きららファンタジア 三つ子三銃士の冒険物語   作:山崎五郎

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もぅマヂ疲れた。

本編どうぞ


男の正体

黒服の男を倒した...?

 

とにかく夢中で攻撃を続けたからか、現在の状況をうまく理解できそうにない。ひとまず地面に足をつけて...

 

立つと、片目周りにずっと着いていた違和感のようなものが無くなると、突然足元がふらついて...

 

 

と、コテージの床が目の前に着く直前、ランプとマッチが私の体を受け止めてくれた。

 

ランプ「き、きららさん大丈夫ですか...!?」

 

マッチ「どうしたんだい?」

 

きらら「...分かんない...突然、うまく立てなくなって...」

 

スターク「...仮面(その力)を初めて使ってアレだけ戦ったんだ。しばらく体は思い通りにはならないと思った方がいいな」

 

ランプ「そ、そんな危険な能力を..!」

 

きらら「いいのランプ、私が、『力がほしい』ってお願いしたから...」

 

ランプ「...っ、で、でも」

 

ネグロ「おーい!スターク!」

 

ブランク「そ、外のクロモンたち、皆倒しました...」

 

青葉「あっ、二人とも...」

 

ゆん「み、皆倒したって...アレだけの全部倒したんか!?」

 

はじめ「す、スッゴい...」

 

きらら「...あっ、そうだ...『コール』」

 

ランプ「えっ?」

 

私は『コール』で、ゆのさんと花名さんを召喚した。

理由は...

 

ゆの「...うぇっ!?きららちゃん、何がどうなってるの!?」

 

花名「というか、あの人たち...」

 

きらら「はい...ゆのさん、花名さん、セサミさんとリリーさんを...治してあげてください(・・・・・・・・・・)

 

マッチ「...いいのかい?仮にも二人は敵だったんだよ」

 

きらら「目の前で倒れてるのに...なにもしないなんて嫌だから」

 

ゆの「...うん、分かった」

 

二人は頷いてセサミさんとリリーさんに杖を構える。杖からの光で二人の傷が治っていくのを見ると、スタークさんに「クリエケージを今のうちに壊してほしい」と伝えた。スタークさんもまた頷いて、銃でクリエケージの核を破壊してくれた。

 

ランプ「あっ...」

 

マッチ「...これでひとまずは安心、かな?」

 

ランプ「...うん」

 

セサミ「...ん...」

 

そうこうしているうちに、セサミさんが目を覚ました。そして、その直後にリリーさんも「セサミ様!」と叫んで目を覚ました。

セサミさんは状況を確認すると私に向かって口を開いた。

 

セサミ「...なぜ、私たちを助けたのですか?」

 

きらら「...目の前で倒れて、死にそうな人を助けるのに理由が要りますか?」

 

セサミ「...後悔しますよ。私たちを治したことを...リリー、退きますよ」

 

リリー「...はい。クロモンたち、来なさい」

 

クロモン「く、くー...」

 

