追加戦士になりたくない黒騎士くん   作:クロカタ

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お待たせしました。
今回はきらら視点となります。


いつもと違う日常(イエロー視点)

 カツミ君がうちに居候する許可が出てしまった。

 

 まさかの社長に許可をいただいてしまって逆に困ってしまう。

 お父さんとお母さんが普通に受け入れているし、カツミ君もアルファも現状で泊まる場所がないからほぼなし崩し的にそうなってしまったわけだけど、私としては大混乱だ。

 喜んでいいのか、この事実をアカネと葵に知られたときにどんな目に遭わされるかという恐怖に苛まれながら、私は自室に戻り就寝することになった。

 

「———らら。……きらら」

「んぅ、ななか? もう朝ぁ……?」

 

 妹のななかに起こされ、目を開ける。

 でも、なんだろうか? 妹の声にしては男っぽいような……。

 

「おい、朝だぞ。起きないとまずいんじゃないか?」

「……」

「ん?」

「カツミクン?」

「お、おう?」

 

 私が眠っていた部屋の、ベッドの傍らに立っているカツミ君の姿を確認し、冷や水をかけられたように一気に目が覚める。

 乱れた服やら髪などを直しながら、視線をそらしている彼に声をかける。

 

「にょ!? にょうしてここに!?」

「いや、君のお母さんに起こすように頼まれて。……断ったんだけど、俺だけしか手が空いてないって言うんで……やっぱりまずかったよな?」

「ぜ……ぜんぜんそんなことないよ!」

 

 なにやってんの(よくやった!!)母さん!!

 思わず迸る相反する心の声。

 あたふたとする私に、苦笑した彼はそのまま扉に手をかける。

 

「もう目が覚めたから大丈夫か?」

「う、うん! 大丈夫!!」

「それじゃあ、アルファ達も起こしてくるから」

「が、頑張って!」

 

 あ、朝からなんて心臓に悪い出来事が……!

 母さんの指金なのは分かっている。

 とりあえず、朝食を食べるべく下の階にいる母さんの元へ向かう。

 

「母さん……!」

 

 キッチンで全員分の朝食を作ってくれている母さんの姿を見つける。

 私の気配に気づいたのか、こちらを振り向いた母さんはにこりと穏やかに微笑んだ。

 

「あら、気に入ってくれたかしら? 私の粋な計らいは?」

「少しは誤魔化そうって努力をしてよ!」

 

 確信犯かよぉ!

 これ怒っても全然意味のないやつじゃん!

 

「ねえ、本当にやめて!? こういうの一番嫌なんだけど!」

「え? やめないわよ? 毎日やるわよ?」

「その宣言、どんな怪人の殺害予告よりも恐ろしいんだけど……!!」

 

 さっきの件を毎日とか別の意味で死んじゃう。

 最初に死ぬのは理性だと思う。

 すると、お皿に綺麗に焼いた卵焼きをのせた母さんは、私の肩に手を置く。

 

「きらら。貴女は奥手で恋愛漫画に夢見てる子だし、いざというときに尻込みしちゃう足が太い子だってのは分かっているけど」

「太くないよ!」

 

 人が一番気にしていることを……!

 私の反論に一瞬、きょとんとした母さんは私の下半身に視線を落とした後に手を横に振る。

 

「いやいや、その足で太くないは無理よ」

「なにが無理なの!?」

「昨今はそういうブームが来ているから追い風だと私は思うわよ?」

「嫌だよ、そんなブーム……」

 

 こんな朝早くに母親にセクハラされた娘は私が初めてだと思う。

 

「でも、これぐらいやらなきゃだめよ。大丈夫、貴女が口では嫌がりつつも役得だなって思っているのちゃんと分かってるから」

「余計性質悪いよ!?」

「朝から元気ねぇ」

「ねぇ、誰のせいだと思う!?」

 

 この破天荒極まりない母親のせいだということは確かだ。

 ちゃんとこちらの思考を分かっているあたり怖すぎる。

 

「貴女あれね、好きな子に恋人できたら悔しさを表に出さないで笑って送り出して、あとで無茶苦茶後悔に打ちひしがれて静かに泣くタイプね」

「娘になんてこというの……?」

「それで、結局その人よりいい人も見つからないまま、寂しい余生を———」

「娘になんてこというの!?」

 

 思わず二回同じツッコミをしてしまった……!

