先輩が完結させたし俺だって完結させてみせるもん!」
?「やってみせろよ、投稿者!」
??「何とでも出来るハズだ!」
???「ガンダムだと!?」
(例のダンスと歌)
※コルクのとっておきとは関係ないって、それ一番言われてるから
ヤナギ「…!?」
クラウスの姿が変わった。
人間のような風体はしているが、それは果たして人間と呼べるのか?というような姿に。
真っ黒に統一された身形は白を基調として金と黒のラインが所々に入った姿。
ヤナギ「ッ!?」
突然自分の体が後ろに吹き飛ぶ。
咄嗟に『夕顔』を使い地面と刀でブレーキを掛け、動きを止めた。
更に『昼顔』の魔力範囲を自分の周囲に広げ、ヤツの動きを関知…
ボオッ
え
ヤナギ「はっ、はっ…!?」
何だ!?『昼顔』で人、魔力の検知は出来るようにしていたハズなのに、突然炎が!?
しかも、あと一歩回避が遅れれば、俺は確実に…!
ボオッ
ヤナギ「─────ッ!!」
また…!?
先程の様に手元から魔法を出すのとは違う、確実に距離を取った俺の目の前に魔法が出現している!!?
ともかく、この魔法に対策を考えつつ
が、そんな時間など与えるものかと言わんばかりに、次々と彼に向かって魔法が襲い掛かる。
目の前に弱点の炎、回避した先から突然の竜巻、足元が崩れたかと思えば打ち上げるように現れる尖った岩石、自らを窒息させんと激しく降り注ぐ豪雨、魔法の防壁でも防ぎきれないほどの無数の三日月型の刃、肌が焼け焦げるかと錯覚するほどの高熱線。
その魔法の数々が、ヤナギに向かって連続で降り注ぐ。
ヤナギ「はっ、はっ、はっ…!」
ギィンッ!!
クラウス「…」
このままでは防戦一方で消耗するのみと考えたヤナギは、単純な風魔法で自身を加速させ『朝顔』と『夕顔』を同時に発動し攻撃を仕掛ける。が。
ヤナギ(なんだ…!?刃が、通らない!?いや違う、そもそもホンの僅かだが…
クラウス「…『メガフレイム』」
ヤナギ(!!しまっ…)
ドゴォオオオオオオッ!!!
ヤナギ「が、あ…!?」
ヤナギとクラウスの間に、突然巨大な炎の爆発が発生し、ヤナギは吹き飛ばされ樹木に激突し地面に伏す。
が、当の魔法を放ったクラウスは無傷だった。
ヤナギ「………!?」
クラウス「クククククク…私に攻撃が通らず、あれほどの強大な魔法に傷一つ着いていないことに理解ができませんか?
…まあ、折角ですから説明してあげますよ。
単純に、貴方が私よりも魔力のコントロールが下手なのが原因ですよ」
ヤナギ「魔力の、コントロール…!?」
クラウス「ええ。私のこの形態は…自身の魔力を常々一定量放出し続けています」
ヤナギ「!?」
クラウス「それ故に私は、貴方の攻撃の先が理解できるし、あのように自分に刃が届く前に魔力で防ぐことも出来るんです。貴方も先程していたでしょう?」
ヤナギ「…確かに、理論的にはそうかもしれない…だが、俺はあくまでも風魔法による空気操作だ、完全に自分の魔力を使っている訳じゃあない!にもかかわらず、お前はまるで…」
クラウス「自分だけの力であれほどの魔法を使い、なおかつ魔力を放出し続けている。そんなことは出来るハズがない…そう言いたいのでしょう?」
ヤナギ「…!」
クラウス「クククククク…アハハハハハハハハ!!やはり、所詮は常識の範疇を出ぬ神殿の一神官に過ぎませんね!」
ヤナギ「…?どういう意味だ」
クラウス「…まあ、これを見てくださいよ」
クラウスは一時的に通常の姿に戻り、自身の上着を脱ぐ。するとそこには…
おびただしい量の注射の跡があった。
ヤナギ「…何だ、それは」
クラウス「様々な生物…狼、虫、魔人、そして人間…それらから遺伝子と魔力を血と共に取り出し、射ち込んだ痕跡ですよ」
ヤナギ「…まさか」
クラウス「クククククク…ええ。私はそれを繰り返したことで、魔力総量を大きく底上げすることに成功したのです。
今の私は、
ヤナギ「なん…だと…」
そんなほんのわずかな油断をもクラウスは見逃さず。
ヤナギに巨大な炎球が襲い掛かった。
ヤナギ「…ッ!?しまっ…」
ドゴォオオオオオオッ!!!
