機動戦士ガンダム 白と黒のエース<完結>   作:水冷山賊1250F

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 主要人物の進路です。


幕間  戦後の進路

 アムロ・レイ

 戦後少尉に昇進。その後、1年間の士官育成コースに入校。MSの操縦に関しては、優秀な成績を修める。

 しかし部隊運用では、僚機にも高いレベルを求めるため必ずしも良い評価は受けない。

 とはいえ、部隊同士で模擬戦をしても、彼一人で敵を殲滅してしまう為、教官も頭を悩ませる事になる。(10倍の戦力差で勝利され、教官も匙を投げたとの話もあり、教官の苦労が窺える。)

 卒業後は、第13独立戦隊に戻ったが、そのままサフリィ(Strategic Federation Research Institute)連邦戦略研究所のテストパイロットとして北米のシャイアン基地に、父親であるテム・レイから引き抜かれる。

 なお、クリスチーナ中尉との仲は中々進展していないが、原作とは違い一人の女性を追いかけている。

 

 カイ・シデン

 一年戦争で経験したことを元に、世界の平和が続くようジャーナリストとしてレビル達(アムロを含む元ホワイトベース隊)を支えて行く決意をする。

 学校の成績は振るわなかったそうだが、人に読ませる文章を書けるため、後にノンフィクション作家としても活躍することになる。

 

 ハヤト・コバヤシ

 戦後は准尉に昇進。アムロ同様、士官育成コースに入校。MS操縦は、エース級では有るが、アムロには敵わない。しかし、部隊運用は上手く、教官からの評価はアムロより高い。本人は余り気にしておらず、アムロレベル(キイチを含む)のパイロットを知っている為、部隊運用だけでスーパーエースの相手は無理だと悟っている。

 卒業後は第13独立戦隊に配属となる。また、卒業後は退役したフラウ・ボゥと結婚。サイド7で保護した孤児3人を引き取る事になる。

 何故かアムロからは尊敬されており、本人も困惑気味である。

 

 キイチ・カシマ

 戦後は少佐に昇進。第13独立戦隊のMS隊隊長として、各地を飛び回る。任務は、各地に潜伏したジオン軍残党の討伐及び各基地所属MS隊の指導教官。時々士官学校でMS操縦の指導も行う。

 アムロが士官育成コース(MS操縦の授業)で暴れ回ったため、教官連中からはモンスターメーカーとして、少し恨まれている。

 戦後退役したセイラ・マスとは一年後に結婚したが、偶の休暇にしか会えず申し訳無く思っている。その事については、友人のブライトといつも愚痴を溢しあっている仲である。

 

 ジョブ・ジョン

 戦後は昇進して少尉となる。戦後も第13独立戦隊のMS隊として活躍することになる。元々パイロット候補生であったためか、士官育成コースには入校していない。

 ニュータイプでは無いが、持ち前の勘でキイチが居ないことを察知すると、直ぐ手を抜こうとする。結局バレてそれ以上の事をさせられるようになる。相変わらずオリ主最大の被害者。超頑張れ。

 

 リュウ・ホセイ

 戦後中尉に昇進。戦後も第13独立戦隊のMS隊として活躍することになる。時にはジョブを叱り、時には宥め、中間管理職として、そのコミュニケーション能力を遺憾無く発揮している。

 ジャブローに行くのが最大の楽しみで、いつかトリゲンのマスターが修業したジャパンの店に行きたいと思っている。

 

 ブライト・ノア

 戦後少佐に昇進。第13独立戦隊の旗艦ホワイトベースの艦長として活躍することになる。近々中佐に昇進予定。元ホワイトベースの操舵手であったミライ・ヤシマと戦後直ぐに結婚。キイチが結婚した頃には、奥さんは妊娠中となった。現在、キイチと愚痴を溢し合い、慰めあっている。

 将来、軍を辞めたら喫茶店でも開きたいなとも思っている。

 

 クワトロ・バナージ

 戦後少佐に昇進。第13独立戦隊からは異動し、部下のアポリーとロベルトを伴い、ジャブロー基地守備隊の一員となる。

 ジオンから、ハモンを呼んでおり、偽名をレビルから貰い結婚。偽名はレビルにより、オードリーの名が与えられた。なお、カシマ夫妻もジャブロー周辺に居を構えているため、ご近所さんである。

 

 クリスチーナ・マッケンジー

 戦後、軍を退役。サフリィの研究員になる。パイロット目線でも、物を考えられるため貴重な人材として重宝される。アムロと新型ガンダムの開発チームに所属することになり、彼の多才な才能に驚く日々を過ごしている。

 

 テム・レイ

 中佐に昇進。戦後新たに設立されたレビル将軍麾下のサフリィ(Strategic Federation research institute )連邦戦略研究所のMS開発部門の最高責任者として就任。

 士官育成コースを卒業したアムロを本部のシャイアン基地に呼び寄せ、試作MSのテストを行っている。

 現在、彼の右腕に成長したフランクリン・ビダンと共にムーバブルフレーム機の開発を行っており、同時進行でMSのダウンサイジング化を目論んでおり、MSの性能向上に努めている。

