投稿が遅れた上短めになったのは単純に暑さと仕事疲れと本家きらファン二部メインストーリーのせいです。
決して
本当に。
本編どうぞ
和の街。
東洋から移り住んだ人々が、祖国の文化をそのまま表した結果、この土地の名物の一つになった街。
…昔は少し危なっかしい文化もそのまま残っていたらしいが、現在ではそれらはもう見る影もない。温泉の癒やしと異国の料理で舌鼓をうち、異国の文化に身を酔わす…
それがこの街。
しかし今、その平穏なはずの街に異世界の少年少女が現れ、あろうことが魔物に追いかけられている。
本来ならば一大事だ。…一大事のはずなんだ。
なのに何でこうも反応が鈍い?
明らかに異常な光景だっただろ…?
シグレ「…きらら、ちょっとなるさんのことお願い」
きらら「えっ?」
半ば押し付け気味にはなってしまったが、なるちゃんの事をきらら達に預けて街の人達に話を聞いて周ってみる。
『…ああ、魔物に追いかけられていた女の子?ありゃてっきり見せ物か何かかと思ってたよ』
『この街じゃあ騒ぎなんて日常茶飯事だからなぁ。あれも『まぁ、また何か起こってる』程度で済ませちまうんだよ』
『あの程度ここじゃあ日常茶飯事だぜ?『火事と喧嘩は街の華』ってな!』
シグレ「…ここは江戸時代の江戸かよ」
ひょっとして外交絶ってるんじゃないだろうな?鎖国は文化を守るには良いかもしれないけどあからさまに後れを取ることになるぞ…
なんでこんな危なっかしい街が観光名所扱いされてるのか、コレガワカラナイ
…もうこのことについて考えるのはやめよう。今はクリエメイト探しじゃ!
〜~~~
私…関谷なる。
どこにでも居る、フツウな女の子。
…なんだけど。
何故か私は、明らかに『普通』じゃないところに居る。
周りの人は着物姿、街の風景はまるで教科書やテレビで見た江戸時代の様な街並み。
そして、何よりわ、私のこの格好…
その、足とか胸元とかあと背中…これ、お尻が…
私を助けてくれた人達…の一人の、ランプちゃんって子が『それはなる様達『クリエメイト』がこちらの世界に呼ばれた際の特典のようなものでして…』と言っていたけど、まさか他の皆もこんな恰好なのかな…
とか何とか考えていたら黄緑色の髪の女の子…コノハちゃんが『クリエメイト発見!』って言って飛び出していった。
もしかしたらと思い、私もきららさん達と一緒にコノハちゃんを追いかける。
皆さん、行きますよ~!!イチ、ニ、サン、シ!
『くーーーーーー!』
『キゃーーーーー!』
……………え。
アレは…ハナちゃん!?
何であんなところに!?
〜〜〜〜
シグレ「オイオイ
オイオイ」
コノハ「詰みだわアレ」
ヤナギ「いや諦めるの早すぎるだろ!?コノハ!お前の影転移でどうにか出来ないのか!!」
コノハ「ほぼ不可能。めっちゃ頑張れば何とかなるけど、連れて転移する間に魔物に襲われるわこんなん」
と、諦めの表情を浮かべ言葉を吐くコノハから提灯の明かりに囲まれ踊るハナに視線を移す。
ほぼ360°から囲まれている明かりのせいで影は足元にしかなく、オマケに踊っている舞台のすぐ一段下には魔物たちが控えている。
もしあの状況を止めてハナを連れ出せばどうなる?
即座に周りの魔物達は襲いかかるだろう。
うまいことあの流れに乗って連れ出すか?
…ハナを中心にしてる時点でたどり着くこと自体…
………あっそうだ(閃)
ヤナギ「オイ二人共ちょっと聞いてくれ」
・・・・・・・
なるが持っていた絵本のような、いろんな生き物さん達。
それに囲まれて、私はとある舞台の上に立っている。
最初はどうして?って思ったけれど、踊ってるうちにそんなことも気にならなくなっちゃって…
だって…
『皆さ〜~~~~ん!!今度は…もっともっとも〜〜〜〜っと盛り上げマスよ~~~~~~!!!』
『く〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!』
『ギャ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!』
皆が一緒にこ〜んなに楽しく踊ってくれるんデスから!
ドドドドドドド…
ん?
「ハーッハッハッハッハッハッハ!!」
ハナ「うえぇ!?」
なんデスかアレ!?
