きららファンタジア 三つ子三銃士の冒険物語   作:山崎五郎

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Q.タイトルが次回予告から変わってる!嘘つき!

A.大人は嘘つきではないのです。間違いをするだけなんザミラー!

本当に申し訳ない。















これは、とある1つの世界の、異なる物語。

その中の…本来あるはずのなかった物語。

この物語で、果たして何が起こり、そしてこの先の物語がどう変わるのだろうか。

それは…今は、誰にも分からない


異章・ランプ奪還編~決断~
少女捜索


きらら「…ランプ?」

 

夜中、何故かは分からないけどふと目が覚めた。

 

起きて周りを見渡すと、ランプの姿がない。

 

すぐに『パス』を感知して探すが、それも反応がなく…つまり、今ランプは、『パス』の感知すらできないような場所にいるか、あるいは…

 

きらら「…っ!!

マッチ、マッチ起きて!スタークさんも起きてください!!

 

マッチ「…?きらら、どうしたのさ。こんな夜中に騒いで…」

 

スターク「そうだぞ…明日はまた早くに出発するんだろ?だったらもう少し…」

 

きらら「違うの!!ランプが、ランプが…!!」

 

マッチ「ランプ…?そういえば、姿が見えないけど…」

 

スターク「…ああ?どうせ眠れなくてちょっと歩き回ってるとかじゃねぇのか?きららの『パス』とかで探しゃすぐに…」

 

きらら「…ダメなんです」

 

スターク「え?」

 

きらら「『パス』も…感じないんです」

 

…マッチとスタークは息を飲んだ。きららの『パス』を感じ取る能力は、多少感じにくいということはあれど、感じないということはまず無かった。

 

どれだけ離れていようとも、ある程度は感じ取れていたからだ。

 

きらら「…考えられる可能性は二つです。今ランプが、私でも『パス』を感じられない場所まで離れている…でも、これは考えにくいです」

 

スターク「…確かに、ランプの体力じゃそんな遠くに行けるようなもんとも考えられないな」

 

マッチ「ちょ、ちょっと待ってくれよ二人とも。じゃあ、二つ目は…」

 

きらら「…二つ目は、『パス』を感じることが出来ないような状況になっているってこと…『パス』は、基本的には感じ取ることは出来るけど、人間が感情すら消えるような状態になれば、『パス』は無くなるの…つまり、もしかしたら、ランプは…もう」

 

マッチ「やめろ!!そんなわけないだろ!?そんな…それじゃあまるで、ランプが…」

 

スターク「…可能性としては、無くはないだろ」

 

きらら「っ…!」

 

マッチ「スターク!お前、何を…!」

 

スターク「考えてもみろ。こんな山中で、しかも周りに比べても小さめなランプだ。魔物、盗賊…考えだしたらキリが無い。抵抗手段も何もないのに」

 

マッチ「違う!!ランプは、そんな簡単に…!」

 

スターク「だったら『パス』を感じられない説明はどうつけるつもりだ?」

 

マッチ「ッ…!」

 

きらら(どうしよう、どうしよう、どうしよう…このまま、本当に、ランプが居なくなったら、私、どうしたら…でも、探す手段も、何処に居るかすら分からないのに、どうすればいいの…)

 

(誰か、誰か…)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…ちょっとちょっと。何泣いてるのさ、きらら」

 

きらら「…え?」

 

 

 

 

 

 

 

 

シグレ「きららに涙なんて、似合わないよ?もっとニッコリ笑ってた方がずっと可愛いって!ね?

 

きらら「…シグ、レ…」

 

シグレ「マッチも…その、あんたも。こーんな美少女ほったらかしにして何やってんのよ!仲間ほったらかしにして勝手に盛り上がるなんて最てイドゥンッ!?

