アンドロイド切歌が可愛くて性癖拗れそう(真顔)
「
人目が付かない路地裏を選び前へと進む。
己は櫻井了子を依代として現界しているとは言え、神経系や血管、身体の構造は人並み。傷を負えば当然痛覚が働く。
「しかし、これは流石に銃弾を受け過ぎたか…!」
流石の私でも身体の内に埋め込んだネフシュタンの鎧と適合し切っていない。再生こそしているものの、痛みは走るし受けた傷口から捻じ込まれるが如く浸食されていくのは不快な気分だ。
「敵に襲われたと言う建前で二課へ行く……いや、その前に何処か治療出来る場所で休むのが先決か────」
考えを頭の中で纏めつつ、前へ一歩踏み出す度に噴き出る鮮血。
しかしこの程度、我が悲願の達成の前触れと思えば我慢する事が出来る。立花響と憎きエックスを除く
完璧だ、我ながら何と完璧な作戦なのだろうか…!
「ハハハハハハッ!腹の皮が捩れると言うのはこう言う事だな!ハハハハハハハハ───ぐふっ」
それはそれとして物理的に腹皮が捩れるどころか腹に穴空いてるんだけども。うん、無意味に高笑いしなければ良かった。
……しかし余念があるとすればあの謎のヒロインXと名乗る■■■■が気掛かりだ。未だにアレの目的が分からない。
もしアレが"結社"からの刺客ならば向こう側から接触を試みる筈だろうがその逆だ。
全くもって予想外な行動を取るあの小娘に憎たらしい程の念が芽生えると同時に……彼女の身体に対しての好奇心と探究心が湧き上がる。
フィーネとの一部となり果てた櫻井了子の研究者としての
何故、己がここまでしてあの娘に拘るのかは己自身理解出来てない部分がある。
……ただ、愛憎に似たソレを抱く先史文明の巫女は己が目的を果たすついでに白亜の王の面影を残す少女を生きたまま解剖したい。泣き喚き許しを乞う様を眺めたい。
ヘドロような黒い願望。否、彼女の中に存在する
「待っていなさい■■■■。私がその座から引き摺り下ろしてあげるわ………ッ!」
私は進む。己が宿願成就の為に、あのお方と再び相見える為に、謎のヒロインXを自称する小娘を消す為に前へと進んで行く。
「────」
「……?」
ふと声が聴こえた。何処か聴いた事のある声色に反応した私は空へ視線を向けるとこちらに向かって何か飛んで来ている。
鳥か?飛行機か?いや、形状を見ると人型だ。それに加えアレは飛んでると言うよりは滑空して……いやアレ、こっちに落ちて来てないk
「──急患ですねッ!!」
「ッ!?」
そこには天使が居た。
「えっ、だ…誰!?」
「銃創及び多量の出血を確認ッ!直ちに処置を行います!」
「貴女、急に何を言い出しt「口答えしないッ!」ぉごッ!?」
何故か私と同じ声をした女性が繰り出して来た顎を砕かんばかりの威力をしたカチ上げアッパーを喰らう。朦朧とする意識の中、成す術無く付近の学校に拉致されベッドの上で拘束されてしまう。
いや、待て待て待ちなさい?これどう見ても怪我人に対して行う仕打ちじゃな─────
「殺菌!殺菌!殺菌ッ!!」
「ぐあああああああああああああああああああああああ傷口にアルコールがぁああああああああああああああああああああああああああああ!?」
一切薄める事の無い殺菌力、アルコール成分 共に100%の消毒液が櫻井了子の傷口にブチ込まれる──って、がぁああああああああああああああああああああああああああああああ!?や、やめッ、やめろ!おい、本当にやめろ!いや無理だから!それ以上メチル的エチル的薬品を傷口から体内へと注ぎ込むのは無理だからヤメロォオ!(慟哭)
「はぁ…はぁ……貴女は私に何がしたいのよ…ッ!」
「治療ですが?」
「……はい?」
「分かりませんか?治療です」
えっ、治療?……いや、私の知る治療って患者相手に暴力振るったりアルコール漬けにするものじゃないと理解してるつもりなのだけれど……えっ、治療?(2回目)
私の知ってる治療じゃない(真顔)
「それでは……これより弾丸摘出を行います」
「……何故?」
「臓器不全、化膿等に繋がる恐れが有るからに決まっているでしょう」
いや……それは理に適っているけど、私が言いたいのは何で医療用手袋を装着した状態で詰り寄って来るの?摘出用の器具は?と言うか麻酔は?