水色の髪の男の人?担がれた神輿の上に乗って、たくさん人を引き連れてきました!!
「ヤァヤァヤァ!マツリダ祭りだよさこい祭りだ!!みんな踊れ!騒げ!!ワッハッハッハッハッハッハ!!!」
『ウオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!』
ハナ「…………」
「とおっ!!!」
ハナ「!?」
舞台で驚いていた私のところに、水色の髪の人が飛んできました!?
「お嬢さん、宜しければ私とその仲間に手ほどきをしていただけませんか?」
ハナ「へっ!?」
「ホラ、あちらに」
そう男の人が指指す先には、女の子が三人…あれ?
何だか見覚えのある人が…
なる「ハナちゃ〜〜〜〜ん!!」
…なる!?どうして!?ナンデ!?なんでなるナンデ!!?!?
そして隣にはフリフリな装飾の着物を着た星の髪飾りのお姉さん…なんだか顔がまっかっかデスけど。
「やっぱりハナじゃない…何やってるのよ!」
「見てマチちゃん!あれ!」
「…うん。どう見てもハナちゃんね…」
…?何だか聞き覚えのある声が…
瞬間。眼の前が真っ暗に…
ハナ「はっ!?あ、あれ?ここは…」
周りが見えるようになったと思ったら、そこは舞台じゃなくてボロボロな建物の中でした!?
なる「わあああああああ!?」
ヤヤ「ひゃあああああああ!?」
タミ「ひゃっ!とと…」
マチ「っ、と…」
ハナ「…っ!皆!どうしてここに!?」
ヤヤ「どうしたもこうしたも無いわよ!急に目の前が真っ暗になったと思ったらいつの間にか…ていうか、何なのこの格好は!!ここは一体どこなワケ!?」
ハナ「イヤ〜それは私にもサッパリ…」
タミ「私も偶然マチちゃんとすぐに会えて、その後あちこち歩いてたら踊ってるハナちゃんを見つけて…」
マチ「それで気がついたらここに、って感じね。…というかタミ、あなた凄い格好ね」
タミ「えっ!あ、あはは、まぁ…でも、マチちゃんも結構…」
ハナ「あ、あはは〜…」
二人は体型が大人っぽいから余計に…デスね。というかなるもよく見たら大変な恰好になってますよね…
「…おー。作戦は成功みてーだな」
『!』
突然奥からだんでーなオジサマが出てきました!?…作戦?
コノハ「あーらよっと。コノハちゃんただいま帰還しました〜他の皆も…」
そう言って突然現れた女の子が指パッチン。すると…また人が突然出てきました!!
ハナ「…………」
なる「…ハナちゃん?大丈夫…?」
きらら「…えっと。完全に固まってますね…」
マチ「…あの、突然いろんなことがありすぎて状況が飲み込めないのだけれど…」
きらら「…ええっと、何から説明しましょうかね…」
〜〜〜〜
…改めてきららさん達がハナちゃん達に私達…『クリエメイト』とこの世界…『エトワリア』について説明した。
ハナちゃんとタミお姉ちゃんは喜んでいたけど、ヤヤちゃんとマチさんはあんまり信じられてないみたいです…まぁ、いきなり色々ありすぎたから混乱もするよね?…ね?
それでその後、シグレさん達が(自分達含む)私達をどうやってここに連れてきたのかについて説明していた。
話によると
①シグレさんが街の人達を焚き付けて注意を引き付けて登場。
②更にハナちゃんに近づいて更に場を盛り上げる。
③その間にコノハさんが分身(!?)でヤヤちゃん達を見つける。
④スタークさんが見つけた隠れ家に全員を移動させる。
⑤現在。
……………………うん。
なる「何がなんだかさっぱりです!!」
シグレ「だよね」
…もっと話が進めば筆が乗るはずなんだ…本当なんです…
きらファンとうとう二部本編完結しちゃったし確実に追い込まれてるのでそろそろ本気で頑張りたいと思っています。
見捨てずに読み続けていただけると幸いです…
シグレ「クリエメイトは全員救出した、そう思い安心したのもつかの間…」
きらら「私達のもとに、この街で『オーダー』を行ったと思われる人達から、驚きの情報が伝えられます」
シグレ「そして、更に追い打ちをかけるように伝えられた、かつてのこの街の『裏の顔』…」
次回『拳闘士 の 墓場』
ミツネ「これは、私が残る生涯全てをかけて背負う、業…」