今回は幕間みたいな話なんで三銃士及びきららちゃん一行は出ません。
悪魔の尻尾と神殿の副官たちのお話です。
どうぞ
暗躍するものたち
...とある街中。かつてとある事業で大いに栄えた街も、今では建物がボロボロになり現在は体の良い肝試しスポットと化している。
そして今も、そこを歩いているカップルが...
「ねーえーここなんかこーわーいー!お化けとか出そう~♥️」
「ハハッ、大丈夫だってのハニー。化け物なんざ、おれがぶっとばしてやるっての♪」
「キャー!たーのーもーしーい~!」
と、人前ならば破廉恥だの鬱陶しいだの爆発しやがれだの言われそうな二人組。...二人が何やら建物の近くによっています。
「...アレ?おい、このレストラン『本日営業しております』だって!」
「えーでもボロいよ?やってたとしてもホコリ被った料理とか出てきそうじゃない?」
「いやいや~こういう一見寂れた感じの店ってさ、料理はめちゃくちゃ旨いって相場は決まってるんだよ!」
「...ん~そう言うなら...」
~~~~
「...椅子の積み方とか、完全に閉店の感じなんですけど...」
「...でも店の扉は開いてたし...」
「いらっしゃいませ♥️」
「「!?」」
二人は突然の後ろからの声に振り向く。そこには綺麗な白エプロンに、それと相反するような妖艶な赤黒い髪の毛の女性が立っていた。
「あ、え、えと...」
「あ、あの...」
「2名様ですか?」
「は、はい。そうです...」
「あ、あの~やってるんですか...?」
「はい!さ、こちらへどうぞ♥️」
「...な、やってただろ!」
「う、うん...」
「...♥️」
二人は女性に導かれるまま客席であろう場所がある扉を開くが...
『...』
「うわっ!?」
「ひっ!?」
「...あら、申し訳ございません。満席でしたね...こちらのほうにどうぞ」
「「...」」
「...」
女は扉を閉めた。二人は気づいていなかっただろう、その女が
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女は
大きく機械にかけにくい肉はハンマーでグチャッ...とややグロテスクに聞こえる音を立てながら潰す。
そしてミンチにした肉をこね、油をひいたフライパンにのせ焼いていく...
そして出来上がったハンバーグを口に頬張り、女性は恍惚な表情を浮かべる。
すると...
コンコン
「...はぁい、どうぞ」
扉が開くと、そこには高級な羽毛が首回りについた大きなジャケットをマントのように羽織った顔に一文字の傷のついた男性が立っていた。
「あら、ギドラ様...♥️」
ギドラ「...よう。相変わらずそんな悪趣味なことしてんのか、ジョーカー」
ジョーカー「あら、悪趣味なんて人聞きの悪い言い方はよしてください。私は依頼通りあの二人を殺したまでですわ」
ギドラ「...ハッ。まぁそれはよしとしてやるよ」
ジョーカー「それに...死ぬ直前のあの二人の罵倒と怯えた表情、たまりませんでしたし...♥️」
ギドラ「...まぁいい。ついて来い」
ジョーカー「?どちらへ?」
ギドラ「...雇い主サマがお呼びだ」
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リリー「...ですから、何度言われても私は七賢者になるつもりはありません。お引き取りください」
...彼女は七賢者...今は"元"七賢者のセサミの副官"だった"リリー。彼女は力を失い解任することとなったセサミに代わり七賢者の地位を勧められているにも関わらず、彼女は頑なにそれを拒み続けていた。
リリー(...私はセサミ様に忠義を誓った身...例えセサミ様の地位が下がろうと、それは決して変わりません)
と、本人の意思は固い。
「バッカじゃないの?」
リリー「?」
廊下を歩いていると、リリーは突然後ろから声をかけられる。後ろには黒髪のストレートロングヘアの真っ白なジャケットにミニスカート、そして軍帽を被った女性が立っていた。
リリー「ヘンリエッタ...」
ヘンリエッタ「せっかく地位が上がって給料もアップでウハウハな暮らしが出来るってのに、なに頑なに拒んでるワケ?意味わかんないんですケド」
リリー「...何とでも言いなさい。私の意思は変わりはしません。あなたに何を言われようと、私はセサミ様の副官です。それ以上でもそれ以下でも...」
ヘンリエッタ「はぁ?あんな魔力の無くなった役立たずに忠義誓ってなんになんの?やっぱあんたバカでしょ」
その瞬間ヘンリエッタの頬を風の刃が擦めた。その刃は後ろの壁に衝突しレンガが一部崩れ落ちる。
リリー「...もう一度言ってみなさい...言葉によってはあなたを八つ裂きにしますよ」
ヘンリエッタ「ハァ?出来るもんならやってみなさいよ」
ヘンリエッタは挑発的な態度で返し弓矢を構え、リリーも魔力を高め睨みあう...
