前回の続きからとなります。
ジャスティスマリーン。
それはジャスティスクルセイダー本部が所有する潜水艦。
宇宙を舞台にしたSF映画で見るような鋭角化されたデザインの船の上部には、空母のような甲板が広がっており、俺とジャスティスクルセイダーを含めた4人は、視線の先に存在する光景を目にして感嘆の声を上げていた。
「あれが、“氷の大地”を覆う冷気の壁か……」
「この距離でも大分気温が低いね」
「この寒さは2.5北海道くらいはあるね」
「葵、北海道行ったことあるの……?」
視線の先に見えるのは竜巻のように渦巻く白い壁。
空に昇る冷気の壁は、その奥に存在する氷で形作られた大地と侵略者を守るように外敵の侵入をこれでもかと拒んでいる。
現在、俺達は変身した状態のまま海面に浮上したジャスティスマリーンの甲板にいるわけだが……本当にとんでもない規模の侵略者が来たな。
『近づけるのはここまでだろう。ビークルを出す』
マスク内でレイマの声が聞こえると、甲板の床が展開され下から三機のビークルが現れる。
よし、次は俺だな。
「シロ、まずはバイクを頼む」
『ガウ!』
『
何もない空間から現れる白と黒の二色のバイク。
それに跨った俺は、事前にレイマから受けた説明の通りにシロに次のビークルを出してもらう。
「それじゃあ、次をお願い」
『BLACK Ⅳ! WHITE Ⅴ!』
バックルのシロの瞳から緑色の光線が飛び出し、バイクから十メートルほど離れた空間に新たなビークルを二機、出現させる。
一つは黒い外殻を固めて、ステルス機に似た形状の飛行機。
もう一つが、ジャスティスクルセイダーたちが乗っているビークルと似た白い車のような乗り物だ。
「……よし」
“ホワイト5”の白い方の車体の後方部分が扉の上に開くと同時に俺はアクセルを回し、ルプスストライカーを発進。
そのまま、車体の後方部分の開いたハッチにルプスストライカーを飛びこませ、バイクとビークルを合体させる。
「……」
一瞬視界が暗闇に包まれるがバイクのハンドルを中心とした視界に光が溢れると、周囲の景色と環境のデータを算出した数字の羅列が表示される。
初めてのドッキングで少々不安もあったけれど……これは、予想を超えて男心をくすぐってくれるな……!
「レイマ……!」
『皆まで言うなカツキ君! ああ、私もちゃんと分かっているとも……!』
「ああ……!」
レイマと感動を分かち合いながら、思考を目の前のビークルへと向ける。
『カツキ!』
「プロト、そっちは大丈夫か?」
『平気だよ!』
黒い方のビークル、ブラック4から聞こえてくる声に応える。
今回の作戦はビークルを用いてあの冷気の壁を強行突破し、内に潜む侵略者を倒す電撃作戦。
そのためには、不測の事態に備えて全てのビークルを用いて解決に当たるという結論に至ったレイマが、超高性能AIであるプロトにブラック4の操縦を任せるという話になったのだ。
『それじゃあ、今度はこっちからドッキングするね!』
「頼む」
プロトの操作によって動き出したブラック4が、ルプスストライカーを内蔵したホワイト5を上から覆うように合体する。
前面にキャノン砲、側面にロケットエンジンのような機構が追加され、二つのビークルの合体により唸り声のようなエンジン音が周囲に轟く。
『
『
ルプスストライカーから、ルプスギガントか……。
見た目からしてどんな壁も乗り越えていけそうな迫力があるな。
「カツキ君のビークルは大型だね」
「弟が好きそうやなぁ」
「バットモービルみがある。すこ」
『さあ、全員ビークルには乗ったか!』
こちらの準備が終えたことでレイマが通信機越しに声を張り上げる。
レッド達も既にビークルに乗りこんでおり、全員が作戦を開始させる準備を整ったようだ。
