いだろこれ

 

276:ヒーローと名無しさん

 

今回も中々の相手だったらしいけどな

エネルギー吸収と、吸い取ったエネルギーで自己再生。

死んでも死なないあたり、一般地球産怪人くらいの力はあったと思うぞ

 

277:ヒーローと名無しさん

 

インベーダーみたいなやつだったけどな

胸糞悪いやつだ

 

278:ヒーローと名無しさん

 

それでどれだけボコボコにされようとも可哀そうとも思わなくなったな

侵略者かわいそうとか言う奴もいなくなったし

 

279:ヒーローと名無しさん

 

あれ、やられた動物型巨大怪獣に、萌えを見出した人の声だから、元からかわいそうとも言われてなかったぞ。

むしろ私からすれば、鎖で動物型怪人をつないだうえに子猫ねして合体させたことで、キレたわ

 

280:ヒーローと名無しさん

 

白騎士くんやられそうになってハラハラした

 

281:ヒーローと名無しさん

 

>>子猫ね

こねこねって言いたかったのかな?

動物好きの気配が隠せてない……。

 

282:ヒーローと名無しさん

 

レッド達の問答無用さは怖い

でも黒騎士君並の安心感があるのは事実だ

 

283:ヒーローと名無しさん

 

地味に白騎士くんとレッド達が同時に現れたからついに合流できたのかな?

 

284:ヒーローと名無しさん

 

記憶喪失の件もあるし、JCはどんな立ち位置で動くんだろう

 

285:ヒーローと名無しさん

 

今公式見てきた

中途半端に動画が切れてることも気になったが気のせいか

 

286:ヒーローと名無しさん

 

一緒に戦うってことは、またレッド達のツムッターに元気が戻るのかな?

 


 

 

「なにやってんの、葵?」

 

 戦闘から三日が過ぎた午前中。

 私達ジャスティスクルセイダーの三人と、アルファは修練場のモニター室に集められていた。

 これから始められるであろうことを考えながら、無言でスマホを凝視している葵を不思議に思い質問してみると、のほほんとした顔の彼女は顔を上げる。

 

「エゴサ」

「えぇ……?」

「ヒーローの嗜み」

「嫌だよ、そんな嗜み……」

 

 私もたまにやるけど今することじゃないと思うよ?

 あまり見ると気分落ち込むし。

 

「ツムッターも見てるけど……あの一位のことはバレてないみたい」

「まあ、そうだね。避難は完全にさせていたし」

 

 星将序列第一位。

 まさしくあれは怪物だ。

 今の私達では太刀打ちできるか怪しいほどに強い。

 

「強化アイテム、かな。使うことはないと思っていたけど」

「そうだね、必要になるかもしれない」

 

 変な関西弁をなしにきららが頷いてくれる。

 今までの侵略者の強さからして必要ないと思っていた強化アイテム。

 これから先の戦いを予想するなら、私達のパワーアップは必須だ。

 

「……そういえばアルファちゃん、白川ちゃんは? さっきここに来てたよね?」

「ハクアなら本部の仕事に戻るための手続きをしてる」

「戻って来てくれるんだね。白川ちゃん……」

 

 まあ、カツミ君がここに来てくれるならここで働く方がいいか。

 彼女は正式な医者ではないらしいけれど、その知識量とアルファに似た能力からしてここにいたほうが安全だ。

 私達からも話もしやすくなるし。

 

「彼の住まいも変わらず、か」

 

 彼は変わらず白川ちゃんの家に住むことにはなった。

 極力、日常に変化を与えるのは好ましくないという社長の言葉と、ラスボスと精神的ななにかで繋がっている彼に迂闊な影響を与える危険性を考慮してのことらしい。

 

「アルファちゃんはどうするの?」

「私はカツミと同じところでバイトだよ? ふふん、羨ましいだろう?」

「「「……」」」

「ごめんなさい……」

 

 私達の無言の圧力にあっさりと屈服するアルファ。

 次の休日、三人でカフェに突撃するからその時覚悟していなよ?