「お止めなされ御二人とも!」
「「!」」
声の先には鍋を持った茶髪に赤いハチマキに赤とオレンジ、金の装飾の施されたジャケットを羽織った男性が立っていた。
ヘンリエッタ「チッ...邪魔しないでよグレン!これは女と女の真剣勝負なんだから!」
グレン「ならば尚更なりませぬ!本来神殿での私闘は禁じられているもの!決闘はそれ相応の舞台で
リリー「...」
「...おーい、三人揃って何やってんの?」
と、神殿の窓に腰掛けていた黒い髪の男性が話しかける。
グレン「むぉ!トビ殿帰っていらしたのですか!?」
トビ「おう、いま帰ったとこ。で、何してたワケ?また二人が喧嘩してたん?」
リリー「喧嘩ではありません、決闘です」
グレン「ですからこのような場では...!」
カルダモン「はーい、四人ともそこまで」
トビ「あ、カルダモン様」
「「「!」」」
カルダモン「トビもちょうど良いとこにいたね。任務の時間だよ。着いてきて」
トビ「うーっす。んじゃ」
カルダモン「あと二人とも、私闘は禁止。分かってるよね?」
と呟くと、二人はトンっと地面を蹴ったかと思うと姿を消した。
グレン「...お二方。私もこれで失礼いたしますが...くれぐれも、ですぞ」
と、グレンも鍋を持って歩き去った。
ヘンリエッタ「...あーっ!!何なのよアイツ!腹立つ!ハッカ様のお世話って料理だの買い物だのでろくに仕事してないくせして!」
リリー「普段から遊び歩いてるやつが言うな。...それはそうとあなた、フェンネル様に着いていかなくてもよろしかったんですか?」
ヘンリエッタ「はぁ?別に良いのよあのアルシーヴ様バカは。あたしはあんたほど忠義があるわけでもないし。んじゃね」
リリー「...」
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...深い森の奥、そこに隠れたボロ小屋...の、さらに隠れた物置...の中にある小さな入り口。
そこから続く廊下をギドラとジョーカーは歩いていた。
そして、機械的な扉の前まで来ると...
ギドラ「...俺だ。ジョーカーを連れてきた。入るぜ」
すると、その声に反応して扉が開いた。
その部屋の中には、銀の髪の少年と、黒スーツに同じく黒いシルクハットの男性と、露出の多い和服を着た女性がいた。
シグレ「...来たか。ギドラ、ジョーカー」
シグレ「今 終わるところだ」
銀髪のシグレの手元には、溶液で満たされた水槽と小さな注射器が置かれていた。水槽の中には小さなミミズが浮かんでいる。
ギドラ「...それで、そのミミズの適応率はどの位なんだ?」
シグレ「50%だ。予定通りだよ
シグレ「当然だ。一度こうしてしっかりと研究に携わったものでなければ分かるはずもない。そしてそれは、あの改造を受けた狼の死体を解析せず、強化の道具に過ぎないベルトのみを研究している...あのリゾットという男すらも知るまい」
シグレ「インジェクターを付け強化される生物は、この溶液に浸り、そしてそれをさらに身体に直接注入することで」
注射器を溶液の中のミミズに刺す。
シグレ「ほんのわずかながら... ただベルトを装着し強化を行うよりも強い進化が行われるということを」
溶液が注入されると、突然水槽にヒビが入り水槽は砕け散った。
そして...そこに
シグレ「...名を、聞かせてくれるか?新たな同胞よ」
「...ナ、マエ...マルク...マルク・リジェクト...」
シグレ「...マルクか。よろしく頼む」
マルク「...ウァー...」
ギドラ「...」
シグレ「...少し前に話した事を、覚えているかギドラ?」
ギドラ「...ああ。神殿が砂漠で『オーダー』をするって話だろ」
シグレ「そうだ。計画を実行しよう。こいつを連れていってくれ」
ギドラ「...了解だ」
クラウス「...おや。今回はリーダーが直接向かうのですね?」
ミツネ「まぁよろしいではないですか...我々の中で最も強いのはリーダーですからねぇ」
ギドラ「...」
シグレ「...念のため言うが、条件は分かっているな?」
ギドラ「...クリエメイトからある程度クリエを奪う以外は手出しをするな、だったか?」
シグレ「ああそうだ。後...七賢者達は死なない程度にな」
ギドラ「...了解だ」
...こうして、砂漠での戦いが始まろうとしていた...
最初のシーン書くためにアマゾンッ!!(読モシャウト)を五回ぐらい見直しました。いゃーキツいッス()
新キャラの紹介しましょうね~
ヘンリエッタ
CV:香坂さき姉貴の女性神官。弓矢を使うようだが...一応実力はありフェンネルの副官なのだが、フェンネルの事を『アルシーヴ様バカ』と呼んでおり、忠義は本人いわく「猫よりはあるつもり」とのこと。あとナイスバディ。
トビ
CV:吉野裕行の黒髪男性神官。カルダモンの副官でカルダモンに次ぐレベルの身体能力の持ち主。
グレン
CV:保志総一朗の男性神官。ハッカの副官で世話係を任されている。古風な話し方をする。
次回『砂漠にこんな化け物がいるなんてバカげてるZE☆』
よろしくお願いします