ヤナギ「がっ…!」
空気操作で受け流しを図ったヤナギだったが、あまりに巨大な炎を受け流しきれず吹き飛ばされた。
クラウス「…ハッ。所詮賢者に並び立つ存在とは言ってもこの程度ですか…まあ、実験材料としては上な者でしょう」
そう言うとクラウスは更に魔力を増大させ、手の上に炎の剣を形成する。
ヤナギ「…っ!」
クラウス「さような
ソルト「ハアッ!!!」
グボァ!?」
…その振りかざされた剣は、一陣の風の如く駆け抜けてきた獣人の一撃に、クラウスもろとも吹き飛ばされた。
ソルト「…随分とひどいやられようですね、ヤナギさん」
ヤナギ「ソルト…お前」
クラウス「くゥ…七賢者、ソルト…!」(本当にここまで来たというのか…!わざわざ両親を送りつけてやったというのに、なんという…)
ソルト「…クラウス………お久しぶりですね」
ヤナギ「!?知り合い…?」
クラウス「………ハハッ。ええ。お久しぶりです。そしてさようなら!!」
クラウスはまたしても爆炎を発生させようとする。が。
ソルト「…ふっ!!」
ソルトが自身とヤナギを中心に竜巻を発生させる。すると…
ヤナギ(…!?炎が出ない!?)
クラウス「チッ…!なら!」
ソルトが発生させた竜巻にクラウスが放った竜巻が激突する。
そして風が収まると同時に…
ソルト「…ヤナギさん、失礼します」
ヤナギ「え?…うおっ!?」
ソルトは獣人の力でヤナギを担ぎ上げその場から移動。
直後にソルト達がいた場所から爆炎の柱が立ち上がった。
ヤナギ(…風が収まった瞬間に炎が…?そうか、あれも空気操作の一種か。激しい風を起こして燃えるために必要な酸素の流れを描き乱したのか)
ソルト「…ヤナギさん、下がっていてください」
ヤナギ「…!?おい!一人で戦うのは危険だぞ!!」
ソルト「…ヤツを倒すのは、私の役目です。引っ込んでてください」
~~~~
クラウス「…おや。わざわざ仲間を逃がしてきたのですか?律儀なことで」
ソルト「…」
クラウス「…誉めているのですから、反応の一つぐらいあっても良いものではないですか?」
ソルト「平和を乱す殺し屋にお誉めいただいても嬉しくはありませんから」
クラウス「フン。…ああそうだ。一つ聞いてみたいことがあったんですよ」
ソルト「?」
クラウス「…死んだハズの両親が目の前に現れて、しかもそれが襲いかかってきたとき、あなたはどう思ったのですか?」
ソルト「…」
クラウス「そして…その両親を自身の手で殴り飛ばしたとき、あなたは何を感じたのですかねぇ?」
ソルト「……………
別に、何とも」
クラウス「は?」
ソルト「その線引きなら、もうとっくに済んでいます。…今の私の…『あなたを始末する』目的には、今は何の関係もない!!」
クラウス「…!」
ソルトはそう言い放つと、武器のハンマーをクラウスに振りかざす。
魔法の障壁により本人に届きこそしないものの、先程のヤナギの攻撃よりも強い衝撃が走った。
クラウス「ぐ…!?」
ソルト「…」
そして、立て続けに攻撃を繰り返し、クラウスを追い込んでいく。
ソルト(…攻撃は命中してはいない…しかし、何度か繰り返せば、ヤツに届く。…事実、攻撃と何かに防がれる感覚はだんだんと縮まっている…!
なら、このまま押しきるのみ!)
クラウス「(…とでも考えているのでしょうね。確かに、対策としては間違っていない。事実、このまま攻撃を続けられれば、魔力の防御は意味を成さなくなる…ですが!)そんな浅知恵で勝てると思わないことですね!」
クラウスが手をかざし、ソルトの側方から巨大な火球が出現し、ソルトに向かって飛んでくる。
ソルト「ッ!?しまっ…」
ボシュッ
クラウス「ッ!?…ヤナギ!!(しまった…ソルトに気を取られていたが、精密な空気操作はヤツの方が上手か!)」
ソルト「…引っ込んでてくださいと、言いましたよ」
ヤナギ「…悪いな。
例え誰に何を言われたって、俺は絶対に仲間を死なせたりしないって誓ってるんだ」
ソルト「…」
ヤナギ「お前は攻撃に専念しろ!」
ソルト「…はあっ!」
ドゴンッ!!!
クラウス「がっ…!?」
ヤナギ(…真っ正面から攻撃が…!)
ソルト「通った────!」
クラウス「ぐ、う…!?」
ソルト「…分かりました。共闘と行きましょうか。ただし、一つ条件があります」
ヤナギ「?」
ソルト「…他の人みたいに…私の家族みたいに、私より先に死んだりしないでください」
ヤナギ「…ああ。死なねーよ」
「
クラウス「…!」
(いよいよ…不味いかもしれませんね…
これは…このコンビは、
きらファンよ、ハーメルンよ、私は帰ってきた!
お久し振りです。山崎です。
Twitterとかpixivとか見れば分かると思うんですけど、とにかく執筆意欲が湧かないわ文才が確実に落ちてるわで中々書けませんでした。
久しぶりに書き上げたのがこれです。
みじめ、せつない
どうか応援よろしくお願いいたします…
ソルト「皆の仇討を…!」
ヤナギ「クリエメイトの皆を取り戻して、世界を守るためにも…」
『
クラウス「このままでは…マズイ…!!!」
次回『『想定外』とは身構えている時ほど来ないもの』
「…なーんちゃって♪」