 

きらら「うえっ!?」

 

マッチ「なっ!?」

 

スターク「!?」

 

突然シグレが現れて、マッチとスタークさんに何か話していたと思ったら、目の前を真っ黒な何かが横切ってシグレが吹っ飛んだ。

 

きらら「ま、松風…?」

 

松風『ブルル…』

 

 

カルダモン「…へぇ~「仲間ほったらかしにして勝手に盛り上がるなんて最低」ねぇ~」

 

セサミ「なら、一人で勝手に盛り上がって仲間を転移魔法のトンネルにほったらかしにするのはどうなんですかシグレ?」

 

シグレ「い、痛ててててて…そ、それはホラ、その時の気分って言うか、カッコつけなきゃっていうか…」

 

カミュ「ほーそうか。じゃあ俺たち三人でそのカッコつけのご褒美に好きなところに旅行させてやるよ何処に行きたい」

 

シグレ「うーんそうだな…きららが居ればどこでもいいや」

 

カルダモン「分かったよきら(き)らの天に輝くお星さまになりたいんだね(武器のナイフ装備)」

 

きらら「ち、ちょっと待ってくださいカルダモンさん!」

 

セサミ「そうですよカルダモン」

 

きらら「ほら!セサミさんもこう言って」

 

セサミ「天に輝くお星さまにするなら私とカミュの魔法で閉じ込めて宇宙に放逐する方が簡単です」

 

きらら「そうじゃなくて!!…ってあれ?」

 

マッチ「な、何でシグレ達がここに…」

 

シグレ「…あーねぇ。ま、そろそろきらら達も気づいた頃だと思うけど」

 

 

 

 

 

 

 

~~~~

 

きらら「ランプが拐われた!?」

 

シグレ「うん。犯人が誰かは…詳しくは分かってないんだけどね」

 

マッチ「そんな…でも、何でシグレ達がここに?」

 

シグレ「えーと、まぁ…ほら。ランプが居なくなると色々困るからさ」

 

スターク「困る?」

 

シグレ「ほら。皆もご存じの通り女神ソラ様は病気で寝込んでるでしょ?」(…表向きには、だけど)

 

カルダモン「…ああ、そう言えばそうだっけ」

 

カミュ「え?そうなの?」

 

オイオイ。お前らそれでも調停官かよ…

 

セサミ「ええ。確かにそうですね。ですがそれと今回の件に何の関係が?」

 

シグレ「ランプは女神候補生…つまり女神になれる可能性を秘めているワケ。今ソラ様が寝込んでいる影響で聖典や他の世界の観測もできてないでしょ?

そこでもし代理を立てることになったときにランプが必要になるのよ」

 

セサミ「…女神候補生なら他に居るのでは?」

 

シグレ「…あー、えっと…でもさ、ランプはかなり…いや、超がつくほど聖典に詳しい訳じゃない。なら、ランプも女神としての才能はあるでしょ?なら助けといて損はないって思ったわけ!!」

 

ま、正直に言うとランプが居なくなったらこの話(きららファンタジア)終わっちゃうって言うのが本音なんだけどね。あときららも悲しむし…

 

 

 

 

 

 

つかきららの泣き顔やばかった。何か変なものに目覚めそうだったよヤバイヤバイ…

あーでもきららマジで可愛いよなぁ…!もう、なんか、その、下品なんですが…フフ…

 

ときめいちゃいましてね…(人間の屑)

 

でもやっぱりきららは笑った顔の方が可愛いよ、ウン!(確信)

あーもうダメ。可愛い。大好き。きららマジLOVE。

結婚したいってかする(決断)

 

ていうかもうきららを連れ去ってハネムーン

 

 

 

 

 

ド ゴ ス

 

シグレ「ごわぁあああああああああああ!?何すんだオッサン!!」

 

スターク「何すんだじゃねえよ!人がさっきから話しかけてんのにボーッとしやがって!手伝いに来たのか邪魔しに来たのかどっちだ!」

 

シグレ「きららを迎え…助けに来たに決まってんだろ!」

 

カミュ「おい今何て言おうとした」

 

きらら「あ、あの…それで、ランプをどう助けるか何ですけど…」

 

シグレ「あっそうだったそうだった。よし、じゃあまずは捜索だ!」

 

カルダモン「捜索って言っても…一体どうするの?この密林の中をしらみ潰しに探してたら日が昇っちゃうよ?」

 

シグレ「まあ、そうだろうね…そ・こ・で、こいつら(・・・・)の出番って訳よ!」

 

セサミ「それは…魔道具ですか?何やら生物のような形をしていますが…」

 

シグレ「そ!そして~これ!」

 

シグレはさらに風呂敷の中から…現代で言えば『モニター』の様なものを取り出し、電源を点けた。すると…

 

 

 

 

 

リゾット『…こちらリゾットだ』

 

眠そう&不機嫌そうな顔を浮かべたリゾットが画面に写った。

 

カルダモン「え?リゾット?」

 

セサミ「これは一体…?」

 

シグレ「通信魔道具だよ。ちょっと原理は…説明すると長くなるから省くけど、とにかくこれでリゾットと通信できるわけ。いや~悪いねリゾット。こんな時間に起きてもらっちゃって」

 

リゾット『何が「起きてもらっちゃって」だ。さあ寝ようとしていたところに突然やって来て探査魔道具勝手に持ち出して「ちょっと手伝ってくれ!」って叩き起こしやがって』

 

きらら「ええ…」

 

リゾット『それで?俺に何をしろと』

 

シグレ「リゾットには魔道具の反応からランプの居場所とかを特定してほしいんだよ。操作用のコントローラは持ってこれたんだけど、流石に探知モニターまではね…」

 

リゾット『ったく、わざわざそんな面倒くさいこと』

 

シグレ「こんどスペシャルスゥィーツバイキング奢ってやるから」

 

リゾット『えーとまずは魔道具を起動させてだな』

 

きらら・セサミ・カルダモン・カミュ・スターク・マッチ「えぇ…」

 

 

