きららファンタジア 三つ子三銃士の冒険物語   作:山崎五郎

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何か纏めすぎでゴタゴタになりました...

時間の余裕が欲しい...下さい...

本編どうぞ

追記/10/9 新世界聖典チェックに音石兄弟のCV紹介追加しました。


謎を知るナゾの男

港町にやって来たきらら、ランプ、マッチ。二人と一匹は『オーダー』で召喚されてきたクリエメイトの四人、涼風青葉、滝本ひふみ、飯島ゆん、篠田はじめと合流し、港町を進んでいたが。

 

途中から明らかに人の量が増え、しかも『オーダー』の影響で働く意欲をなくした人々ばかりだった。

 

きらら「...一体どうなっているんでしょうか...」

 

ランプ「話を聞こうにもこの状態では...」

 

マッチ「...やっぱり、まともに話せる人を探すしかないんじゃないのかい?」

 

青葉「でも、どこを見渡しても...」

 

ゆん「まともな人なんて見えへんで...」

 

ひふみ「...あの」

 

はじめ「うーん、こうなったら無理にでも先に進んだ方がいいんじゃない?」

 

きらら「でも、この先何があるか分かりませんし、情報を集めた方が...」

 

青葉「でも、こういうのゲームとかだと先にドンドン進んじゃった方が割とヒントとか手に入ったりするんですよ?」

 

ランプ「そうなのですか?」

 

ひふみ「あの」

 

ゆん「うーん、たしかにはじめの言うとおり、先に進んでみるしかないんやろか...」

 

マッチ「...そうだね、ここは思いきって」

 

ひふみ「あの!」

 

きらら「へっ!?」

 

青葉「ひ、ひふみ先輩?」

 

ひふみ「えっ...あっ!え、えっと、その...あ、あっちに、歩いてる人、いたから...その」

 

きらら「本当ですか!?」

 

青葉「凄いですひふみ先輩!早速行きましょう!」

 

ひふみ「えっ?あ、うん...」

 

~~~~

 

「ふぅ...」

 

きらら達が移動した先には、黒いシルクハットに黒スーツ。更に杖まで黒というまさしく『黒ずくめ』の男がベンチに座っていた。

 

きらら「...」

 

ランプ「き、きららさん、やっぱり他に人を探しませんか...」

 

ゆん「そ、そうやな。ランプちゃんの言うとおりや、他の人を探して...」

はじめ「ダメだよ!ここまで来て今更何言ってんのさ!」

 

青葉「そうですよ!これがラストチャンスかもしれないですし!」

 

ひふみ「で、でも...」

 

マッチ「...どうする?きらら、あの人に話を聞いてみるかい?」

 

きらら(...どうしよう。あの人はたしかに見る限り怪しい。でも、ここを逃せば話を聞けなくなるかも...どうする。話を聞こうか、やめようか...)

 

《私の答えを示そう》

 

→《話を聞く》

 

《別の人を探す》

 

 

 

 

 

 

 

 

きらら(...ここまで来て、今更やめることはできない。それに青葉さんの言うとおり、これが最後のチャンスかもしれない...なら、聞くしかない!)

 

きらら「...すみません。少し伺いたいことがあるんですけど、良いですか?」

 

「...えぇ。何のご用でしょうか?お嬢さん」

 

きらら「...この街は、なぜこんなにも人で溢れかえっているのか、気になりまして。それに、それとはまるで正反対のように橋の向こう側には誰もいません(・・・・・・・・・・・・・・)。...何かおかしいんです。何か知りませんか?」

 

「...残念ですが、何もお教えできることはありませんね」

 

きらら「...(ん?今...この人...)」

 

ランプ「そうですか...残念ですが仕方ありませんね。きららさん、戻りましょう」

 

きらら「待ってください」

 

「?」

 

きらら「...あなた、私たちに何かを隠していませんか?」

 

ランプ「えっ!?」

 

マッチ「きらら、何を言っているんだ!?」

 

きらら「...今、この人の『パス』に何か感じたの。「教えられない」という言葉の時に...この人、何か知っていて、わざと隠しているんじゃないかって感じがして」

 

「...おやおや、まるで探偵さんのような口振りですね。ですが、私は何も隠していませんよ?ただのしがない行商人ですので」

 

きらら「...」

 

青葉「きららちゃん。ここは一つ、この人から情報を引き出しませんか?」

 

きらら「引き出す?」

 

青葉「言葉で油断を誘って、何か情報が出てきたところでそれについて詳しく聞くんですよ!でも、相手が隠そうとするなら...何か嘘をつくはずです!」

 

ひふみ「その嘘と話のムジュンを...相手に突きつけて、正しい話を聞くの...謎解きのゲームみたいに...」

 

きらら「...分かりました。やってみます」

 

 

 

 

 

 