 

 ユウ・カジマ

 戦後少佐に昇進。第11独立機械化混成部隊は解散し、第13独立戦隊の別動隊のMS隊を任されることになる。MS操縦技術は日々成長しており、その力を遺憾無く発揮し、ジオン軍残党には恐れられ、教導する基地守備隊には尊敬されている。

 また、レビル将軍の表側の懐刀と目されており、周囲の注目を一身に浴びており、少々うんざりしている。

 同じ部隊にいたモーリン・キタムラは戦後恋人関係になった。近々結婚予定。

 

 マサキ・アンドー(元ゼロ・ムラサメ)

 戦後中尉に昇進。第11独立機械化混成部隊解散後、レビルが治療に専念するよう勧めたが、拒否。他の隊員と一緒に第13独立戦隊の別動隊に配属される。自身の記憶については、もうこのままでも良いかなと諦め気味である。

 その理由として、ニュータイプ研究が進んでいない状況にある。レビル将軍はニュータイプ研究に否定的であり、人道に反する実験をしようものなら即検挙の姿勢を崩していない。マサキもその方針には賛成しており、彼の為に戦えることを、誇りに思っている。

 恋人は居ないが、彼を題材とした薄い本が、連邦軍の女性士官の中で広まっているらしい。お相手は専ら蒼い稲妻さんである。

 

 フィリップ・ヒューズ

 戦後大尉に昇進。ユウ達と共に第13独立戦隊の別動隊として活躍する。渋い操縦技術に定評があり、スーパーエース二人を支える陰のエースとして活躍する。

 趣味のパン作りは、本人曰くちょっとした自慢だそうだが、ユウやマサキからは微妙な顔をされている。内心二人は味音痴なのではと疑っている。

 

 サマナ・フュリス

 戦後は少尉に昇進。隊の解散後はMSの指導教官になる。新人に対し、基本に忠実な指導を行うため、その指導力に定評がある。

 なお、士官育成コースに助っ人教官として参加したが、アムロの存在に気付き、育成コースの指導教官に対し、

 「彼はスーパーエースです。教える事なんて出来ませんよ。分かります?たった1機で戦況を引っくり返せるんですよ?自分達では手に負えません。カシマ少佐達を呼んだ方が早いです。」

 と言い放ち、彼への指導を拒否した話は有名である。実際に、スーパーエースを見続けて来た彼の判断は正しかったと後に判明する。

 

 ユーグ・クーロ

 戦後少佐に昇進。第13独立戦隊の別動隊ファントムスウィープ隊を任されることになる。そのMS操縦技術だけではなく、指導力にも定評があり、教導任務は各基地所属MS隊に引っ張りだこである。

 しかし、新しく部下になった2名は癖が強く、前途は多難である。

 

 キョウスケ・ブローニング

 戦後大尉に昇進。隊の解散後、第13独立戦隊の別動隊ファントムスウィープ隊に配属される。MSの操縦技術は一流であるが、突撃思考で超接近戦や一撃離脱を得意としており、彼の乗るMSは日に日に改造がなされている。ユーグ隊長の悩みの種その1。

 妻とは仲が良く、戦後直ぐに女児を出産。名前はアルフィミィ。

 ギャンブルは嫁に止められており、財布も握られている。

 

 ヤザン・ゲーブル

 戦後中尉に昇進。隊の解散後、第13独立戦隊の別動隊ファントムスウィープ隊に配属される。上司との軋轢も無く、快適な職場環境であるため、何の不満も感じていない。MS操縦技術は一流であるが、少々キョウスケ大尉に引っ張られ突撃傾向にあるため、隊長の悩みの種その2となっている。

 

 ジャック・エイガー

 戦後中尉に昇進。隊の解散後、第13独立戦隊の別動隊ファントムスウィープ隊に配属される。そのMS操縦技術と砲撃センスには定評があり、隊長から信頼を得ている。二人の突撃パイロットをフォローするのになれているため、コンビネーションを合わせるのは得意となった。ある意味史実よりも成長しており、スナイパータイプや、キャノンタイプのMSを任せたらピカイチである。

 なお、戦後浮いた話は無いため、プライベートでは、良くヤザンとつるんでいる。

 

 ルース・カッセル

 戦後大尉に昇進。隊の解散後、サフリィのMSテストパイロットを勤める。その手堅いMS操縦技術には定評があり、開発チームからの評価は高い。

 しかし、新武装のテストは非常に嫌がり、何度も無人テストに付き合った上で無ければ、試そうとはしない。その姿勢は開発者達にも一目置かれており、彼の評価を高める一因にもなっている。

 

 フォルド・ロムフェロー

 戦後大尉に昇進。隊の解散後、ルースと共にサフリィのテストパイロットを勤める。MSの限界性能や、限界機動には定評がある。

 ミユ・タキザワとは、一時期交際していたが、別れたり、寄を戻したりを続けているらしい。

 

 サウス・バニング

 戦後少佐に昇進。第13独立戦隊の別動隊として、不死身の第4小隊を率い、各地を転戦することになる。

 別居中の奥さんを愛しているが、美人を見るとついつい目で追ってしまうクセは治らず、まだ許して貰える様子はない。

 

