きららファンタジア 三つ子三銃士の冒険物語   作:山崎五郎

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どうも、しばらく投稿しないうちにコラボ編があったりして久しぶりに執筆したクソ投稿者です。
やっぱり他の人に触発されないとダメなんやなって(諦め)
そんなわけで久しぶりなんでガバガバ&誤字脱字は許して♥️







誰もが大空に それぞれの正義(ただしさ)

掲げて争う その最果てに

何があるというの


闘争

ギドラとの戦闘が開始されてからもうどのぐらい経っただろうか。

 

あれから私は影を手裏剣みたいにして飛ばしてみたり魔力を小刀にまとわせて切りつけてみたりそれこそ○ンピースみたく水をぶっかけ…ようとしたけど水筒の水カラッポだったのよ。

 

って違う違う違う違う。そんなこんなで私コノハはギドラに攻撃をしかけ続けてはいるものの、アイツは涼しい顔。おまけに傷口から出るのは血じゃなくて砂。クソッタレ…

 

…でも、ヒントは掴めてる。あいつに攻撃を仕掛けたとき、少し引っ掛かる点があった。

 

まず、私が目の前からギドラに襲いかかる…

 

と見せかけて魔力応用の瞬身で上に瞬間移動。

 

ギドラ「!?」

 

流石のギドラ様も焦り顔だぜ。しかしそれも避けられた。…が。

 

その頬からは血が流れた。

 

ギドラ「…」

 

コノハ「…!」

 

この事から(あくまでも予想の範囲内を出ないけれど)アイツの体を砂にして攻撃を無効果する回避とその攻略法を思い付いた。

 

ギドラ「真剣勝負の最中に考え事なんぞしてんじゃねえよ」

 

!ヤバ、油断してた!

 

砂の刃に切り裂かれ…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

と見せかけて!

 

コノハ「超忍法・舞い獅子(まいじし)!」

 

ギドラ「!?」

 

私が二人に、そして四人に増えたのを見てギドラさんも目を丸くしてらっしゃいますわ。

 

超忍法。それは私が前世で見ていたすさまじい忍法で宇宙の悪党忍者から地球を守る伝説の後継者達が使っていた忍法を超越した忍法(独自解釈あり)。

 

自分でこんなこと言うのもアレだけど私は忍者に憧れを持っていた。だから戦闘スタイルも忍者っぽいものにして前世の知識をいかしてこの通り身に付けた(ただし魔力の使用などもあってそれそのものとは程遠いケド)。

 

って違うから。早速増えた四人で突撃ィィィィィイッ!!!!

 

ギドラ「…」

 

四人のコノハが宙を舞いながらギドラに襲いかかる。流石に手も足も…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ザシュッ

 

コノハ「かっ…!?」

 

ギドラ「…バカが。複数相手なら対応しきれないとでも?」

 

コノハ「ち、ちくしょ…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コノハ「なぁーんちゃって☆

 

ギドラ「!?」

 

自分の背後から聞こえた(・・・・・・・・・・・)声に思わず驚き振り向くギドラ。しかしそこに声の主は無く、そして直後に切られたような痛みが脇腹に走った。

 

ギドラ「グッ…!?」

 

コノハ「アッハハ♪どーして私が後ろに現れたか知りたい?」

 

ギドラ「…ああ。是非ともご教授願いたいね…」

 

コノハ「んじゃ教えてあーげる。私の固有魔法は影を利用した魔法なんだ~」

 

ギドラ「影?」

 

コノハ「そ。影を引き伸ばしてドーム状にしたり影から武器を作り出したり…でも、強みはそれだけじゃない」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コノハ「ほい」

 

ギドラ「!」

 

また後ろから声が聞こえ、そして次は背中に浅いながらも確実な傷がひとつついた。

 

ギドラ「…どういう、ことだ…」

 

コノハ「この魔法の真価はね…影から影に、自由に移動できること、なんだよね~♪」

 

ギドラ「…!?」

 

コノハ「他人のものだろうと、自分のものだろうと関係無し。自由自在に、影さえあれば私はどこにだって移動できちゃうの」

 

 

 

 

 

 

コノハ「この世界の影のある場所全てが、私の移動可能範囲ってワケ

 

ギドラ「…!」

 

露骨に顔色を変えてこちらに向かってくるギドラさん。でも…そうはいかない。

 

コノハ「"影包み"!」

 

ギドラ「!!」

 

影を引き伸ばしてギドラを閉じ込めた。これで作戦成功。

 