~~~~

 

 

 

 

 

 

 

きらら『...まず、あの男性は...』

 

『何も話すことはないと、言っているではありませんか...私はただの行商人ですよ』

 

きらら『...自分を行商人と言い張って、頑なに話そうとしてくれない。』

 

きらら『でも、この人が本当に行商人と言うなら、何かおかしい。まずはこの人が本当は何者なのか聞き出しましょう。』

 

 

『...あなたは、本当に行商人なんですか?』

 

『先程からそう言っているではありませんか。そんなに私の言葉が信じられませんか?』

 

《信じられません》

 

《様子を見る》

 

 

『...』

 

『...このような服装をしているから、よく怪しまれることはありますが、行商人は本当ですよ。』

 

『よく怪しまれる...ということは、他にもこんなケースが?』

 

『ええ。まったく、こんな制服でさえなければ、もうすこし信用されるというのに...』

 

《制服とはどういうことですか?》

 

《様子を見る》

 

 

『...制服?先程青葉さんから聞いた話では、制服はもっとしっかりとした職業の人が着る服のはずですよ。』

 

『行商人なんてあちこちを回るような個人業の人が、なぜ制服を着るように決められているんですか?』

 

『...ムッ...失礼。私は組織的な商売を行っているものでしてね。そうですね...聖典でいうと『セールスマン』というやつなんですよ』

 

『なるほど。ですが、その割にはなにも商品が見当たりませんが?』

 

『ええ。先程すべて売りさばいてしまいましたからね...』

 

《こんな状況でまともに売れたのですか?》

 

《様子を見る》

 

 

『...周りの人がこんな状況で、とてもまともに売買できるとは思えませんが』

 

『ムッ、ぐ...少しばかりはまともな人が残っていたのですよ。その人たちに売りました。』

 

『...なら、一体何を売ったか、教えていただけませんか?』

 

『...』

 

《本当は行商人ではないのでは?》

 

《様子を見る》

 

 

『...あなた、さっきから何かおかしいですよ。』

 

『売買についてはっきり答えなかったり、商品についても答えられないなんて...』

 

『あなた、本当は行商人じゃないんじゃないですか?』

 

『...グッ!ええ...あなたと言うとおりですよ。勘の良いお嬢さんだ...』

 

『なら、あなたは何者なんですか?』

 

『...私は研究員ですよ。魔物や魔法、土壌について調べているんです』

 

ランプ『凄いですきららさん!正体を見破っちゃいましたよ!』

 

きらら『...でも、なぜこの人は自身の正体を隠していたんだろう?』

 

青葉『...もしかしたら、まだ何か隠しているんですかね?』

 

きらら『その可能性は高いですね。次はなぜこの街に来たのか聞き出しましょう』

 

『きっとこの人は、まだ何かを隠している。それが分かれば、先に進めるはずです!』

 

→《なぜこの港町に?》

 

《研究員としての仕事は?》

 

 

『あなたはなぜ、この港町まで来たんですか?』

 

『先程も言ったでしょう?研究ですよ。この街の土壌やこの辺りにしか現れない魔物について、ね』

 

『それ以外に目的はないんですか?』

 

『ありませんよ。私はただの研究員ですから』

 

『この話を進めるには手がかりが足りないみたい。他の話を聞こう』

 

 

《なぜこの港町に?》

 

→《研究員としての仕事は?》

 

 

『研究員としての仕事とは、一体どんなものなのですか?』

 

『魔物や魔法の進化、またそれに関わるものや土壌等による影響...それらを調査することですよ』

 