「その為、重症化を防ぐ為に"麻酔無し"で弾丸摘出を行います」
「───なんで?(真顔)」
思わずそんな声が漏れたが、目の前の頭
「貴女の命を救ってみせましょう……例え、命を奪ったとしてもッ!!」
「ヒェッ」
古今東西、目の前の女性もヒロインXなるナマモノ等と言った大気圏を突き抜けるレベルで狂った相手に常識は通用しないのである。
時に、この世の天命を全て神と呼ばれる
「殺菌ッ!消毒ッ!清潔ッ!!」
「助けてエンキ様ぁああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!」
おのれエンキ様以外のカストディアン、もしも出逢ったら出会い頭にグーパンをブチ込んでやるからな。
そんな想いを胸に秘めながら私は弾丸摘出と言う名の拷問めいた地獄を味わうのだった。
「あ、あれは天使じゃないわ……!天使の皮を被った悪魔よ……!」
『震えてやがる……一体何があればあの了子さんをここまで精神的に追い詰める事が出来るんだ!?』
「とりあえず、二課へ連れて行こうか」
追記。なんとか逃げ延びた私だけど、生きたまま解剖するのは可哀想なのでやめる事にした。
アルコールこわい(小並感)
▼▼▼
『現在、34区域から26区域へノイズ移動!これらノイズの軌道上に…これは!?』
『司令。バイト君の言う通り"カ・ディンギル"が塔を意味するならば軌道ルート先に存在する東京スカイタワーが該当するのでは無いのでしょうか!』
『真偽の程は不明だが、スカイタワーは情報を統括する役割を持っている。装者及び協力者のエックスはノイズの対処をするように!』
「「了解ッ!」」
二課特注の移動用ヘリコプター。それに乗る私とヒビキはコマンダーレッドの指示の元、スカイタワーへ進むノイズを追い掛ける。
流石はバイト君。彼の情報でフィーネの思惑をこうも簡単に明らかになるとは!……まぁ、こうヨイショしてれば夕食も豪華になるだろうとテキトーに言ってるだけなんですけどね。
それにしてもこのヘリコプター、ドゥ・スタリオン号と比べてスピードも乗心地も劣ります。もう少し何とかならないのでしょうか?
「エックスちゃん、街が……!」
「こうも上の方に悠々に飛ばれると苛ついてきますね……っ!」
ヒビキの言葉の通り、下を向けばノイズの大群。上を向けば巨大ノイズが宇宙船の母艦の如く格納したノイズ達をポコジャカと召喚。
もうこれはゴキなんとかと同じ扱いで良いと私思います。
そう思っているとヒビキが私に語り掛けて来る。
「エックスちゃん、どうすればいいかな?」
「地上で戦うならまだしも、上のデカいのは難しいです。ドゥ・スタリオンでならば迎撃可能ですが……アレはバイト君宅の庭に放置されたままなので使用できませんし……」
「そんな、使えない時のドラえ○んじゃないんだから!」
ふむ、それは私を遠回しに中古品と言ってるのでしょうか?ははは、上等です表に出ろ。
「見た所、アレが地上、下空域を攻撃するタイプならばこちらが更に上空から攻撃を行えばいい!2人共、何処かに捕まれッ!」
そんな私達に向かって二課職員兼ヘリのパイロットである小林が機体を上昇させる。むぅ命拾いしましたねヒビキ。ま、いいでしょう 帰ったらBBQと言う高待遇が待っている私は寛容なので先程の発言はユニバース天ノ河に流してあげます。
そんな事を思っているとみるみる内に眼下にある街は小さくなり、ノイズ達なんかは豆粒程の大きさに見えてきました。随分と高く飛びましたね。
「うぅ、結構高い……なんだかあの時の事を思い出すね」
あの時?えーと、なんでしたっけ。高い所から連想されましたから……あっ、もしかして上空300メートルに存在する空中リングデスマッチにてヒビキがアマゾネスCEO相手にガングニール飯綱落としを決めた時でしたっけ?
いやー、アレは怒涛の展開で説明が追いつかない回でしたね!