ギドラ「テメェ、一体何のつもりだ…」

 

コノハ「実験…あと、あんたにトドメをさすための用意」

 

ギドラ「?」

 

何事かと考えるギドラに直後、腕に切りつけられた痛みが走る。そして同時に血が流れる感覚もあった。

 

ギドラ「グゥ!」

 

コノハ(…やっぱり。アイツの肉体の砂化には、多分砂にする箇所を意識する必要があるんだ。実際、私の不意打ちにはどれも血が流れた…王手は打った。後は…詰みだ)

 

そして影のドームの中。コノハの分身が何十と現れ、ギドラに襲いかかった。

 

 

─絶技・影の舞─

 

 

 

 

 

 

 

…影のドームが解除された。中から、血まみれの男が一人倒れた状態で現れた。

 

コノハ「…はぁっ!なんとか、勝った…よね?えっと、とりあえず拘束魔法を…」

 

影の移動魔法を練習しといてよかった…ま、影さえあればどこにでも移動できる…ってのは嘘なんだけどね。

 

そんなことできたらチートも良いとこだし。ま、ソレは置いといて拘束魔法を…

 

 

 

 

 

と、その時、妙な違和感を感じた。何で?作戦は成功して(ギドラ)も倒せた。問題なく進んだ…いや、違う。

 

進みすぎている(・・・・・・・)

こういう作戦には流石に一つは何かしらトラブルが起こるハズ。しかも相手がベテランの殺し屋となれば尚更だ。それなのに、こうも…

 

 

 

 

 

 

その直後。私の足元が突然揺らぎ始めた。

 

コノハ「ッ!?」

 

私の嫌な予感はどうやら的中してしまったらしい。とっさに回避するものの足元から現れた砂の刃にいくらか擦ってしまった。

 

コノハ「痛っ…つ…!」

 

足から血が流れた。それと同時にヒリヒリとした痛みも襲ってくる。それは前世でまず感じることのないような痛みだった。

 

ギドラ「…危なかったな。まさか分身とはいえ俺を倒せちまうなんてな」

 

コノハ「分…身…?その割にはやたらと血とか流してたけど…?血糊でも積めてんの、ソレ…」

 

ギドラ「…コイツはうちのクラウス(自称生物学者)が作ったクローン人形とかいうやつでな。俺たちとそっくり同じ成分、見た目、魔力を持っていてしかも本物の命令には従順っていう代物だ」

 

コノハ「何、ソレ…メチャクチャじゃん」

 

ギドラ「…ああ、そうだな。ま、ソレはソレだ」

 

そう言ってギドラはこちらに手をかざす。すると砂の縄が私を宙で縛り上げた。

 

コノハ「うう…?お前、何を…」

 

ギドラ「『賢者は殺すな』…雇い主からの命令でな。まあ、縛り上げて気絶させるぐらいなら、問題ないだろ…」

 

コノハ「う…が、あ…!」

 

ヤバイ、死ぬ…!誰か、助け…

 

 

 

 