『では、この街にもそれが目的で?』

 

『当然でしょう?他に何か?』

 

 

《まだ何か隠していませんか?》

 

《様子を見る》

 

 

『...』

 

『...ああそうそう。たまに魔物を利用した実験も行っているんですよ』

 

マッチ『じ、実験?』

 

『ええ。あなたのように、高度な知識を魔物に与えるなど、ね』

 

マッチ『僕は実験動物じゃあないよ!?』

 

『...その実験は成功したんですか?』

 

『ええ、成功はしましたよ。ただ...』

 

『ただ?』

 

『...』

 

 

《答えられない理由でもあるんですか?》

 

《様子を見る》

 

 

『...答えられないなら、失敗したと受け取られますよ』

 

『いえ、失敗した訳ではありませんよ、ただ...』

 

『その狼は、高度な知識を持ったために脱走したんですよ...』

 

ランプ『ええッ!?そ、そんな危ないことが!』

 

『ええ。ですから、私はその調査もかねて今はあちこちを回っています。』

 

『...(実験は成功したものの、その魔物は脱走した。そして今はそれを探している...これは手がかりになりそうだ)』

 

 

→《なぜこの港町に?》

 

《研究員としての仕事は?》

 

あなたはなぜ、この港町まで来たんですか?』

 

『先程も言ったでしょう?研究ですよ。この街の土壌やこの辺りにしか現れない魔物について、ね』

 

『それ以外に目的はないんですか?』

 

『ありませんよ。私はただの研究員ですから』

 

『あの手がかりを使ってみようか』

 

 

《脱走した魔物を探しているのでは?》

 

《様子を見る》

 

 

『さっき、脱走した魔物を探していると言ったじゃないですか』

 

『...む、ゥ...!』

 

『あなた、一体何を思ってこの街に来たんですか?』

 

『ぐ...なぜそんなことをわざわざ話さなければならないんです!?私はただ、たまたまこの街で休んでいこうと思っただけですよ!魔物のことなど知るか!』

 

《本当はこの街で魔物を見つけたのでは?》

 

《様子を見る》

 

『...あなた、さっきからやたらと脱走した魔物のことになると焦りを見せますよね』

 

『本当は...この街に、その魔物がいると分かっているんじゃないんですか!!』

 

『...グッ、グウウウウウッ...』

 

『ええ。その通りですよ...この橋の向こう側に、その狼がいます』

 

ランプ『...やった!聞き出せましたよ!きららさん!』

 

きらら『う、うん...やったね...』

 

青葉『きららちゃん!最後にこのセリフ!』

 

きらら『え、えっと...』

 

『フッ...チェックメイトだ。』

 

~~~~

 

 

 

 

きらら「...まさか、この人の集まりようは...」

 

「ええ。その狼のせいでしょうね...少しずつ追い込んで、自分達で街を支配しようとでも考えているんでしょう」

 

ランプ「支配?」

 

「ええ。その狼は絶滅危惧種で人間達に危険と判断され九割がた殺されたとか」

 

マッチ「...なるほど、本能でも仲間が殺されれば怒るのは当然か。それに更に知能を加えられたとなると...きらら、急ごう。このままだとマズイ!」

 

青葉「で、でも橋は壊されてましたよ!さっきの大工さんたちでもまだ時間が...」

 

「...その場所に案内していただいても?」

 

きらら「え?」

 

~~~~

 

きらら「ここですけど...」

 

「ん?どうしたんだいお嬢さんたち、橋ならまだ時間が...」

 

「失礼。ふむ...これなら...」

 

そう言ってその男性は杖をカン、と地面について音をならす。すると

壊れた橋の破片や残りの材木がひとりでに宙に浮き、橋の形を作った。

 

きらら「ええっ!?」

 

青葉「こ、これは...超能力!?」

 

マッチ「い、いや、多分魔法だよ...でも、念力系のこんな高度な魔法は僕も初めて見たよ...」

 

「失礼。急場凌ぎですが、橋ができました。さぁ、向こう側へ」

 

きらら「は、はい!皆さん行きましょう!」

 