セサミとリリーは隠れていたクロモン達を集めると転移魔法で撤退していった。

 

~~~~

 

魔道具(携帯電話)に連絡が入る。セサミ達がクリエケージを破壊されて撤退したとのことだ。

 

さて、俺もリゾットを探して帰るか...と、思っていたのだが。

 

コテージを不適な笑みを浮かべながら見つめている黒服の男を見つけたため、少し話を聞かせてもらおう。明らかに怪しいし。

 

ヤナギ「もしもし、そこのジェントルマン」

 

と、小刀を突き付けて話しかける。不審者相手にルールなんて必要ねぇんだよ!(暴論)

 

「...何でしょう?ずいぶんと物騒なものを突き付けられているような気がしますが」

 

コイツ...後ろを振り向かずにそれを理解しているとは。怪しいという自覚もあるのか?

 

ヤナギ「わざわざこんな港町に黒ずくめの服装で笑いながら家を見つめてたら怪しさ満載なんで。神殿のものとしては見過ごせないんでね...」

 

「ほう...神殿。それはそれは。現在(いま)はさぞかし忙しいのにご苦労様です」

 

ヤナギ「...お気遣いどうも」

 

「それはそうでしょう...

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

女神ソラ様が封印されて大変でしょうに

 

ヤナギ「...何?」

 

「聞こえませんでしたか?女神ソラ様が」

 

ヤナギ「お前!」

 

小刀を横凪ぎに振るうが、突然目の前の男の姿が霧のように消え失せた。周囲を見渡すと、家の上に立っていた。

 

ヤナギ「...お前、一体誰だ」

 

「...クラウス。私の名前です。とある組織に所属しておりますよ」

 

ヤナギ「...なぜソラ様が封印されたことを知っている」

 

クラウス「...何となく察しがつくのでは?」

 

ヤナギ「...ッ!『昼顔』!」

 

昼顔の力を使い男の四方八方から風の剣、槍、矢を次々と浴びせてやる。男は力なく倒れ...

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

たかと思えば、またしてもその姿が霧散した!

 

ヤナギ「!?」

 

クラウス「クフフフフフ...今頃私たちのリーダーがあなた方の今の(・・)リーダーに出会っている頃でしょう。精々よろしくお願いします」

 

ヤナギ「ま、待て...!」

 

その声もむなしく、またしても男の姿は霧散して消えた。

 

~~~~

 

...神殿。現在女神ソラの封印されている筆頭神官アルシーヴの展望室...

 

そこのソファーに、黒いコート姿の男が腰掛けていた。その後ろには筆頭神官であるアルシーヴが立って見下ろしている。

 

アルシーヴ「...貴様。何者だ。ここを何処だと心得ている。...階段の前で倒れている衛兵達を倒したのも貴様か?」

 

「...クハハハハハハ!」

 

男は一言一言から発せられるアルシーヴのプレッシャーに臆することなく高笑いをするそしてソファーから立ち上がりアルシーヴの方を振り向く...

 

アルシーヴ「...ッ!お前は...」

 

「お前は昔から変わらねぇな...アルシーヴ。その高飛車な態度も、自身を正しいと信じて疑わないその性格もな」

 

アルシーヴ「...ギドラ...!」

 

ギドラ「懐かしいな。俺が傭兵として神殿に雇われた頃以来か?」

 

アルシーヴ「貴様...何をしに来た?流暢に昔話をしに来たわけでも無いだろう」

 

ギドラ「...ああ。そうだな...宣戦布告だよ」

 

アルシーヴ「?」

 

ギドラ「俺達悪魔の尻尾(イーヴィルテイル)は...今の神殿を叩き潰してエトワリアの政権を一手に集め革命を起こす」

 

アルシーヴ「...愚かな。今の神殿の何が問題だというんだ」

 

ギドラ「神殿じゃあねぇよ...問題があるのは世界のほうだ」

 

アルシーヴ「...」

 

ギドラ「お前だって分かるだろ?世界貴族や魔物による問題は世界中に多発している。だからこそこの神殿のもとで統制しなけりゃいけねぇんだよ」

 

アルシーヴ「...その為なら、障害を殺すことも厭わない、か?」

 

ギドラ「よく分かってるじゃねぇかよ」

 

アルシーヴ「嫌でもわかる。数年前、貴様が神殿で捕らえた世界貴族達を殺してからな...!」

 

 

 

 

『ギドラ!お前は何を...!』

 

『...何を?反省の色が見られない囚人を言質と証文を取って殺した。それだけだ』

 

『囚人がどうあれ勝手に殺すことが許される訳がないだろう!この事が知れればどうなるか...貴様は分かっているのか!?』

 

...こんなゴミを殺して、誰か困るのか...?

 

『...貴様ッ!』

 

 

 

ギドラ「...あの事は昨日のように覚えているぜ。あの後俺はお前に敗れこの傷をつけられたんだ...」

 

アルシーヴ「...」

 

ギドラ「...もう一度聞いてやるよ、アルシーヴ。あんなゴミを殺して、誰か困ったやつが居たか?