 

~~~~

 

一方、神殿では…

 

セサミ「はぁ、はあっ、はっ…」

 

"元"七賢者のセサミ。悪魔の尻尾(イーヴィルテイル)クラウスにより失われた魔力を取り戻すためリゾットと戦闘中…

 

セサミ「…」

 

セサミはリゾットの攻撃をひたすら避わし続けるという修行を行っていた。しかし、いまだに魔力は戻らない…

 

セサミ「…ッ!?」

 

そして不意に、修行場の段差から足を踏み外し落下してしまう。

 

セサミ「く、ソッ…!『アクアスプレッド』!!」

 

が、魔法の使えないハズの彼女は、何故か己の得意魔法の一つであるアクアスプレッドを使い落下の衝撃を和らげた!

 

リゾット「…魔符。普段から魔力を溜め込んでおくことにより、状態異常などの不調の際も問題なく魔法を使用できるようにするための符…普段から用意して隠し持っていたのか」

 

セサミ「ええ…はっ、あなたの攻撃を避わせていたのも、これのおかげですね…」

 

リゾット「…随分と用心深いやつだな」

 

セサミ「はっ…臆病者とでも、言われている気分ですね」

 

リゾット「…その通りだ」

 

そしてまたリゾットの魔法により周囲の鉄屑が浮かび上がり、セサミに向かって飛んで行く。

 

セサミはそれを何とか回避していく。

 

リゾット「どうした!反応も回避速度も全てが落ちてきているぞ!そんなものがお前の限界か!?」

 

セサミ(限界…悔しいですが、確かにその通りですね。もう腕も足も、まともに言うことを聞いてくれない…ただ、リゾットの魔力も連続使用で疲れが出ている…)

 

セサミ(リゾットは『自身の攻撃をひたすら避わし続ければ次第に力は戻る』と言ったもののいまだに兆候すら表れていない…リゾットが嘘をついたのか、或いはあの情報屋が嘘をついたのかは分かりませんが、このままでは私はまず無事では済まなくなる…!)

 

セサミ(ここが限界…どうにかリゾットを止めて修行を中断させるしかない!そしてそのチャンスは…今!)

 

リゾット「!?」

 

セサミ(残りの魔符は三枚…!全て惜しみ無く使う!)

 

「万物の根源たる水よ その清流をもって我が敵を打ち払え」

 

『ハイドロバースト!!』

 

その詠唱が終わると共に、魔符から放たれた水がリゾットを包み込み、そしてトドメの水の渦巻きに吹き飛ばされた。

 

セサミ(よし…!ハイドロカノンよりも威力は劣りますが、睡眠能力の高いハイドロバーストなら…!)

 

 

 

 

…が。水煙の中から現れたのは、今まさに魔力でこちらに何かを射ち放たんとばかりに構えるリゾットの姿だった。

 

セサミ「な…」

 

リゾット「…残念だったな。

 

終わりだ」

 

 

ドシュンッ

 

セサミ「かっ…」

 

セサミ(やられた…)

 

 

 

 

 

 

 

リゾット「…精神と肉体、その両方を極限まで削り…その状態で、心臓魔力動力部動脈右16mmに魔力による一撃を受ける…」

 

 

「それが、魔力動脈破壊により失われた魔力機関を取り戻す唯一の方法だ」

 

 

リゾット「…まったく、何であそこでハイドロバーストじゃなくデリュージカノンを撃たなかった…あそこでデリュージカノンの方を出していれば倒すとまではいかないが…気絶ぐらいはさせられる可能性はあった」

 

「…だからお前は賢いくせしてバカだと言うんだ。…まぁ良い。誰かさんの魔法のせいで眠いからな…ああ。そうだ」

 

リゾットは懐から包みを1つ取り出すとセサミの側に置く。更に瓶も1つ置いた。

 

リゾット「お前の想い人からの手紙だ。あと回復薬…せいぜい頑張ることだな」

 

 

セサミ(…想い人、ですか。あの人は、今どこにいるんでしょうか…)

 

~~~~

 

 

 

 

 

 

…何だ、これは。

 

三銃士の一人を縛り上げていた砂の縄が、突然霜に覆われボロボロと崩れ落ちていく。

 

それだけじゃない。なぜ、こんなにも寒い(・・)んだ。ここは砂漠だぞ!?

 

「…あらら。お兄さんいけないねぇ…そんなかわいい娘さん傷つけるなんて。俺許せないよ?」

 

コノハ(…?)

 

ギドラ「…誰だ…」

 

「…神殿の者(その子の仲間)、かな」

 

 




コノハ

自分の魔法とそれを活かした戦闘スタイルを見せたものの裏をかかれてヤベーイ状況に追い込まれたCV:かないみかな三銃士末っ子。しかし神官を名乗る謎の助っ人により生存。挽回の機会を与えたいとは思ってる(作者)。

ギドラ

身代わり人形に闘わせていたCV:大友龍三郎の殺し屋組織悪魔の尻尾(イーヴィルテイル)リーダー。
砂魔法の使い手。本人いわく「殺し屋として最も優れたものは臆病な亀のようなヤツ」らしい。

リゾット

三章の裏でセサミ復活の手助けをしたCV:黒田崇也の工作神官。磁力魔法を使う。これから戦闘シーンとか書ければ良いなとは思ってる(作者)。

セサミ

ちゃっかり復活ルートが確立されたCV:赤崎千夏の七賢者。せっかく復活したんだからどこかで活躍させなきゃ…(焦り)

最後に登場した男

神官を名乗る謎の男。描写的に冷気を操っている様だが、一体誰なんだ…(すっとぼけ)
CVは前嶋曜。






コノハ「謎の水色ロン毛の神官を名乗る謎の男!?一体誰なの…ってか寒い!」

きらら「そして私達の元に現れた謎の魔物…一体この砂漠に何が起こっているの?」

次回『揺らぐ砂漠』

コノハ・きらら「次回もお楽しみに!!」
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