「気を付けろよ!お嬢さんたち!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「なるほど、あれが例の召喚士...クフフフ、面白くなりそうですね...」

 

~~~~

 

 

港町、後部...

 

 

 

 

 

 

 

 

ヤナギ「くそっ!!あの狼はどこに行ったんだ...人がいない今のうちに探さないと...」

 

きらら「...あれ!?ヤナギ?」

 

ヤナギ「ん?きらら...?って!クリエメイトまで...」

 

ランプ「ヤナギ...」

 

やっぱりランプとマッチは俺を警戒している。まぁそりゃそうよ!

 

きらら「ランプ、私に任せて。...ヤナギはここで何してるの?」

 

ヤナギ「...遠山りんさんが狼どもに追いかけ回されていた。そしてその頭であろう狼がこの街のどこかにいる。俺はそれを探している。以上」

 

青葉「遠山さんが!?」

 

ゆん「そ、それで、ぶ、無事なんか!?」

 

ヤナギ「安心してくれ。遠山さんは八神さんと一緒に保護されてる。安全なところに腕利きの護衛つきでな」

 

はじめ「そ、それなら良いんだけど...」

 

きらら「(...さっきの男の人の話は本当だったんだ...)ヤナギ、私たちも探すの手伝うよ」

 

ヤナギ「嫌々待て!そういうわけにはいかないだろ!きららに何かあったら俺兄さんに殺されるんだよ...」

 

ランプ「こ、殺され...」

 

ヤナギ「だからどこか安全なところに...」

 

「俺が怖いのか?」

 

『!?』

 

声が聞こえたその場所に振り返ってみると、全身が銀の毛に覆われた狼が立っていた。

 

「...フン、ただの狼が言葉を話すだけでこの反応だ。人間も底が知れるな」

 

ヤナギ「...ただの狼が話すだけでこっちからすればとんでもないことなんだよ...」

 

きらら「っ...」

 

「...この日が来るのを十年待った。ひたすら牙を研ぎ、力を蓄え...そして、あの男(・・・)が与えた知識を磨きあげ、仲間を増やした。俺達の一族の無念を晴らすために...」

 

と、狼は言い、天に向かって遠吠えをする...

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

と、どこからともなくベルトのバックルのようなものと注射器のようなものが飛んできた。

 

きらら「!?」

 

ヤナギ「な、何だ!?」

 

バックルはひとりでに狼の腰部に装着され、そこに注射器が勝手に差し込まれ中身が注入される。

 

そして、ベルトからドロドロとした青色の溶液が溢れだし狼の身体を包んでいく。

 

「おおおおおおおおオオオオオオオオオ...」

 

ランプ「な、何です!?なんなんですか、コレ!?」

 

マッチ「一体何が...」

 

そして、溶液が人の形を作り、そこにヒビが入る。

 

 

 

 

そのヒビがすべて剥がれ落ち、狼の顔を持ちながら人の形をとった何かが現れた

 

きらら「...!あれって...!」

 

 

『フミャアルルルルル...』

 

「...おお...!見える、見えるぞ...より鮮明に、そして手足に感触が伝わる...!」

 

「フハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ」

 

「素晴らしい!素晴らしいぞ!!これが人間の世界か!これが人間の見る景色か!これが人間の感触か!!」

 

「...そして、お前達が人間なのだな...フ」

 

「思っていたよりも...醜いな」

 

~~~~

 

 

一方

 

リゾット「さて、出るぞ、ついてこい」

 

「くー!」

 

リゾット「ん?どうした」

 

「くー!くー!」

 

セサミ「静かにしなさい...私は寝たいんですよ」

 

「くー!」

 

リゾット「放っておけ。行くぞ」

 

りん「あ、あの...大丈夫なんですか、放っておいて...」

 

リゾット「こいつはこいつの仕事がある。俺が知るか...俺にも俺の仕事があるんだ、あんたも分かるだろ?」

 

りん「...」

 

リゾット「...おいリリー」

 

リリー「?リゾット?どちらへ?」

 

リゾット「ヤナギからの報告だ。港町に「誰一人いれるな」だと。一応回って怪しいヤツがいないか見てる来る。任せた」

 