 ベルナルド・モンシア

 戦後中尉に昇進。第13独立戦隊の別動隊として活躍する。まだガンダムは諦めておらず、テストパイロットを目指そうか本気で悩んでいる。

 美しい女性がいれば、必ず声をかける性格は治らない。

 

 アルファ・A・ベイト

 戦後中尉に昇進。第13独立戦隊の別動隊として活躍する。密かにガンダムのパイロットを目指している。しかし、同僚のモンシアがテストパイロットに成ろうか悩んでいるため、表立って宣言してはいない。

 

 チャップ・アデル

 戦後少尉に昇進。第13独立戦隊の別動隊として活躍する。不死身の第4小隊の中で唯一マトモな人間。

 不良軍人達のブレーキ役として、周囲から可愛そうな目で見られている。

 

 チェイス・スカルガード

 戦後連邦軍を退役し、新生ジオン共和国軍に参加。連邦軍と共同でジオン軍残党に対し、降伏の呼び掛けや、殲滅戦に参加する。

 流石にMSはジオン製のMSを使うが、ビームサーベルのモーションパターンは使わせて貰っている。新生ジオン共和国のエースとして各地を転戦することになる。

 

 ハインツ・ハイウェイ

 戦後連邦軍を退役し、新生ジオン共和国軍に参加。チェイスと共に各地を転戦している。MSパイロットとしてだけではなく作戦参謀としても、重宝されている。

 

 ロッコ・コソドー

 戦後連邦軍を退役。世界各地を回っている。

 

 トラヴィス・カークランド

 戦後連邦軍を退役。ア・バオア・クーで降伏した部隊の中で、息子の面影がある人物を見掛けたため、声をかける。実際に息子と判明したため、ジオン共和国に帰ることになる。

 なお、息子とは微妙な関係。

 

 フレッド・リーバー

 戦後准尉に昇進。第13独立戦隊の別動隊として活躍する。接近戦に特化した戦いは、ある一部の者に賞賛され、本人も満更ではない。

 

 マーヴィン・ヘリオット

 戦後中尉に昇進。レビル将軍直属の情報部に異動する事になる。

 絆創膏男にこき使われる日々を送っている。

 

 ヘンケン・ベッケナー

 戦後も少佐のまま現状維持。第13独立戦隊の別動隊の母艦としてペガサスを任される。同隊に女性パイロットはいないため、浮いた話は無い。ジャックとアダムにいじられる事もなく、平穏に過ごしている。

 艦長としてはそれなりに優秀である。

 

 エイパー・シナプス

 戦後は、士官学校の校長を勤める事になる。退役出来なかったのは、上層部から依願されての事である。数年後には、現場復帰の可能性大。

 しかし、本人は後進の育成に力を尽くす気満々であり、自分達の後輩(ブライトやヘンケン)に後を任せた積もりでいる。

 

 ヤクモ・ココノエ

 戦後もブランリヴァルの艦長を続投する。シナプスが士官学校の校長に就いたため、半分は仕方なく現場に残った形となったが、現場で次代を担う人材の育成をしようと思っている。

 現在、ブランリヴァルの副艦長に、若い人材を就けるようレビル将軍に打診中。レビル将軍も乗り気で人材を探している。

 

 キルスティン・ロンバート

 戦後も引き続きサラブレットの艦長を勤める。同僚二人とは違い、まだまだ意気軒昂である。第13独立戦隊の別動隊の母艦として活躍する。

 

 

 マクファティ・ティアンム

 戦後も中将として、その任務を全うする。レビル将軍の右腕として連邦宇宙軍を任され、その辣腕を発揮することになる。

 ジオン軍残党には恐れられるが、宇宙市民との融和を第一としているため、一般のスペースノイドからは概ね歓迎されている。

 

 ジョン・コーウェン

 戦後少将に昇進。サフリィの最高顧問として、MS開発に尽力する。

 また、新型MSの試験運用部隊の指揮も行っており、地上に残るジオン軍残党の恐怖の的となっている。

 

 ヨハン・イブラヒム・レビル

 戦後も大将として、連邦軍を牽引。アースノイド原理主義者の排除に尽力し、連邦軍全体の正常化に尽力する。

 しかし、原理主義者はどこにでも隠れており、少々うんざりしている。事務方トップのゴップ大将との仲は良好であり、今のところ、前途は揚々である。

 二人してヤキトリ店に居るところを、良く目撃されている。

 

 ジーン・コリニー

 ムラサメ研究所及びオーガスタ研究所のニュータイプ研究に深く関わっていた事が発覚。現在投獄されている。

 しかし、彼の息がかかっている者は多く、油断は出来ない。

 

 ジャミトフ・ハイマン

 ジーン・コリニーの右腕と目されている人物。なかなか尻尾を出さないが、ジーン・コリニー逮捕後、戦争博物館の館長に就任。博物館の職員はレビル派の息がかかった職員で固めている。

 しかし、無駄にカリスマが有るため、油断は出来ない。

 

 




 戦後の皆さんの進路です。
 暫く休みます。

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