「ごめん。私の理解が追いつかないんだけど……そうじゃなくて私がギアを初めて纏った時の事だよ!あとアマゾネスCEOって何!?」
「……あー、そっちですね。むむむ惜しかった…!」
「どこが!多方面から見てどの要素も数ミリも掠って無かったよッ!?」
しかしヒビキの初変身ですか(無視) 懐かしいですねあれから1ヶ月。そう、あれは確か陽が沈んで間も無い……おや?何か飛んで来t
ドゴォッ!!
『響ちゃんとエックスちゃんの乗るヘリにノイズが激突!?』
『小林ぃぃぃいいいいいいいい!?』
大破したヘリから空へ投げ出される私達。思えば、ヒビキと共に戦うようになったのはあの夜の出来事からだったのだろうか。
……あれ?もしかしてこれを機に回想入ろうとしてません?こんなタイミングで?MJD?
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「生きるのを諦めないでッ!!」
その一言と共に少女の胸の内から沸き上がる歌を奏でた。
迷子の子供と共に特異災害と言う脅威から逃れる為にひたすら走る。シェルターから離れてしまい絶体絶命の瞬間、立花響はデジャヴを感じると共に昔、命を救ってくれた人から授けられた言葉が脳裏に浮かんだのである。
その直後、溢れんばかりの"力"がグルグルと身体の中で掻き乱れる。途方もないそれが形を成し、己の身体に纏わり鎧へ変貌を遂げる。
「えっ、え⁉︎ な、なんで⁉︎私、どうなっちゃってるの⁉︎」
そのような事態にただの高校生であった彼女が混乱してしまうのは当然の結果である。ノイズ達は全てを呑み込む波のように彼女達との距離を詰め、咄嗟に立花は少女を抱えてその場から飛び退いた。
……が、しかし失念していた。
先程いた場所は工場地帯の地上から数十メートルもある建造物の屋上であった事に。
「うわわわわ!?」
そのまま重力に沿って彼女等は地面に向かって真っ直ぐに落ちて行く。
もはやここまでなのか?と目を瞑った時、流星が駆け抜けた。
「生きるのを諦めない!うん、いい事言いましたね300セイバーポイント移譲しましょう!」
「えっ?……ええっ!?」
立花響は驚愕する。自分は今、空を飛んでいる。正確には自分ではなく、自分達が抱えられ飛んでいる訳だが。
重力を逆らい人が空を飛ぶ。物理法則から外れているその光景に彼女は目を疑った。
……いや、それ以上に自分を抱えている人物に見覚えがある事に驚きを隠せない。
「空の彼方より推参、ランサー系統のヒロインらしき気配を感じ取り謎のヒロインXの登場ですッ!……っておや?」
「え、エックスちゃん⁉︎どうして此処に⁉︎と言うか、なんなのその格好⁉︎」
彼女は立花響と同じくリディアン音楽院に入学した人物であり同じくクラスメイト。名前を『謎のヒロインX』本名不明、年齢は十代。得意な事はセイバーをぶっとばすこと。
そんな怪しさの塊である彼女が何故ここにいるのか?そして何故、サイバーチックな服装を見に纏っているのか?謎のヒロインXに対する謎が深まる。
「これはミス立花。あなたこそ何故ここに?……まさか貴方がランサークラス⁉︎これは良いクラスを選びました!セイバーだったなら即切りかかってましたが、まぁいいでしょう」
「まずはアレ等を倒してからです」そう呟きながら剣をノイズの集団に向けて構える。
「今、私とあなたはノイズ共を倒す力を持っています。まずは先輩である私の戦いを参考にするといいでしょう」
「私が……ノイズを?」
人を殺す災害であるノイズに立ち向かう力。常に蹂躙される側であった自分には想像も出来ない。
そんな考えをしているとヒロインXはノイズが押し寄せる方向へ走り出す。
「あ、危な「カリバァーーーーーーーーッッ!!」…い」
瞬間、剣から放たれる極光。圧倒的光量を誇るビームが真っ直ぐ伸び、一瞬の内にノイズ達を蹴散らした。
「……え?」
「まぁ、このようにエネルギーをぶっ放すだけの簡単なお仕事です。それではミス立花もやってみましょう」
「…すみません、言ってる事全然分かりません」
「うん、分かりました!取り敢えずそこで待っててください。すぐに片付けますので…カリバーーーーッ!!」
再び起こる光の激流。カリバー!と叫べば光の柱がそびえ立ち、カリバー!と吠えればノイズが消し飛ぶ。
本当の暴力ってこう言う事なんだなー、と立花響は驚愕、呆れを通り越して感心するまでに至った。
コレが、立花響と謎のヒロインXの馴れ初めとなる───
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「───って、コレ走馬灯じゃないですかやだーッ!」
そう叫びながら、私は己の内にある力を増幅させる。周りが言うには聖詠?とやらが必要らしいですが私のギア(?)らしきものはそんなもの無しに起動可能ッ!