『これより作戦を開始させるが! あの冷気の壁の奥は磁場の大きな乱れがあることから、通信もままならない可能性が高い!! 内側の状況も衛星からの画像以外は碌にない! だからこそ、お前達が中に入ってすることは単純!!』
中の状況が分からない。
どんな敵が待ち受けているのかもほとんど不明。
しかし、それでもレッド達も、レイマも怖気づくことはなかった。
『暴れてこい! それがこれまでお前達という戦士を見てきた俺ができる最適な指示だ!! この豊かな星を侵略し、遊び場にする馬鹿どもを倒してこい!!』
「「「「はい!!」」」」
『作戦開始!!』
作戦開始の合図と共に俺はアクセルを回し、白と黒のビークルを発進させる。
これまでとは比べ物にならない加速と共に甲板から飛び出した ルプスギガントは、ジャスティスクルセイダーが駆るビークルと並びながら冷気の壁へと突撃する。
『ジャスティスクルセイダー! カツキと私のビークルの後ろについて!』
「こいつなら、どんな壁でも突き進める!!」
さらに加速させ、冷気が吹き荒れる空間をものともせずに突き進む。
外の気温の数値がさらに下がっていくのを目にしながら、勢いのまま進めていくと――、ごう! というけたたましい音と共に、冷気の嵐を抜けて、その奥の空間へと侵入を成功させる。
「……これは……!」
「氷の、城?」
冷気の壁の内側に存在するのは、まさしく氷の大地であった。
直径、数キロはある広大な空間の中央には白銀色に輝く城のようなものが存在しており、吹雪に見舞われた空間の中で。
「レイマ! 通信、繋がっていますか!?」
『———』
「やっぱり通信はできないか。……レッド! このまま――」
『生体反応確認!! カツキ、上!!』
瞬間、空を飛ぶルプスギガントの上に影が差す。
頭上が暗くなったことに、嫌な予感を抱いた俺は、咄嗟に横にハンドルを切った――、その瞬間、先ほどまでルプスギガントのいた位置に、何か巨大な鳥のようなものが垂直に落下するような突進を仕掛けられる。
「ッ、なんだ!?」
『ギャァァァォ!!』
咄嗟に眼下へとモニターを移動させてみれば、映り込んだのは羽毛に身を包んだ鳥のような、恐竜のような巨大な怪鳥の姿。
「ぷ、プテラノドン!?」
「いや、鳥やろ!」
「違うね。あれはアルゲンタヴィスだよ。史上最大の鳥類の一種。年代的には――」
「うんちくはいいから、迎撃するよ! 皆、散開!!」
大きく旋回し、続けての体当たりをしかけてきた巨大鳥を、俺達は散開する形で回避する。
すれ違い様に見えたのは翼に取り付けられたプレートに刻まれた『114』という数字。
星将序列114位か!
こいつが主力であるはずがない!! なら――、
「レッド!!」
「分かってる! 巨大怪獣は一体だけじゃない!!」
吹雪が弱まり、視界が開けていく。
すると、俺達の周囲にはいくつもの空を飛ぶ影と、地上でこちらを睨みつけている巨大怪獣の姿を目にする。
『カツキ、囲まれてる!』
「そうみたいだな……!」
こちらの襲撃を予期されていたことは分かっていたが、この数とは。
全ての怪獣がこちらを伺うだけで攻撃はしてきてはいない。
『獣共よ。我が領域へ足を踏み入れる侵略者が現れた』
「! 声……」
『この凍土のアリスタの領地に許可なくやってくる愚かな侵略者よ。愚行である』
宙に停滞しながら状況を伺っている俺達に、そんな声がこの空間に存在している城から響いてくる。
空気を振動する男の声に、俺達だけではなく怪獣たちも耳を傾ける。
『塵殺せよ、蹂躙せよ。お前達の楽園を守るために、悪しき侵略者を殺せ』
「侵略者、だって?」
どの口で、そんなバカげたことを口にしているんだ。
