きららファンタジア 三つ子三銃士の冒険物語   作:山崎五郎

55 / 70
ノラガミのOPすき(唐突)

シグレの衣装が中々思いついていませんでしたが最近ようやくピッタリな服装を見つけました。

アニメ版『牙狼ーGAROー炎の刻印』の主人公のレオンくんの衣装です。
(イメージ)CV同じ浪川大輔やしええんちゃう?









正義って何?
平和って何?


…『普通』って何?


〜とある少年の何気ない一言より〜


ritenuto(リタヌート)/加速する物語

陽子「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?!?ちょっと何なのあの手!!?こっち来てる!?」

 

イヅル「知るか!!というかこれドッキリじゃねぇのかよ!?ちょっと手が凝りすぎてるだろ!!」

 

綾「いやあああああああああああああああああああああああああああああああああああお願い夢なら早く覚めてぇぇぇ!!!」

 

ハジメ「…!あそこに、人が…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コノハ「やべぇよやべぇよ…ジンジャーと戦闘真っ最中にクリエメイト誘導しちゃったよ…お兄ちゃんにこ○される」

 

 

 

〜〜〜〜

 

忍「…何だか外が騒がしくないですか?」

 

薫「気のせいだろ。ジンジャーさんにもシグレさんにも『大人しくしてろ』って言われたんだから大人しくしてようぜ…」

 

龍之介「ですね…ただでさえ俺達の知る場所でもないし、異世界ってなると危なっかしい魔物とか出たりして…」

 

コンコン

 

穂乃花「…?はーい」

 

穂乃花かノックされたドアに駆け寄り、扉を少しだけ開けて外を確認すると…メガネをかけた男性の執事が立っていた。

髪は金髪…ではなく(・・・・)、茶髪だ。

 

穂乃花「…えっと…?」

 

「…忍様、穂乃花様、薫様、龍之介様、お友達がいらっしゃいましたよ

 

穂乃花「…お友達?」

 

「ええ。たしか…アリス様、でしたか?後、カレン様もいらっしゃいますかねぇ…今表の方に居るはずです」

 

忍「アリス!?アリスが来てるんですか!?カレンも!?」  

 

「…はい。確かにアリス様たちでした」

 

薫「…おいシノ、大人しくして「アリスぅぅぅぅぅぅ!今行きますからねぇぇぇぇぇぇぇ!!」

…(クソデカため息)すいません、すぐに戻りますんで…おい龍之介!お前も来い!シノ連れ戻すぞ!」

 

龍之介「えぇ…穂乃花、ちょっとここで待ってt「わ、私も…」ん?」

 

穂乃花「私も、その…カレンちゃんの顔を…金髪もだけど…見ておきたいかなぁ…」

 

龍之介「…はぐれないでくれよ?」

 

穂乃花「…うん!」

 

タタタ…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アルバトラン「…さて、これで作戦第1段階は完了、と…」

 

 

〜〜〜〜

 

 

 

 

ジンジャー「オラァッ!!」

 

きらら「っ…く!」

 

ビュゴッ!!

 

和実「うおわっ!?ふ、風圧が…!?」

 

壮真「これ、もしかしてあのジンジャーって人?のパンチで起こってるの…?」

 

ランプ「はい…ジンジャーは七賢者の中でも最高と言われるほどの膂力の持ち主ですから…」

 

アリス「え、えぇ!?でも、パンチでこんなすごい風起こすなんて…」

 

マッチ「…いや、ありえない話じゃあないよ。少し前に聞いた話だけど…この街で火事が起こったとき、ジンジャーがパンチの風圧で火を消したり燃え広がるのを防ぐために建物を自ら打ち崩したって事もあったらしい」

 

カレン「とんでもないバカ力デース…」

 

スターク「…いや。アイツ…多分まだ本気じゃねーだろ」

 

「「「「「えっ!?」」」」」

 

ジンジャー「…ほぉ。そこのジェントルマン、なかなか見る目あるじゃねぇか。私はまだ…そうだな、力のざっと半分出てきた…ってトコか?」

 

きらら「…っ!」

 

きららは衝撃を隠せなかった。確かに最初のうちこそ力の差はジンジャー側が少し上回っている程度のものだったが、段々とジンジャーが力を増していることは解っていた。

だが、それすら半分のものだとは…

 

ジンジャー「さーて…?結構体も温まってきたことだしな。そろそろ本気で…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「アリスぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!」

 

『!?!?!?』

 