 くっ、うぅ、自分でもそうなりそうなのが分かって辛くなってきた……!

 

「大丈夫、その時はね。———相手から奪っちゃえばいいのよ」

「うちの家族って真っ白なのか真っ黒なのか分からなくなってくるんだけど」

「最悪、二番目でもいいわよ?」

「親なら止めてよ!?」

 

 ものすごく軽いノリで壮絶なことを言われた気がする。

 なんだか後になって思い出しそうなので今は忘れておこう。

 すると、リビングに眠そうに目をこするアルファちゃんと、コウタをだっこし、ななかを背中にしがみつかせたカツミ君が入ってくる。

 

「起こしてきました」

「ありがとうね。もう、カツミ君起きるの早くて助かるわぁ。明日もお願いしてもいいかしら?」

「え、ええ。分かりました」

 

 微笑みながら明日も起こすことを確約させる母さんに戦慄するのだった。

 


 

 

 当然、私は昼間に学校に行かなくてはならない。

 その間、カツミ君の動向が分からないままだけど、そこは意外にもアルファちゃんが協力的だった。

 

『どちらにせよ、いつかはバレるのは分かってるし。それならまだここの方がいいから……』

 

 アルファちゃんも家の雰囲気が嫌というわけじゃないようだ。

 外出はするようだけど、連絡はしてくれるといってくれたのでとりあえずは安心できる。

 問題は……。

 

「アカネと葵にバレないようにしなくちゃ……」

 

 登校し、教室の椅子についた私は思い悩む。

 幸い、アカネは別のクラス、葵はそもそも学年そのものが違うので学校内ではバレる可能性は低いのだが、それ以外はそうはいかない。

 もしバレたら……。

 

『私たち友達だよね?』

『どうやら私たちは“親友”のようだ』

 

 と、友人であることをダシにしてカツミ君との接触を図ろうとするはずだ。

 さらにその上で黙っていた私に制裁を加えてだ。

 あの二人ならば、確実にやる。

 だって私もそうするから……!

 

「きーららっ! おはよう!」

「えあ? あ、おはよう」

 

 不意にされた挨拶を返すと、目の前にはクラスの友達、此花(このはな)灰瑠(はいる)がにへら、としたしまりのない笑顔を浮かべている。

 ジャスティスクルセイダーとは関係のない友人である彼女の登場に、肩の力を抜きながら応対する。

 

「学校、普通に再開してよかったね!」

「そうだね。しばらく休校するかと思ったよ」

「休みになるなら私はそれでもよかったけどね!」

 

 いや、さすがにこの時期に休校とかシャレにならないよ。

 ここは、カツミ君……穂村克己が在籍している学校だ。

 当然、それを突き止めた報道関係の人たちが学校に押しかけてきたのだが……なんというべきか、それはあっさりと収まった。

 

「あのインタビューの動画も上がっちゃってるし、マスコミも世間のバッシングを避けたいだろうねぇ」

「情報化社会って怖いよね」

 

 あの夜から、多くの情報がネットに広まってしまった。

 カツミ君の過去、素性など、事実から嘘までも周知のものになってしまったけど、その中で動画サイトに挙げられたあの———彼が過去に受けたインタビューの動画により、マスコミに対する批判が強くなってしまった。

 なので、今強引なインタビューや報道などをすれば割とシャレにならない事態に発展しかねないのだ。

 ……まあ、それほど黒騎士……カツミ君に同情が集まっているともいえるのだけど。

 