悪しき、侵略者? 侵略してるのはそっちの方だろう。
胸の内に、普段の自分では考えられないほどの激情が湧き上がってくる。
『お前達のために。故郷を追われ、手にかけてしまったお前達の罪を贖うた———』
思わず、手元の武器を発動しかけたその瞬間、遥か数キロ離れた氷の城に吹雪とは異なる風が吹く。
それは一瞬にして吹雪を切り開き、空白を作り出すと同時に――城の上部を斜めに切り裂いた。
「えっ」
驚くのも束の間、次の瞬間には連続して放たれた青色の閃光と、電撃を纏った斧が雷鳴と同時に直撃し、この距離からでも分かるほどの轟音を響かせる。
『えっ』
俺とプロトが呆然とした様子で、レッドの乗っているビークルを目にする。
そこには空中に停滞させたビークルの上に立っていたレッドが、その手に持っていた赤熱色に輝く剣を納刀していた。
「逃げ足と無駄口だけは一人前だね」
その隣では銃を構えたブルーと、武器を放り投げたイエローが傍目で分かるほどの殺気を放ちながら、城の方を睨みつけている。
「お前達の妄言は聞き飽きたよ?」
「さっさとかかってこい。時間の無駄や」
「面白い奴だ、気に入った。殺すのは最後にしてやる」
そのままビークルに戻った三人を目にして、少しばかりボーっとする。
「流石は俺が認めたジャスティスクルセイダーだ……」
『カツキ……?』
自然と口に出した言葉に自分で驚く。
目の前でレッド達がしたことに驚いた。
けど、どこか俺の中では彼女たちはそれくらいしてもおかしくない、という思いがあった。
『う、腕が……お、おおお前達!! その侵略者共を殺せ!!』
慌てたように声を漏らすアリスタに我に返る。
すると、周囲にいた巨大怪獣たちは、獰猛な唸り声をあげ臨戦態勢へと移る。
「最初からそうすればいいのに……白騎士君! いけるかな!」
「あ、ああ!! 勿論!!」
「なら、君には空の敵を任せる!!」
「任せろ!!」
俺の声と共にジャスティスクルセイダーが怪獣が跋扈する氷の大地へと向かっていく。
『フォーメーション! レッド1!』
レッドのビークルを先頭に合体を開始させる。
当然、怪獣たちも邪魔しにかかるが、三人の息のあった操縦技術はその追随も許さない。
『フッ飛ばしていくでぇ!!』
『今日の私は一味違っていく』
『『『合体!』』』
三機のビークルが一つとなり、一体の巨人へと姿を変える。
赤の巨人は、白銀の煙を浮き上がらせながら大地へ降り立ち——、
『パワードアーマー!! ジャスティスロボ!!!!』
『なにを突っ立っている!!』
一番近い位置にいるティラノサウルスっぽい巨大怪獣をぶん殴り、氷山へと叩きつける。
ガギャン!! という駆動音と共に歩み寄ったジャスティスロボに半狂乱になった怪獣が襲い掛かるが、それを意に介さずに、尻尾を掴んでティラノサウルスを振り回し、蹂躙し始める。
『獣にすらなれないお前達に私達が負ける道理はない!!』
「が、ガギャ……!?」
『この時代に取り残された化石風情が!! ジャスティスシールド!!』
腕に展開したエネルギーシールドで、敵を殴り倒しているジャスティスロボ。
そのあまりのやりたい放題さに、周りの怪獣も怖気づくように及び腰になってしまっている。
……あっちは大丈夫そうだな。
負けるイメージが全然湧かないし、嫌な予感すら抱かない。
「なら、今度は俺の番だな……!」
「ギャーオ!!」
周囲を飛び回る巨大怪獣たち。
鳥に似た姿のものもいれば、空を泳ぐように飛ぶサメのような個体もいる。
「ギャァァァオ!!」
『カツキ、左斜め後方』
「よし!」
後方からの体当たりを避け、鳥型の後ろに取りつく。
当然、このルプスギガントにも攻撃用の装備はある!!