「行くぞ、セイバー共は皆殺しィーーーーッ!!」(※掛け声)
ヨシ、変身完了ッ!元々着ていた服が消えて別の服装になってるのは私にも良く分かっていません!そもそも装者の皆も多分分かって無いと思いますが。
さて、ヘリを爆散させた件。どうやって仕返ししてやりましょうか…!
「エックスちゃーん!」
「む、その声はヒビキ……に、パイロットの小林!?生きてたのですかッ!?モブに厳しいで定評のある御時世で良く生き残れましたねッ!」
上の方に視線を向けるとパラシュートを展開し、ゆっくりと降下していっている小林と彼の身体に捕まっているヒビキの姿があった。
……って、何ちゃっかり自分だけパラシュートを装備してるんですかあのパイロットは……!
いや、でも大量のノイズが発生してる場所に突っ込むんですからそりゃ装備が多い事に越した事はないですけど。
「残念だが、これ以上ノイズへの接近は危険だ。俺は離脱させてもらう」
「はい、ここまでありがとうございました!」
「good luck、健闘を祈る」
直後、ヒビキは手を離すとそのまま地上へ向かって落下。それと同時に聖詠を口にする。
「Balwisyall Nescell gungnir tron───ッ!エックスちゃん、私を風で上に飛ばして!」
何を言って……成る程、そう言う事ならば!風を剣に集めてそれをヒビキの足場にすれば……ッ!
「ヒビキ、踏ん張ってください!飛ばしますよ!」
「応ッ!」
空中でギアを纏った彼女が私のカリバーを足場に踏む、そしてそのまま───!
「最短で、最速で、一直線にッ!!」
「風よ、槍と成りて射貫け!」
ヒビキを上に向かって、風の結界ごと射出するッ!
「「いっけえええええええええええッ!!」」
【PALLADION・AIR】
槍の如く打ち上げられた彼女は周囲のノイズを巻き込み、上空に存在する超巨大サイズのノイズを貫き、黒炭へと変えた。
やりますね、最初の頃と比べてこうも強くなって先輩として嬉しい反面、私以上に活躍しているのがとても生意気だと思うのd───って、背中痛ァ!?着地の事すっかり忘れてました!
「ちゃんと、着地しないと危ないよーエックスちゃ──"ごきぃ"──ん゛ん゛ッ゛!?」
あっ、思い切り足を挫きましたね。足首から人体が鳴ってはいけない音が響きましたよ。今年のおまいう選手権会場はここで良いのでしょうか?
「大丈夫ですか?ユニヴァース軟膏塗る?」
「ダ、ダイジョウビ…これくらい氣で回復すればすぐに治るから……!」
「無理しないでください。それ出来るのコマンダーレッドくらいですよ?」
貴女までコマンダーレッドのように人間を辞めるつもりですか?……って、そう言えばヒビキはレッドまでとはいきませんが十分に化け物じみた身体能力してましたね……腕相撲の時に私の腕をへし折った事はまだ忘れてませんからね(半ギレ)
「……で、どうしますか?残り3体。先程の技でまたヒビキを上空に飛ばしt「むり、両足こわれる」何故にこのタイミングで人間アピールを…?」
人間を辞めた実力のヒビキならこの程度大丈夫だと思うのですが…足首が弱点なんですか?ギリシアの英雄気取りですか?……いや、正確にはアレはアキレス腱が弱点でしたね。
むぅ、コレは困りました……。一応、飛ぶ方法はあるにはあるのですが切り札に近いモノですし連発すると命にも関わるので使いたくないのですが─────って、うおっ!?
「っ、ノイズ!」
「そう言えば地上にいましたね!」
とりあえず、上のは一旦放置で先に地上の奴等を纏めて相手してやりますよ!
「私の前に立つんじゃないよカリバァアアアアアアアアアアッ!、」
いつもの聖剣をブッパする簡単なお仕事ですね、ありがとうございます。と言うわけでもう一丁カリb「エックスちゃん上ッ!」なっ!?