アリス「えっ、シノ…うわぁぁぁ!?」

 

忍「アリスぅ!ふわぁぁあ…このモフモフの金髪…間違いありません、本物のアリスですぅ!!!」

 

カレン「OH!シノ!アリスと感動の再開デスね!!」

 

壮真「ええ…忍ちゃん、飛び出してきちゃったの…?」

 

和実「…おい、どうやらシノだけじゃねぇみてぇだぞ」

 

 

薫「おい金髪バカ!!急に速く走るなっての…アリス!?本当に来てたのかよ…壮真達も…」

 

龍之介「カレンもいたな…何がどうなってるんだ?」

 

穂乃花「カレンちゃん!アリスちゃん!」

 

カレン「WOW!ホノカ!」

 

ジンジャー「……………おい、お前達、何でここに…」

 

忍「…あ。ご、ごめんなさいジンジャーさん。アリスたちが来たと聞いて、つい…」

 

きらら「…えっと、これって…チャンス?なのかな?」

 

マッチ「そうなんじゃないかな?今のうちに忍たちも連れて逃げ…「ちょっと!そこの人達ぃ!!」!?今度は何なんだ…」

 

 

突然響いた大声の方向をその場にいた全員が見る。

するとそこには…

 

 

カレン「あれは…アヤヤにヨーコ?」

 

薫「イヅルとハジメも居るぞ?なんであんな慌てて走って…ん?」

 

陽子「ん?しの達!?…って今はそんな場合じゃない!!おおおおおおい皆ぁ!!早く走って逃げるんだよォ――――――――――――――――ッ!!!」

 

和実「…?陽子何言って…

 

 

…ちょっと待て何だあの黒くてウネウネしてるやつは」

 

壮真「…アレ、もしかして…もしかしなくても、こっちに来てるよね?」

 

ランプ「えええええええっ!?ななな何なんですかアレ!?き、きららさん無敵の『コール』で何とかしてくださいよォ――――――――――――――――――ッ!!」

 

きらら「えええええっ!?い、いきなりそんな事言われても…!!?」

 

 

ジンジャー「…ああっ、たく!!おいお前ら!伏せるなり魔法で防壁を張るなりなんなりして備えろ!!」

 

きらら「えっ!?は、はい!!」

 

スターク「よし来た。こっちに…来い!!」パチン

 

ニヤリと笑みを浮かべたスタークが指パッチンをする。

景気のいい音が響くと、陽子、綾、ハジメ、イヅルの4名の足元に魔法陣が出現する。

 

そしてその四人がきらら達の直ぐ側に移動した。

 

陽子「うお!?」

 

綾「えぇ!?」

 

スターク「んでもって防壁を…おいお前ら!後ろに隠れろ!」

 

その言葉でクリエメイト達はすぐさま防壁の後方に移動する。それを横目で確認したジンジャーが「よし…」とつぶやき、魔力を球状にして気合を込める。

 

ジンジャー「お前ら、そこで大人しくしてろよ…?」

 

触手『』ウネウネウネウネネネ

 

 

 

 

 

「豪熱魔球!」

 

ジンジャーが魔力の球を自身の釘バットで打ち放つ。

勢いの乗った球体は黒い触手達に命中し、それらを吹き飛ばした。

 

 

 

〜〜〜〜

 

ジンジャー『…ふう。あの黒いやつは吹っ飛ばせたみたいだな』

 

 

 

コノハ「うん。あたしの魔法だってバレなくてよかった…」

 

ただちょっと陽子ちゃんたちをきららちゃんのとこに誘導しようとしただけなんですけどねぇ…何でこうなるんでしょうねぇ(すっとぼけ)

 

ジンジャー『…さて、召喚士。なんの偶然かは分かんねぇが…結果としてクリエメイトは全員揃ったみたいだな?』

 

きらら『…』

 

コノハ「うわ、ホントだ…ヤッベぇ…」

 

空気はまさに一触即発ってやつだよ。どーすんのよコレ…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドゴォォンッ!!!!!

 

 

『!?!?!?』

 

コノハ「えっ!?」

 

何々!?突然何かが破裂したような音が響いたんだが!?地面もめっさ揺れてんだが!?