『
ミサイルポッドを展開させ、一斉に放つ。
「発射!!」
「シャァァ!!」
『右側方!』
「了解!!」
思いっきり横に回転させながらサメ型の怪獣の攻撃を回避。
そのまま前方のキャノン砲を向け、五発の砲弾を叩きつける。
「シャ、シャァァ……!?」
口から煙を上げたサメが落下していく。
まずは一体!
『まだ来る!』
「数は!」
『いっぱい!!』
「分かりやすい!!」
その場に留まらず、全速力で前へと突き進む。
だんだんと操作に慣れてきた!!
「ガガガギャァ!!」
「んぐ!?」
激突音。
突進してきた怪鳥の羽根が掠り、振動が走る。
さっきとは別の個体! ジェット機のように翼から炎を噴き出しながら吹雪の中を飛ぶ炎の鳥を目にした俺は、知らず知らずのうちに笑みを浮かべる。
「ハッ、やりやがったなこの野郎!!」
『やっちゃえカツミ!』
「やるぞプロト!!」
『~~ッ!! う、うん!!』
ルプスギガントで炎の鳥を追いかける。
微かに見えた序列は49位!! あれは他と違って別格!!
「ギャーオ!!」
だが炎の鳥を追う俺達の前に、最初に攻撃を仕掛けてきた怪鳥が割って入る。
いい度胸だ!!
「プロト! 分離、行くぞォ!!」
『うん!!』
一瞬にしてブラック4とホワイト5を分離。
それに面を食らったのか、一瞬だけ動きを止める怪鳥。
勢いのまま、俺はホワイト5からバイクを射出させ、フォームチェンジを行う。
『
『
「食らえ鳥野郎!!」
瞬時にブレイクレッドへ。
ルプスギガントから射出させ最高速度へ達した俺は、手元に出現させたフレアカリバー2をぶん投げる。
「ギャ!?」
鳥野郎の頭へと突き刺す!
痛みに悶える鳥野郎目掛け、全力でバイクを走らせた俺は、バックルを勢いよく叩き必殺技を発動させる。
『
ルプスストライカーが炎に包まれ、前輪にエネルギーが集約。
炎の軌跡を空へと刻みつけながら、流星のように突き進んでいく。
『
『
「野郎! ぶち破ってやる!!」
「ギ、ェェ!?」
痛みに悶える鳥野郎の胴体に全力の体当たりを叩きつけ、打ち砕く。
光の粒子となって鳥野郎を砕け散らせた俺は、ルプスストライカーと共に、先回りしたホワイト5に再度乗り込み、炎を纏う鳥と相対する。
「ガギャァ……!!」
炎の鳥の周りには子分のように巨大怪獣たちが控えており、どうやら奴がこいつらをまとめているようだ。
あの数と、奴相手では今のままではじり貧だ。
ならば!! ボスを叩く!!
「戦闘特化形態でケリをつける!! シロ! プロト!!」
『
『認証!』
先ほど分離したブラック4が上半身部分へと変形。
鋼色の拳に白色に染まる空間で輝く赤い複眼、翼からジェットを噴出させながら、俺が乗っているホワイト5と合体し、最後に両足を変形させたことで合体を完了させる。
『
空中戦特化のルプスギガント!
人型となって、一気に加速してみせたルプスギガントはその勢いのままに火の鳥へと大きく振るった銀色の拳を叩きつける。
「ガァ!!」
「来るかァ!!」
怯みながらも翼から炎をバーニアのように噴出させ、その鋭利な嘴での突進を繰り出してくる。
それを真正面から嘴を掴むように受け止め、こちらもジェットを最大限にまで稼働させてみせる。
「ガ、ギグァァ!!」
「ぬ、ぬぐぐぐ!!」
大きさはあちらが上。
だが、だがそれでも、このルプスギガントは俺だけの力で成り立っているわけじゃない。
「オオオ!!」
「ッ!?」
ついには突進を止め下から殴りつけるように拳を繰り出し、頭を後ろへのけ反るほどの力で殴り飛ばす。
嘴の破片がまき散らされ怯む炎の鳥。
すぐさま、奴を守りに向かう怪獣たちだが……!!