 

アルシーヴ「...居なかったわけではない。...が、それを聞いてもお前は変わることはないのだろうな」

 

ギドラ「その通りさ。それは俺が聞いてよく分かった。脱獄してその事を聞けば喜ぶ奴の方が多かったからな...」

 

アルシーヴ「...お前達がどんな手段をとるかは知らん。が、七賢者と三銃士はお前達が思うほど甘くはないぞ」

 

ギドラ「...精々楽しみにしてるぜ...ああ、それともう一つ」

 

アルシーヴ「?」

 

ギドラ「女神ソラの件は大変だったな」

 

アルシーヴ「!?」

 

ギドラ「あばよ」

 

アルシーヴ「ッ、待て!」

 

アルシーヴは魔法のレーザーでギドラの体を撃ち抜くが、ギドラの体はレーザーで空いた穴から砂になった。

 

アルシーヴ「なっ...!?」

 

ギドラ「クハハハハハハ...!」

 

~~~~

 

 

 

その後。残念ながら男を取り逃がしてしまったので、さっさとリゾットと合流して神殿に戻った。例の人狼のベルトの様なものはリゾットに渡して解析してもらうことになった。

 

ヤナギ「...ただいま戻りました...」

 

セサミ「!」

 

ヤナギ「ああセサミ、帰ってたのか」

 

セサミ「っ...」

 

セサミはうつ向きながら部屋を出ていってしまった。どうしたんだ?

 

アルシーヴ「...戻ったか。ヤナギ」

 

ヤナギ「はい。あの、セサミはどうしたんです?」

 

アルシーヴ「...七賢者から外れた

 

ヤナギ「...は?」

 

アルシーヴ「何者かに魔力器官を破壊され魔法が使えなくなってしまったらしくてな...セサミは魔法の才により七賢者となった身だ。それが無くなった以上は...」

 

ヤナギ「...嘘だろ...」

 

どういうことだ。あの黒ずくめの男と良い人狼の化け物と良い、リゾットが話していた銃を持った男と良いきららファンタジア(俺の記憶)と違う点が多すぎる。どうなっているんだ...!?

 

アルシーヴ「...現在、後任として副官であったリリーを推している。お前もそれについてシグレ達と話し合ってくれ」

 

ヤナギ「...はい」

 

~~~~

 

ヤナギ「...ただいま戻った」

 

シグレ「お帰り弟よ!さぁどうだった今回の任務は!?きららかわいかった!?可愛かっただろ!?当たり前だよなぁ!?さぁ早く話聞かせてよ!!」

 

ヤナギ「...」

 

この兄、例によって俺の今のシリアスな気持ちをぶち壊すかのようなハイテンションである。カメラで撮影したきららの写真を何枚か渡すと可愛いと叫びながらまた踊り出した。ふと部屋の隅を見るとコノハがうんざりした顔で体育座りしている。おい、パンツ見えてるから。お前一応女だろ。

 

コノハ「ヤナギ兄ちゃん...あたしさ...今までシグレお兄ちゃんのきららちゃん談義を死ぬほど聞いたんだよ...誉めてよ...」

 

ヤナギ「...うん。偉い、偉いぞ、妹よ...次の任務はお前が行っていいよ」

 

コノハ「やったぁ~...」

 

この後兄さんに怪物や黒ずくめの男について話しました。あーめんどくせ(棒読み)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ガコン

 

シグレ「...今回もよくやったぞ、ミック。よくバレずにクリエを回収してくれた」

 

ミック「くー♪」

 

シグレ「...さて、次は砂漠か。俺も少し、クラウスの実験を手伝ってやるか...」

 

to be continued next kirara Fantasia...




第2章終わったよぉおおおおお!

次はさばくぐらしやで、新世界のクリエメイトも出るで(揺るがぬ意思)

次回『暗躍するものたち』




シグレ「クリエメイト図鑑!」

沙英「え?地形図のデッサン?」

ツクヨミ「ええ。もっと分かりやすく親しみやすい感じが良いかなって」

沙英「なんでそれを私に?」

ツクヨミ「一番詳しく書いてくれそうだから」

沙英「...とりあえず書いたけど」

ツクヨミ「なんか地味ね。もう少し沙英さんらしさがほしいというか...」

沙英「...(私らしさって、何...(エコー))」

ツクヨミ「...じゃあ、とりあえず眼鏡のマークでも入れとくわ」

沙英(やっぱりそうなるんだ...)
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