リリー「...分かりました」

 

~~~~

 

「くー!(助けて!)」

 

リゾット「?いきなりどうした」

 

「くー!(街に入ろうとしてるやつが!)」

 

リゾット「...いきなりか...分かった、すぐに向かう」

 

~~~~

 

バシュンッ

 

「くー!」

 

俺は自作の拳銃(・・)で魔法の弾丸を放ち、クロモン達を吹き飛ばしていく。街中に入らないとどうにもならないんでな。

 

「あ、あの...何で僕たちを助けてくれたんですか?」

 

「お兄様さぁ~そんなこと別に気にしなくてよくない?せっかく助けてくれた上に飯まで食わせてもらったんだし」

 

「いや、でも見ず知らずの僕たちを助けるなんて...」

 

と、話し合っているのは俺が保護した二人のクリエメイト、音石(おといし)(かなで)と弟の音石(おといし)(ひかる)

 

聖典の中の会社の音楽や音響を担当している課の所属らしい。

 

『ゲーム』について詳しいことは俺も知らん。

 

と、あれこれやっているうちに街の端の方にまで着いた。が、

 

スターク「...おいおい...門番さんにしてはやけに強そうだな」

 

黒ずくめの服に銀のオールバックの髪、まさかとは思うが...

 

スターク「...」

 

俺が数歩歩いて街に近づくとその男は突然地面にガリガリと線を引きはじめた。

 

スターク「...おいお兄さんよ、俺は港町に入りたいんだ。通してくれねぇかな」

 

リゾット「...この街は一時神殿によって安全のため包囲することが決まった。通すわけにはいかない」

 

スターク「...それでも通りたいといったら?」

 

リゾット「どかしてみせろ」

 

スターク「ハァ...勘弁してくれよ、俺は別に人と戦いに来た訳じゃないんだぜ...」

 

ネグロ「そんなこと言ってる場合かよスターク!!早いとここんなヤツ倒して行こうぜ!」

 

スターク「...しょうがねぇ。ネグロ、ブランク」

 

ブランク「?」

 

スタークは二人の妖精に声をかけると、ヒソヒソと何かを耳打ちし...

 

スターク「...下がってな」

 

四人を後ろに下がらせた。

 

スターク「...行くぜ」

 

そういうや否や、スタークは拳銃の引き金を引き、魔力の弾丸を発射。しかしその弾丸は突然飛んできた(・・・・・・・)剣に命中し爆発、そしてその噴煙の中から剣を持ったリゾットが現れたスタークに切りかかる。

スタークは間一髪で回避するも突然リゾットの剣が真っ直ぐにこちらに向かって飛ばされる。

 

 

スターク「!?っと...!」

 

どうにか間一髪で回避したが...何だ?あの飛び方は?

 

スターク「...それがあんたの能力かよ」

 

リゾット「何のことだ?」

 

スターク「とぼけんなよ」

 

と、再びスタークは魔力弾を放つ。が...

 

リゾット「...来い」

 

今度はまたしてもどこからか飛んできた鉄槍に命中し爆発した。

 

スターク「...磁力か」

 

リゾット「...正解だ」

 

そうリゾットが呟くとリゾットの右腕を中心にあちこちから鉄製の物が集まり巨大な腕を形作った。

 

リゾット「これが俺の固有魔力だ...鉄が混じってる無機物ならだいたい操れるぜ」

 

スターク「...めんどくせぇな...」

 

リゾット「そもそもお前は何でこの街に入ろうとする?何が目的だ?」

 

スターク「...そうだな。強いて言うなら、世界のバランスを乱すヤツはぶっ潰す、とか」

 

リゾット「なんだそれは...」

 

と、リゾットは鉄で覆われ巨大になった右腕で凪ぎ払う。スタークはそれをジャンプで回避、更に魔力弾をリゾットに向け射つ。

しかし右腕から鉄板が飛び出し、またしても防ぐ。

 

スターク「...なぁ、あんたまさか賢者か?」

 

リゾット「いや、ただの魔法工学好きの1神官だが?」

 

スターク「...それにしちゃあちょいと強すぎないか?なにか鍛えてるのかよ」

 

「...昔々のあるところ」

 

スターク「?」

 