「まさか穂村君が黒騎士だなんてびっくりだよ!」

「え、知り合いなの?」

「同じクラスだったよ?」

「え?」

「隣の席だったよ?」

「え!?」

 

 なにそれ初耳。

 まさかの事実に食い気味になる。

 

「穂村君はねぇ。いっつも眠そうにしてた」

「そうなの?」

「うん。あと、幽霊でも見えているのか、ときどき煩わしそうに何もないところに手を振ったりしてたよ」

 

 

 アルファも学校にも来てた疑惑。

 誰にも認識されないことをいいことに好き放題してたんだね……。

 

「ハイルは彼のことどう思った?」

「んー、いいひと?」

「そんな4歳児みたいな感想……?」

 

 この子はこういう性格なのは分かるがもっとないのだろうか?

 

「でも勿体なかったな」

「なにが?」

「もっと穂村君と話しておけばよかったなってー」

「それって不純な動機じゃないよね?」

「……三割くらいあるかな?」

 

 おい。

 なんだかんだで私たちは彼が学校に通っていた時の顔を情報でしか知らない。

 ……もしかしたらもう二度とそんな一面を見ることがないかもしれないと考えると、胸が締め付けられるような思いに駆られてしまうのであった。

 

 


 

 放課後。

 学校も終わり、私はいつも通りアカネと葵と合流してジャスティスクルセイダー本部へと向かうことになった。

 正直、ボロを出さないように気を配らなければならないが、話題を避け普通に話していれば気取られることもない。

 

「分かってたけど、カツミ君……見つからないね」

「社長もお手上げらしいし、今は待つしかないかもね」

 

 事情を知っている社長が、アカネと葵に気取られないようにカツミ君の捜索状況を説明した。

 彼が私の家に住んでいるということを知っているのは一部のスタッフさん達のみで、白川ちゃんとシロには知らされていない。

 

「いつか記憶は戻るらしいし、ここは下手に取り乱さないようにしなくちゃ」

 

 健気な様子を見せているアカネも事実を知れば、ポン刀を持ちださんばかりの威圧感を放ってくるからね。

 ここで油断するようならジャスティスクルセイダーのイエローは務まらない。

 

「きららってさ将来的になにになりたいの?」

「うーん?」

 

 いつの間にか話題は進路や将来のことについて変わっていたようだ。

 将来……将来かぁぁ。

 

「正直決めてないかなぁ。アカネは?」

「私も。なんか未来のことより今の方が大変だからそこまで考えが回らない感じ」

「分かる」

 

 ほぼ溜まり場と化しているカツミ君がいた独房で時間を潰していると、話題は将来に移る。

 大学に進むつもりではあるけど、アカネのいう通り今が大変すぎるので想像もできない。

 ……そもそも侵略者共のせいで受験自体がオジャンになる可能性が出てきたのが怖すぎる。

 

「社長はここで雇ってくれるって言ってるけど、ねぇ」

「願ってもないけど、それはそれでちゃんと大学は通っておきたいって思いもあるよね」

 

 いつかはジャスティスクルセイダーが必要なくなる世界がやってくる。

 そのために戦っているわけだが、その後も当然私たちも生きていくわけだ。

 

「三年の二人は大変だね」

 

 ぽちぽちと、携帯ゲーム機で遊んでる葵にじとーっとした視線を向ける。

 葵はなんかそういう危機感とかまるでないんだよね。

 まあ、それは彼女の実家が関係しているんだろうけど。

 

「私の家、神社だから最悪そっち継げばいいし」

「いつ聞いても葵の実家に耳を疑うよね」

「理系となんの関わりもないからね」

 

 この似非後輩の実家が神社だという事実は驚愕でしかない。

 実は理系オカルトパワーって、神道パワーだったりしないのかな……?