 

「おおう、お前達! 相変わらず内輪もめが好きなようだな恋ナインジャーズ!!」

「略されるとすっごいイラっとするんでやめてくれません……?」

 

 そこでばばーん! と勢いよく扉を開けた社長とスタッフたちがブリーフィングルームに入ってくる。

 

「あれ? 大森さんは?」

「彼女は今回の測定に不参加だ」

「……え、なぜですか?」

「カツミ君との出会い頭にな。テンション振り切って……」

「あー、アカネみたいやなぁ」

「まるでレッドくんみたい」

「ちょっと私を引き合いに出すのはどうかと思うんですけど!」

 

 てか、大森さん何しているの……?

 彼女のまさかの行動に驚いていると、修練場を映し出すモニターに一人の少年が歩いてくる。

 カツミ君だ。

 腰にはベルトを巻いておらず、その代わり腕には新型の『プロトチェンジャー』をつけている。

 

「今回はテストに協力してくれてありがとう、カツキ君」

『いえ! こちらもお世話になっている身ですから!』

 

 マイクからの社長の声に明るい彼の声が返ってくる。

 

「彼、よくプロトチェンジャーをつけてくれましたね」

「あくまでテストの一環だ。ルインの反応を確かめるということが真の目的だ。奴が動き出す線引きを見極めなくては、迂闊にカツミ君と関わることはできないからな」

 

 そういう意味ではここまではこれといった干渉はされていないと言える。

 

「プロトチェンジャー、彼がつけていると懐かしいですね……」

X(エーックスッ)プロトチェンジャーだ! 間違えるな!! この私の最強無敵の最高傑作だぞ!!」

「どういうこだわりなんですか……?」

「こだわりなんてものではない!! 私の全てを詰め込んだのだ!! だが、決して完成はしない!! 常に進化の可能性を模索し続けるそれこそが測定不能! すなわちXである!! その一環でシロと同じくコアの意識が表面上に出てしまった疑惑があるが!! そんなものは些末な問題!!」

 

 入れ込みようがすごいな……。

 それだけあの変身アイテムが凄いのだろう。

 プロトスーツの純粋なパワーアップって時点でやばいのに、これ以上に強くなるのかぁ。 

 

「シロはどうしたんです?」

「あの子はこの時間だけこちらで預かっている。きっちり了解をとって戦闘記録のコピーをさせていただいている」

「え、了承してくれたんですか?」

「あれは主想いだからな。きっちりと同じ目線に立って説明すれば理解してくれたよ」

 

 シロって私を見る時だけ怯えたような反応をされちゃうんだよな。

 やっぱり血まみれの私で怖がらせちゃったのかな?

 

「……カツキ君、腕時計型の変身アイテムの側面に指を添えて変身してみてくれ」

『はい! え、えぇと、こう……かな?』

 

 彼がチェンジャーの側面のボタンを押すと認証が開始される。

 その様子を注視した社長は、やや険し気な表情を浮かべる。

 

「……私の予想では、今の彼では使いこなすことはできないだろう」

「え? どうしてですか?」

「見れば分かる」

 

 モニターを見るとチェンジャーで作り出された空間にいるカツミ君が驚いた様子で自身の腕を見ている。

 

『オカエリナサイ!!』

『あ、え、ただいま?』

 

 ……ん? んん?

 

「ねえ、社長、完全に話しかけてますよね?」

「……え、マジで? え? 嘘、意志はあるのは知ってたけど喋るようになったの……?」

「社長あんたなんでそんなことも知らんの!?」

「し、仕方ないだろう!! 古代に製造されたエナジーコアはオーパーツどころの代物ではないんだぞ!!」

 

 それを知りながらスーツに組み込むって中々にやばいのでは?