リゾット「鉄クズに囲まれた小さな村が一つございました。その中の少年はその鉄クズを使って物を作るのが大好き。しかし、ある時世界のお偉い様に目をつけられたその村は、滅ぼされそうになってしまいます」

 

「しかし、その後話を聞いた神殿のものが駆けつけてみると、そこには無数の人の屍があるばかり...血で銀の髪(・・・)を真っ赤に濡らした、右手を鉄クズで覆った少年は、神殿の方々に向けて、ぺこりと頭を下げましたとさ」

 

スターク「...お前の本性は、人の皮を被った獣ってか」

 

リゾット「...だったらどうした!」

 

リゾットはスタークに一気に近づき、右手を振り下ろすが、スタークは横にとんで回避する。

 

スターク「...やれやれ、この力はあんまり使いたくないんだがな...相手がそんなとんでもないヤツならしょうがないよな」

 

と、スタークは左目に手を当て、そのまま横に払う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

すると、そこには小さな黒い仮面が現れた。

 

リゾット「!?」

 

スターク「...」

 

スタークは無言で銃を構え...

 

スターク「...そこか」

 

引き金を引く。が、今回放たれたのは魔力の弾丸ではなく、レーザーと呼ばれる細い光線だった。

 

その光線はリゾットの右腕を貫き、その直後リゾットの右腕を覆っていた鉄クズはバラバラと落ちた。

 

リゾット「な......に......!?」

 

スターク「ふぅ...上手くいった」

 

リゾット「何だ...何をした...」

 

スターク「...魔力光線で腕の魔力動脈を射ち一時的に魔法を使えなくした。って説明すれば信じられるか?」

 

リゾット「...」

 

スターク「ま、信じられないよな。じゃ」

 

リゾット「ま、待て...!クロモンたち、ヤツとクリエメイトを...!?おい、お前...」

 

「クリエメイトと妖精は...どこだ?」

 

スターク「...ん」

 

スタークが指差した先には...

 

「くー!」

 

ネグロ「へーん!俺たちを弱いと見くびりやがって!バーカバーカ!」

 

ブランク「や、やった...」

 

奏「...」

 

光「...自分の勘違いなら良いんですけど...もしかして...クロモンって...バカ?適当に落とし穴仕掛けてそこに落ちたヤツを妖精さんたちが倒すって...単純過ぎるでしょ。何で引っ掛かるんだよ...」

 

スターク「おい!今のうちに街に行くぞ!」

 

ネグロ「おう!」

 

ブランク「うん...!」

 

リゾット「...」

 

~~~~

 

一方...

召喚士きららと三銃士ヤナギは、謎のベルトによって強化された狼と戦っていた。が...

 

「...どうした人間共、その程度か?」

 

きらら「くっ...」

 

ヤナギ「...」

 

苦戦を強いられていた。

 

こちらでもまた、激戦が繰り広げられる...

 

to be continued next kirara Fantasia...




シグレ「シグレ!」

ヤナギ「ヤナギ!」

コノハ「コノハの!」

『新世界 聖典 チェック!!!』

シグレ「今回解説するのは『NEW GAME!』より音石兄弟こと、音石奏と音石光」

ヤナギ「二人は子供の頃ゲーム、また生まれがかなり売れていたミュージシャンの子供だということもあり音楽関係に興味を持ち、兄奏はそれを目指そうとするが...」

コノハ「途中からゲーム関係に興味を持ち、そこからイーグルジャンプに入社、ゲームミュージックを担当する課に属している...イーグルジャンプって自分達で音楽作らないといけないぐらい金無かったっけ」

シグレ「知らん。まぁあの神様だから雑ゥに作ったりしたんじゃないの?」

ヤナギ「あるな...あと、音石兄弟は兄奏が緑の髪、弟光が茶髪だな。弟光は出社にはいつもバイクを使ってる...情報はこれぐらいだな」

コノハ「あ、あと二人ともギターとか楽器の演奏が得意だね。ちなみにCVは兄奏が真田アサミ姉貴で弟光が沢城みゆき姉貴です。というわけで今回の新世界聖典チェック!はここまで!また次回~!」


次回『四つの"顔"』
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