 

「ほら、私って本気を出すと属性過多になっちゃうし」

「どういう心配……?」

「クール系巫女服後輩ってもう種族値からして600族オーバーだから。惨殺系レッドキング侍と、ノーマル系似非関西弁ビッグボインとつり合いが取れないでしょ?」

「言ってることの半分が理解できなかったけど、とりあえず殴っていい?」

 

 笑顔のまま拳を固めるアカネ。

 危機感を抱いたのか、葵は携帯ゲーム機を翻し構える。

 

「荒事はポケモンバトルで決めるって約束でしょ?」

「そんな約束一度たりともしてないししないよ! 葵は変なポケモンしか使わないからバトルしたくない!!」

「今、私のヤミラミを変なポケモンって言った? 出せよ、テメーのポケモン……!」

 

 こういうのって性格がよく出るよね……。

 ポケモンしかり、スマブラしかり。

 そういえば、昨日カツミ君はスマブラでガノンドルフを使ってたなぁ。

 ななかもコウタとも遊んでくれていたし、記憶が戻らなくてもやっぱりカツミ君はカツミ君だった。

 

「きらら、どうしたの?」

「ん?」

「なんか遠い目してた」

 

 葵の声に我に返る。

 あれ? ついさっきまでアカネとポケモンバトルをしてたんじゃ……。

 

「う、うぅ、私のポケモンたち……」

「もう倒したの……?」

「うん。初手エースを“オルガ”って名付けたいのちがけアギルダーで結構当たんじゃねぇかしてやった」

「鬼か」

「あと、アカネが手持ちポケモンを全部メスで統一しているのは知ってたから、メロメロヤミラミでメタって完封した」

「鬼か」

「ちなみに、ヤミラミの名前を“くろきしくん”にすることでアカネに精神的なダメージを与えてやった」

「鬼か!!」

 

 鬼畜の所業すぎる。

 想像以上の酷いバトルにドン引きする。

 

「きらら、なにか隠してる?」

「え、隠してないよ?」

「……ふぅん」

 

 胡乱な目で私を見た後に、再びゲームに意識を向ける葵。

 せ、セーフ? ものすごい不意打ち気味に尋ねられてびっくりしたんだけど。

 

「なんか、きらら、カツミ君……あっ、先輩が見つかってないのに元気そうなんだよね」

「そんなことないけど。そういう葵もゲームやってて平気そうなんだけど」

「私のボックス内のポケモンのニックネーム見てみる?」

「深淵に引きずり込まれそうだからやめておく……」

 

 ヤミラミにくろきしくんと名付ける人のボックスなんて見たくないわ。

 

「たしかに葵のいう通り、余裕あるよね」

 

 ここでアカネも便乗してきた……!?

 やばい、ちょっと怪しまれているかもしれない。

 

「いやいや、余裕なんてないよ。でもカツミ君が消えるのは初めてじゃないし……」

「……確かに。なーんか、今日のきららおかしいように見えたから。直感だけど」

「私の理系シックスセンスが囁くものだから……ごめんね?」

 

 こいつら怖ぁ……!?

 なんでナチュラルに感覚で私が嘘をついていることを感づいているの?

 しかも気づいたら私が一番出口から遠い位置に座らされているし……。

 

「あ、今度きららのうちに遊びに行こうかな」

「なんでぇ!?」

「え? いや、なんとなくだけど」

 

 そのなんとなくがピンポイントすぎるんだよ!?

 今、私の家に二人が遊びにきたらカツミ君のこともそうだけど、うちでもっと何をするか分からない母さんが暴走するかもしれないから怖すぎる。

 

「じゃあ、今度の休みあたりどう?」

「私、美味しいお菓子持っていく」

「え、え……で、でもぉ……」

 

 既に何回かアカネと葵はうちに遊びに来ているからここで断るのは不自然すぎる……!!

 ここでいったんオーケーして当日に家族とカツミ君たちには外出してもらうか!?