 

爆発音の聞こえた方に視線を移す。

 

 

 

 

 

 

 

 

コノハ「…え?何あれ」

 

そこに見えたのは青黒い液体が(・・・・・・)まるで湧き出した温泉のように高く水の柱として立ち昇っている様だった。

 

何あれ?あんなの本来はなかったハズ…

 

そんな考えをしたのもつかの間。

 

また違う方角から先程と同じような『ドゴォォンッ』という音が響く。それも一つではなくいくつもだ。

 

 

 

…音が収まり周囲を見渡せば、先程の青黒い液体の柱がこの街を取り囲んでいた。

 

 

 

〜〜〜〜

 

 

 

…先程の黒い触手と青黒い水柱の発生を、コノハ達が見ていた地点から少し離れた、とある建物の屋根の上。

 

陽の光を眩く跳ね返す銀の髪を持った少年が黒いコートを風に靡かせながら街を見下ろしている。

 

…その後ろには、銀髪の少年と瓜二つの見た目(・・・・・・・・・・・・・)をした、水色の髪の少年が、刃を手にして立っていた。服装は銀髪の少年に相反するように真っ白なコートを身に着けている。

 

 

シグレ「…アレは、お前がやったのか」

 

シグレ?「…逆に聞くが、俺以外にこんなことをできそうな奴が居るのか?」

 

シグレ「…それもそうか。ところで…アレは何なんだ?」

 

シグレ?「そのうち分かるさ…ほら、始まったぞ」

 

 

 

 

 

 

〜〜〜〜

 

 

 

 

 

 

ビビビビビビッ!!

 

ジンジャー「何だ?通信機から…」

 

バルト『ジンジャー様!』

 

ジンジャー「その声…バルトか?そんな慌ててどうした!?」

 

バルト『それが『ぎゃああああ!!助けて!ごめんなさい!!許してくれ!!』…!!!』

 

ジンジャー「…は?」

 

きらら「えっ?」

 

ブブッ

『ジンジャー様!こちら北西部!突然吹き出した液体に触れた街の民が激しく苦しみだして…!』

 

『こちら南!一部の者が液体に触れて激しく苦しんでいますが…何名かは無症状のようです!!』

 

『こちら西部!無事だった民などに話を聞いてみた結果…どうやら何かしら後ろめたい事を隠していたものが苦しんでいることが判明しました!』

 

次々と矢継ぎ早に、街に散らばったであろう近衛騎士団かれ通信が入る。

『後ろめたい事を隠していた者に反応する』、だと?

人間の感情に干渉できるってことか?そんなのアリか?

 

…いや。そうじゃない。

 

『うわあああああ!!やめてくれ!もうあんな事しませんから!!』

 

『ほんの出来心なんです!!もう二度としないって誓います!!』

 

『ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい』

 

ジンジャー「…ッ!!誰だか知らねぇが、勝手なことしてくれやがってッ!!!」

 

この苦しみ方と悲痛な声は、どう考えてもやり過ぎなレベルだ。

しかも、悲鳴の内容を聞く限り犯罪とか大きすぎる悪事を働いたわけでもなさそうだ。誠意を持って償えば許されるような…そんな小さな悪意を、まるで重罪を犯したみたいに苦しめるなんざ許しておけねぇ!!

 

ジンジャー「おい召喚士!一時休戦だ!!」

 

きらら「えっ!?」

 

ジンジャー「街をこんなにしてるやつを先に探してとっ捕まえるぞ!クリエメイトがどうとかのレベルの騒ぎじゃねぇ!!」

 

…何を言ってるんだろうな、私は。

召喚士はクリエメイトを助けるために動いてるんだ。私がいない間にさっさと屋敷に乗り込んでクリエケージをぶっ壊すのを優先するのか当然だろう。

 

…それでも私は、そう言わずには居られなかった。

 

 

 

〜〜〜〜

 

 

 

マッチ「…きらら。クリエケージを破壊しに行こう」

 

ランプ「…マッチ!」

 

マッチ「確かに今この街に異変が起こってるのは確かだよ。でも、『僕達の目的』はあくまでクリエメイト達を元の世界に返す事だろう。それが何よりも優先すべき事のはずだよ」

 

ランプ「…っでも、マッチだって聞こえたでしょ!あんな苦しそうな声…絶対に只事じゃないよ!」

 

マッチ「だったら先にクリエケージを破壊して、その後助けに行こう。それからでも十分遅くはないだろ」

 

ランプ「その間に被害が広がったらどうするの!?」

 

マッチ「何だよ、だったら街の救助の途中でクリエメイトの皆が危険に巻き込まれても良いって言うのか!?」

 

きらら「ち、ちょっと二人とも落ち着いて!」

 

