きららファンタジア 三つ子三銃士の冒険物語   作:山崎五郎

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どうも、『あつすぎィィィィィィィィィ!!!の唄』です。

まだ7月なのになんでこんな暑いんだよ!
教えはどうなってんだ教えは!!!

今回のお話はRPG不動産参戦記念で思いついていましたが中々投稿できなかったお話です。

どうぞ


別荘が欲しいんじゃい!

「別荘かほしいんですの!!1!1!」

 

…ええと。どうも皆様!風色琴音(かざいろことね)です!

 

少し前からこの世界…エトワリアに来て『RPG不動産 エトワリア支店』でルフリアさん、ラキラさん、ファーと一緒に働いているんですけど…

 

ルフリア「…ええと、その…シグレさん…でしたっけ?別荘というのは…」

 

シグレ「別荘は別荘ですわ!!それ以外の何物でもありませんわ!!!早く紹介してくださいまし!!1!!1!!」

 

ラキラ「あの…えっと、とりあえずお茶です…どうぞ?」

 

シグレ「…(クピッ)うんめェーですわ!!!!グビグビですわ!!!!!!」

 

ラキラ「えぇえ…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シグレ「…ごちそうさまでした。で本題なんですけども」

 

ルフリア「あ、元に戻った…えっと、別荘?をご所望で…費用や土地の希望は?」

 

シグレ「土地は…最近暑くなってきましたし、避暑地を…あと費用はざっとここまでなら」

 

ルフリア「ハイ…!?!?!?!!!!?!!?…、???、!?。?!!?」バターン

 

琴音・ラキラ『ルフリア(さん)!!?』

 

ファー「ただいま〜!あ!シグレだ〜!!」

 

シグレ「おっ、ファーちゃんこんにちは」

 

ファー「こんにちは〜…?ルフリア〜どうしたの?琴音?ラキラ〜??」

 

琴音「…ふ、ファー」

 

ラキラ「こ、これ…」

 

ファー「?…わぁ〜!0がいっぱい!」

 

琴音「あ、あの〜この値段『まで』というのはわかりましたけど、最低金額とかは」

 

シグレ「ああん?無いわよそんなもの。そこまでなら幾らかかってもOKだから出来るだけいい物件をお願いってことで」

 

琴音・ラキラ「」バターン

 

ファー「琴音!?ラキラ〜!?」

 

 

 

〜~~~~~

 

 

 

ルフリア「…まずいわ…」

 

琴音「ルフリアさん?どうしました?」

 

ルフリア「シグレさんから頼まれた物件を探してるんだけど…避暑地の建物はもう大体埋まってるし…そもそもあの費用に見合うだけの建物なんてそうそう無いわよ!」

 

ラキラ「でも『出来るだけいい物件』って言ってたんだし…シグレさんときららが二人で過ごせるだけのスペースを確保できれば…」

 

ルフリア「甘いわラキラ。考えてもみなさい…シグレさんがどういう階級にいる人間なのかを」

 

ラキラ「…神殿の神官さん」

 

琴音「この世界だとかなりのお偉いさん…ですよね?」

 

ルフリア「そうよ…そんな人の依頼を完璧にこなせばエトワリアでの評判もうなぎのぼり間違いなし!!…もし失敗したら…」

 

その時3人の頭には、(以前コノハから聞かされていた)シグレの怒る様(妄想含む)が浮かんでいた。

 

ルフリア「…しかもよ。シグレさんが送ってきた条件を見なさい…」

 

ラキラ「…『当面はきららと二人で過ごしつつ、やがて人数が増えても問題ないスペースと部屋数』?…あっ」

 

琴音「な、なるほど…」

 

ルフリア「…さっき言ったように避暑地はもう場所が埋まってるし、建物もほぼ埋まってる…最悪の場合土地を紹介して新築にするとしても、それはそれで費用が…」

 

「物件見つけた〜!!!」

 

『!?』

 

琴音「ファー!?」

 

ルフリア「物件見つけた…って!?」

 

ファー「えっとね、シグレと一緒に『良いの無いかな〜』って探してたんだけど…そしたらシグレが『ここなら良いかも』って言ってたの!」

 

ラキラ「ど、どこにあるのそれ!?」

 

 

 

 

 

 

〜~~~~~

 

 

 

 

 

琴音「…こ、これは」

 

私達はファーに案内されてシグレさんの希望している物件までたどり着いたのですが…

 