 いや、この超感覚モンスター共はなにかしらの手段で、カツミ君がいたことを把握してもおかしくない……!?

 

「それとも」

「なにか隠したいことでもあるの?」

 

 そもそもこいつら私が隠していることを確かめにこようとしている!?

 下手をしなくてもピンチに陥っていると、部屋の扉が開き誰か入ってくる。

 

「あれ、三人ともいたんだ……」

「白川ちゃん?」

 

 頭に小さいメカオオカミのシロをのせた白川ちゃんが入ってくる。

 目の下にうっすらと隈もできており、疲れているのが分かる。

 

「白川ちゃん、大丈夫?」

「大丈夫じゃないかも……かっつんが見つかっていないし。ご飯も三杯しかおかわりできてない……」

「十分多いと思うのは気のせいかな……?」

 

 それで少ないとか普段どれだけ食べているのだろうか。

 

「私もうだめかもしれない……」

 

 そう言ってベッドに倒れた白川ちゃんは数秒ほどで眠りにおちてしまう。

 相当疲れていたんだなと思いつつ、彼女に布団をかける。

 

「……」

 

 白川ちゃんには教えておいた方がいいかもしれない。

 目の前の狼どもとは違って白川ちゃんは無害そうだし、あとで社長にかけあってみようか。

 

「ガウ」

「ん?」

 

 すると、いつのまにかテーブルの上に飛び乗ったシロがジッと私を見上げていることに気づく。

 くんくん、と鼻先を揺らして首を傾げたシロは、そのまま何もせずにちょこんとその場に座り、変わらず私を見上げている。

 ……も、もしかして嗅覚とかもオオカミ並み……?

 き、気づかれた? で、でもなにもしてこないし……。

 

「で、さっきの話の続きだけれど……」

「私たちに隠し事とか、水臭いじゃん。……ねえ?」

 

 うぐっ……結局、一難も去ってない状況なことを思い出した……!

 規則正しい寝息を立てる白川ちゃんを他所に、妙な迫力を放ち始める二人に追いつめられる。

 くっ、このまま屈するしかないのか……!!

 

「お、お前たち!! 朗報だァ——!!」

「「「!!」」」

 

 色々と覚悟したその時、部屋に社長がやってくる。

 追いつめられた私を見て、フォローに来てくれたのか……!!

 息を乱しながら部屋に入ってきた彼は、驚きの表情を浮かべるアカネと葵の方を向く。

 

「カツミ君の手がかりを見つけたぞぉ!!」

「え、ど、どこですか!?」

「え!? あ、えーと、メ、メルボルンだ!!」

「本当にどこなんですか!?」

 

 咄嗟に思いつかないから適当な国を言った感がすごいんだけど。

 

「アカネ、メルボルンはオーストラリア南東部に存在する都市だよ。常識でしょ?」

「そんな意味不明な知識マウントとられたの初めてだよ!! って、ええぇ!? カツミ君、海外にいるんですか!?」

「あ、ああ!! しかし、各地を転々と移動しているようでな!! まだ詳しい足取りはつかめていないのだ!!」

 

 なにはともあれ、これで話題は私からカツミ君の所在へと変わってくれたようだ。

 私も表向きは驚きながら安堵に胸を撫でおろしていると、ふと鞄の中にあるスマホが鳴っていることに気づく。

 

「ん? 母さんかな?」

 

 スマホを取り出すために鞄を開けると———そこには、着信を鳴らすスマホの隣に座るシロと目が合う。

 

「……あの、なんで私のカバンに入り込んでいるの?」

「ガウ」

「……もしかして、バレた?」

 

 こくりと頷くシロ。

 これは、観念するしかない。

 アカネと葵にバレなかっただけでも御の字というものだ……!

 




ブルーの実家については感想欄を見た瞬間に決めました(白状)
ブルーにどんどん属性が追加されていく……。



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