~~~~

 

リゾット『…おいカルダモン、方向が曲がっていってるぞ』

 

カルダモン「よっ、と…以外と操作難しいんだねこれ」

 

リゾット『セサミ、お前の鳥形は少し高度が低めになっているぞ。気付かれるからもう少し上げろ』

 

セサミ「は、ハイ…」

 

きらら「凄い…アレだけの魔道具の状態を把握して…しかも指示も的確に」

 

シグレ「リゾットは魔法工学にかけての知識は筆頭神官のアルシーヴ様にだって負けてないって言われてるぐらいだからね。ま、これだけやればそのうち見つかっ」

 

スターク「なあきらら、これ前に進ませるにはどうすんだっけ」

 

シグレ「」

 

きらら「え?えーと、これは確か…」

 

シグレ「これはここを押すと前進、でここで上昇と下降」

 

スターク「お、おう…ありがとよ」

 

シグレ「ハイハイどういたしまして(何きららに気安く話しかけてんだコラ(殺意))」

 

今のシグレの顔、明らかに主人公がしていいものでは無いことは確かである。

 

リゾット『…おい、カミュの操作している魔道具に血痕が写っているぞ』

 

 

シグレ「!?」

 

カルダモン「…それって、もしかしてトビ達の…!」

 

リゾット『カミュ、そのまま真っ直ぐ進めろ…』

 

そして、そのまましばらくリゾットの指示のもと、魔道具による探索を進めた結果。

 

 

 

 

 

 

リゾット『…ビンゴだ。集落があったぞ。民家の1つに…牢に捕らわれているランプもいた』

 

シグレ「…よっし、行くか」

 

カルダモン「いやいや待ちなよ。普通に乗り込んだところで捕まるのがオチだよ」

 

きらら「で、でも早くしないと…!」

 

セサミ「…そこで、私とカミュの魔法の出番です」

 

スターク「…どうするんだ?」

 

カミュ「まずな…」

 

 

 

~~~~

 

…そして、それから数分後。

 

深く暗い森の中にある小さな村に、近づく集団があった。

 

今夜、一人の少女の救出作戦が決行される。




次回、きららファンタジア!

きらら「ランプ…本当にここにいるの?」

シグレ「にしても、何でこの村の人はランプを拐ったりしたんだ…いや、どんな理由があろうと許すわけにはいかない!何としてもランプを取り戻す!」

次回『作戦決行』

?「次回…ときめくぜ」

きらら・シグレ「誰!?」
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