 突然喋り出したプロトチェンジャーに思いっきり困惑する彼に、プロトチェンジャーは続けて対話を試みていく。

 

『カツミ! マッテタ!!』

『俺はカツキだよ? 人違いだよ?』

『チガウ! カツミ!!』

 

「か、かかかカツキくん! 次の変身フェーズに突入してくれ!」

 

『あ、はい!』

 

 あ、危なかった……。

 このままではまた彼の記憶が操作されるような事態になるところだった。

 すると、彼を中心に展開されていたフィールドに、星のような模様が現れ、そのまま加速するように回転していく。

 

ARE YOU READY(準備はいい?)? →NO ONE CAN STOP ME(もう誰もあなたを止められない!!)!!』

「へ、変身!」

 

TYPE 1! ACCELERATION!!(行こう! 至高のその先に!!)

 

 明らかに異質な、英語に被せるように日本語が重ねて聞こえてくる。

 彼の身体を黒を基調としたアンダースーツが覆う。

 そこから、また首回り、両腕、両足、胴体に洗練された装甲が覆っていく。

 

EVOLUTION!!(進化!!) STRONG!!(最強!!) INVINCIBLE(無敵!!)! SUPER(最高!!)!!

 

 これでもかというほどの分かりやすい言葉の羅列。

 明らかに社長の熱意と趣味が詰め込まれたそれは、さらに音声を鳴り響かせた。

 

CHANGE(その名は)TYPE 1(タイプ・ワン!!)!!』

 

 装甲の隙間から煙を噴き出させ、変身を完了させた彼の姿はプロトワンの面影を残しながら、洗練されていた。

 黒いスーツの上に、身体の動きを邪魔させない銀の装甲。

 首に襟のように形作られた機構と、背面側に作られた噴出口。

 白騎士のそれとは異なり、シンプルさを極めたその姿に、思わず息を呑んでいると―――冷静さを取り戻した社長がマイクに声を発する。

 

「試しに動いてみてくれ。軽くだ、かるーく」

『え、ええ、分かりました』

 

 彼が軽く身を屈むと、スーツに光が包まれ首元の機構へと集まっていく。

 光はゆっくりと放出され、赤色のマフラーを思わせる形へと変化し、風になびくように後ろへ伸びる。

 

「いくぞ……!」

 

 彼が飛び出した、その瞬間そのあまりの脚力と放出に彼の足元の地面と背後の瓦礫が吹き飛ばされる。

 一瞬にしてその場から消えた彼は次の瞬間には、修練場の壁―――にいつの間にか展開されていたマットに激突していた。

 

「フワァァ――!?」

 

 ぼよーんと、弾かれ転がるカツミ君。

 け、怪我はしてないようだ……よかった。

 でも、早すぎて全然見えなかった……。

 あれで軽くって本気で動いたらどうなるの……?

 

「あれは、カツミくんのために作られたものだ」

「でも彼は……」

「全てを思い出し、自身の死をいとわずに前に踏み込むことができる彼だけが使えるようにしたのだ。今の記憶を失ったカツミ君では……やはり、まだ扱うことはできなかったようだ……」

 

 もう一度モニターをみる。

 ただ踏み出すだけで壊された地面。

 彼が、本当の記憶を取り戻したら、いったいどれほどの性能になるのだろうか……。

 それを想像した私は、ぞくりとした武者震いのようなものを感じながら笑みを浮かべてしまう。

 

『カツミ! オモイダシテ!!』

『う、うーん……』

『ズットタタカッテキタ! イッショニ!』

 

「それはともかくとしてぇ!! いますぐXプロトチェンジャーをカツミ君から引きはがすぞぉ!!」

 

 プロトチェンジャーの健気さは可愛いと思うけれど、ちょっと今記憶を戻されるとラスボスも来て厄介なことになるからやめてほしい!!




※変身音内の訳は雰囲気とか諸々の理由で一部大分異なっております。

本当は喋らせるはずがないプロトチェンジャーでしたがゼロワンのAIちゃんを見て、気が変わりました。
白騎士くんが武器+能力だとすれば、黒騎士くん一型はパワーとスピードを極めに極めたフォームとなりますね。
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