ラキラ「…だいぶ、ボロボロ…」

 

ルフリア「…確かに物件の情報はあるけど…あまりにも古いし街からもちょっと離れてるからスルーしてたわ…」

 

シグレ「ケホ…ホコリは溜まってるけど、建物自体はいいな」

 

琴音「シグレさん!」

 

シグレ「間取りもある程度確認してきましたけど、別に問題なし…うん!ここに決めました!!」

 

ルフリア「ほ、本当にここで良いんですか!?」

 

ラキラ「リフォームすれば確かに建物は問題ないかもしれないけど…費用が…」

 

シグレ「あ、お気になさらず。オーバーしたら出しますから」

 

ルフリア「お、お金持ち…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜~~~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ルフリア「ええと…じゃあ土地の権利、建物の修繕費、光熱費や水道代電気代…その他諸々で…ざっとこれだけ」

 

シグレ「…なんか思ったより安く済みましたね」

 

琴音「そもそも最初の提示費用がとんでもなさすぎだと思いますけど…」

 

ラキラ「あの…きららには話してあるの?」

 

シグレ「え?話してるわけないじゃない」

 

『え?』

 

シグレ「ホラ、もうじききららの誕生日じゃないですか。だからサプライズの誕生日プレゼントでもしようかな~って。でも消耗品ってわけにもいかないし、アクセサリー系はもう大体送っちゃったし…」

 

琴音「そ、それで別荘を…」

 

シグレ「…まぁ、それに関しては二人の将来的な事とか考えたりもしたし、なにか長く残るものが良いな〜とも思ったんでね」

 

ルフリア「でもそれなら尚更きららに相談したほうが…」

 

シグレ「それが駄目なんですって!せっかくのサプライズならうんと驚かせてやりたいし、それガチャに仮にも家を買うってなったらお金かかるじゃないですか。そうなったらきららは絶対ダメって言うだろうし…こっちはきららの為なら幾らだって払えるし、実際僕だってそのぐらい貯蓄も給料もあるのに…だからきららには秘密にしないとなんです!!…ん?」

 

琴音「は、はわわ…」ガタガタ

 

ラキラ「ふぇえ…」ビクビク

 

ルフリア「ぴぃ…」ブルブル

 

シグレ「…???3人ともどうしたん(シグレ〜!)…ファーちゃん?どうし…」

 

ファー「きららが遊びに来たよ~!」

 

きらら「…」ニコニコ

 

シグレ「…」

 

『……………』

 

ファー「…みんなどうしたの?」

 

きらら「…シグレ?」

 

シグレ「ハイ」

 

きらら「ちょっとそこに正座して?」

 

シグレ「えっ、いやあの人前」

 

きらら「 正 座 し て ? 」

 

シグレ「ぴぇ…ハイ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜~~~~~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

琴音「…まぁ、結果的にシグレさんに購入はしてもらえましたね…」

 

ルフリア「…当初の想定よりも価格は幾分か落ちたけどね…」

 

ラキラ「きららすごく怒ってたね…」

 

琴音「ハイ…こっちまで恐ろしかったです…」

 

きらら『なんですかこれ!!こんなに費用かけなくてもいいです!建物も将来のことを考えても大きすぎ!建て直しももっと小さく!』

 

シグレ『ええ〜そんな!将来のことを考えたらそれぐらいじゃないと』

きらら『何か言った?』ニコニコ

 

シグレ『…何でもないです』

 

琴音「…まぁでも…シグレさんも何だかんだ喜んでくれましたし、良かったじゃないですか!」

 

ルフリア「まあそうね…きららも納得してくれてたし」

 

ラキラ「でもやっぱり二人にはちょっと広いみたい…」

 

ファー「ファーたちもたまに遊びに行って良いって!」

 

琴音「…あれ?」

(そういえば…きららさん、『将来のこと』とかを否定したりはしなかったよね…つまり…)

 

琴音「…ほわぁ〜!」

 

『???』

 

その後、時折クリエメイトやシグレ、きららの友人などがその別荘に招かれるようになった。

しかし、琴音はあんなことやそんなことに考えを巡らせるようになったのは別のお話…




こうしてこっぴどく叱られたシグレだったが、結果として購入は認められたし夏の間は一緒にイチャイチャし放題になりましたとさ!めでたしめでたし!



きららちゃんお誕生日おめでとうございます!(早祝い)
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