スターク「…俺は…マッチの意見に賛成だ」

 

きらら「えっ」

 

スターク「街一つにこれだけの被害を起こせる敵だ…可能性としちゃ集団犯の方が有り得る。もし逆に一人だとしても…単独でこれだけの被害を起こせるヤツってことになる。どちらにしろ、クリエメイトが危険に晒されるのは確実だろ。

 

 

 

 

あの力(・・・)があるとしても、守るべき対象を自ら危機に飛び込ませるのか?」

 

きらら「…っ、それは…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

分かりました。なら…スタークさんはクリエケージを破壊しに行ってください。私は街の人を助けに行きます」

 

スターク「…おい」

 

きらら「馬鹿な真似だってのは、分かってます。一人でこんな被害を食い止めようとするのも無茶だって。でも…やっぱり、放ってなんかおけません!」

 

街の人達の話…確かに、悪い事をした人は居る。

でも、だからって…その人たちを無差別に傷つけていい理由になんてなるはずが無い!

 

私はそんな人を許すことなんて出来ない!

 

きらら「だから…!」

 

 

 

 

 

忍「…あの、きららさん、でよろしいですか?」

 

きらら「えっ?あ…」

 

ランプ「忍様…?」

 

忍「えと…何かこの街で大変なことが起こっている、ということでよろしいんですよね?それでしたら、私もなにかできる事はありませんか?」

 

きらら「え!?」

 

スターク「…おいおい、お前らは元々無関係の人間だろ?元の世界に帰りたくないのか?」

 

忍「…帰りたくない…というのは嘘になりますが、でも、困っているお方を放っては置けないというか…」

 

きらら「忍、さん…」

 

アリス「シノ…」

 

 

忍「…それに、もしかしたらこの後、この屋敷にもあの変な水が来るかもしれませんよね?そうなったら、金髪メイドさんや騎士さんたちまで被害が…」

 

薫「…そんなことだろうと思ってはいたけど、いや、分かってたけどよ…せめてもうちょっと包み隠しとけよ金髪バカ!!ここで言うことか!?」

 

忍「ええっ!?じゃあかおちゃん、まさかこの街の人々をほうっておくと!?」

 

薫「そういう事じゃねぇよ!!」

 

壮真「アハハ…まぁ何というか、忍ちゃんらしいというか…ねぇアリス?…アリス?」

 

アリス「シノ…」

 

和実「ウワーッ!!またアリスが闇落ちしかけてる!!」

 

カレン「OH!異世界の魔法でダークアリスになるかもデスね!」

 

綾「ちょっと!今はそういうこと言ってる場合じゃないってついさっき言ったばかりじゃない!」

 

ハジメ「…何というか、こんな時にも忍はいつも通りか」

 

陽子「アハハ…でもさ、金髪はともかく、街の人をほっとけないってのは私も同じかな」

 

イヅル「…ま、それは賛成だな。せっかく異世界まで来たんだ。もうちょっと冒険させてもらいたいとこだな」

 

穂乃花「わ、私も…金髪を守るために頑張ります!」

 

龍之介「いや、金髪以外も守ろうぜ…」

 

スターク「…こんな状況だってのに、気楽なもんだな…」

 

ランプ「でも…何だか、心強く感じます…周りの人にまで元気を分け与えるなんて、やっぱり聖典は凄いです!」

 

マッチ「まったくもう…ここから先は自己責任だよ」

 

ランプ「えっ…いいの、マッチ?」

 

マッチ「こんな風になったらもう止められそうにないからね…良いよね、きらら?」

 

きらら「…うん。行きましょう、皆さん!!」

 

 

to be continued…




シグレ

自分のそっくりさん(不本意)に遭遇。次回には戦闘に入るかな?


きらら

街の人々を助けるために動き出す。


コノハ

下手こいた三銃士の末妹。でも結果的にクリエメイトをきららのもとに集結させることに成功したのでまぁ許されると思う。


ジンジャー

激昂七賢者。街に被害をもたらした張本人を血眼になって(住民を救助&避難を促しながら)捜索中。


バルト及び近衛騎士団

ジンジャーの配下たち。クリエメイトを発見次第首相官邸に案内できるよう街に散らばっていたが、突然の事態に街の人々の救助にあたることとなった。


シグレ(銀髪仕様)

謎のシグレのそっくりさん。街を襲う謎の水は彼が発生させたようだが…









次回『拝啓、あの頃より』

お楽しみに
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。