「とりゃぁあッ!」
その場で咄嗟に屈んだ直後、ヒビキの回し蹴りが頭上に迫っていたノイズを砕いた。おのれ、ここらのノイズは一掃したと思ったんですが上の
「ど、どうする?次は私がエックスちゃんを上に飛ばそうか?」
「そうですね、困りましt……えっ?」
い、いやいや飛ばすと言われてもヒビキのパワーで一体どうやって飛ばすと言うのですk……あ、待ってください。私の目の前で
それ私が空へ飛ぶよりも先に意識の方が先に飛ぶヤツですからッ!
『響君、エックス聴こえるかッ!』
「っ、コマンダーレッド!どうしました?」
『そちらに頼もしい援軍を送った』
「援軍…ですか?」
「へっ、相変わらず巫山戯た奴等だ。……伏せてろッ!」
「え?……うわわっ!?」
「なッ!?」
突如としてばら撒かれる弾丸の雨霰。声が響き、エネルギー弾が射出された方向に目を向けるとそこには見覚えのある少女が赤い戦装束を纏い立っていた。
援軍と言うのはまさか………って。
「アーチャー…まだ
「うっせぇ!私だってこんな格好をしたくてしてる訳じゃないんだよ!」
そこには前回、コンサート会場で遅れて登場した時と同じうたずきん衣装を来たアーチャーが居たのである。まさかの援軍ってコイツですか……。
と言うか一体どのようなカラクリでそんな格好を?いいなぁ、私もそんな感じに変身したいn…げふんげふん。別に羨ましくありませんからね?(強がり)
「うたずきんちゃん!私のピンチに駆け付けてくれたんだねッ!」
「……いや、私クリスだからな?うたずきんじゃないからな?」
「その通りですよ。彼女はうたずきんではありません。そのコスプレをしただけのアーチャーです」
「オイコラ」
「ハハハーまたまた〜。クリスちゃんがそんなヒラヒラした格好を自分から来て周りに見せるような胆力とメンタルを持っている訳じゃないでしょ?」
「この馬鹿…ここぞと言う時に正論言いやがって……ッ!!」
「落ち着いてくださいクリずきん」
「誰がクリずきんだッ!!(クリずきん……イイな)」
………このアーチャーが時折見せる嬉しそうな顔は一体何なのでしょうか?とにかく、その格好なんとか出来ないのですか?私としては銃火器を持つうたずきんは解釈違いです。彼女が使うのはマジカルでハッピーな歌魔法であってそんなデンジャラスなトリガーハッピーな魔法(物理)ではありませんから。
「私も出来れば何とかしてぇよ!」
「うーん、うたずきんの事を考えるのを一旦やめると言うのはどうでしょうか?」
「は?……そんなので解除出来たら苦労はしn」
瞬間、彼女の格好が前に見た時と同じイチイバルのギアへと変化する。………アーチャー。聴きたい事があるのですが…もしかしてここ最近、四六時中怪傑うたずきんの事を考えてませんでしたか?
「………」
「あの、ちゃんとこっちを向いて返事してくれませんか?どうなんですか?ええ?」
「そ、そんな……ッ!?うたずきんの正体がクリスちゃんだったなんて……ッ!」
「ヒビキ、貴女には後で詳しい説明をしておきますので黙っててください」
「その通りだ。まずは上のノイズ共を何とかするのが先だろ」
「(コイツ…、さらっと話題を変えましたね)…まぁ、確かに。アーチャーの言う事も一理あります。策はあるのですか?」
「ったりめぇだ、私はこう見えても頭脳派だからな……私がギアのパワーを集中、そんでもって飛距離共に威力を底上げして上のデカイ奴等にキツイのを喰らわしてやる。その間にお前達は───」
「私達が守るッ!……で、いいんだよね?」
そうヒビキが言うと応えるかのようにアーチャーが不適な笑み浮かべる。
「ついて来れるか?」
「ついて来れるか、じゃありません。貴女の方こそついて来なさい」
今更だけどこの小説のフィーネはぐっちゃん先輩と同じくポンコツ属性を兼ね備えています。それにしても感想欄で飲んだくれ属性を付与させられるとは恐れ入った……。
あと、そこまでして麻婆を食わせたいのか……(困惑)
………それと、フィーネからは先史文明の巫女としての側面、櫻井了子としての側面以外にも何か邪悪な魔女的な側面があるよ。
妖精のように無垢かと思えば戦乙女のように壮麗、かと思えば魔女のように残忍だね(小並感)