「させるかよ!!」
『全砲門展開!!』
『
肩、胴体、脚部、背部の翼に装備・展開させたミサイルポッド。
前腕部からガコンッ! という音と共にせりあがるガトリング砲。
最後に両肩と胸部に展開させたレーザーキャノンの照準を、炎の鳥の取り巻きへと向け、全てをロックオンさせていく。
『全部捉えたよ!』
「全弾ぶち込む!!」
『GIGANT! FULL BURST!!』
「オラァ!!」
一切の躊躇もなく全装備を放つ。
ミサイルにビーム、そしてエネルギーで形成された弾丸が、空を飛ぶ怪獣たちへと殺到し撃ち落としていく。
残弾のことは考えなくてもいい。
全ての怪獣を落とすつもりで、全力で放ち続ける!!
「ガ、ガガギャァ!!」
「当然、お前が来るよなぁ!!」
ミサイルの直撃を受けても尚、炎と共にこちらへ向かってくる炎の鳥。
他とは明らかに力の質が異なる奴ならば、拡散した攻撃を耐えて向かってくるのは分かっていた。
「ガギャァァァ!!」
「残念だったな! 俺達の方が、強い!!」
『
バックルで必殺技を発動させる。
瞬時に最高速度にまで加速したルプスギガントの拳に、黒色のエネルギーが纏われる。
「食らえ!!」
『
『
避ける間もないほどの速度で、拳が炎の鳥の脳天へと直撃させ――ー強制的にエネルギーを流し込み、内部で爆散させる。
連鎖するようにその巨体を爆発させていきながら炎の鳥が、粒子となってその身体を消していく。
「まだ、戦いは終わってない。空にいる残りを――」
「ギャッ、ギャッ!!」
「バオォォ!!」
逃げた!? いや、これは地上に向かっている!?
まだ撃ち落とされていない十体ほどの怪獣が地上にいるレッド達の方へと降りていく。
慌てて、俺もルプスギガントを操り、レッド達のジャスティスロボが見える位置にまで降りていくと、そこには――、
『ジャスティスパンチ!』
棘のついた拳で怪獣の胴体を貫き、とどめを刺しているレッド達の操るジャスティスロボの姿。
真っ白い大地を夥しい怪獣の血の跡で染めながら、粉々になって消えていく怪獣を地面へと打ち捨てた彼女は、空から降りてくるルプスギガントに気付く。
「カツキ君! 無事だったんだね!」
「ああ、でも、地上に怪獣が集まってきている!」
「こっちも怪獣の反応が私達から離れているのを確認した! ん? いや、これって一つの場所に集まっている……?」
『皆、城があった方向!』
プロトの声に、二体のロボが同じ方向を向く。
そこには、先ほどまで俺とレッド達と戦っていた怪獣たちが、一つに合わさっていく光景があった。
以前の序列100位の奴の時とは、大きく異なる規模の巨大怪獣同士の合体。
『オ、オオオオオ!!!』
最終的に四足の肉塊の怪物へと姿を変えた元は怪獣だった怪物は、空間そのものを震わすほどの咆哮を上げる。
既に大きさはジャスティスロボの三倍を優に超え、最早二本足ですら立っていられないほどの質量で、地面を踏みしめている。
「いくらなんでも、デカけりゃ勝てるって話でもないでしょうに……!」
「どうする? このままじゃ逃げられるかもしれんよ?」
もし、この氷の大地を作り出している奴が逃げて、そして人のいる場所で能力を使えば大変なことになる。
それこそ何十、何百万人の命を簡単に奪えてしまうほどだ。
『オオオ、オオオ!!』
「ッ、とにかくやるよ! カツキ君!!」
「ああ!!」
獰猛な唸り声を上げる合成怪獣を前に、ジャスティスロボとルプスギガント再び戦闘態勢に移る。
まずはこの巨大な怪物を倒さないと駄目か……!!
敗北を経て、少しだけ変わってきた白騎士君でした。
そして、ようやく白騎士君のビークル回。
スカイモードは射撃特化だけど殴りも強い謎性能でした。