ー博麗神社近くの森
蒼空は、道に迷っていた。
それもそのはず、ここに電子機器は役に立たないのだから。
蒼空は、方向音痴である、常に電子機器に頼って遠方に赴いたりしていた。まぁ、電子機器を使っても、迷っていたが。
上記のこともあり、当然紙の地図だけではたどり着くことは出来なかった。
あっちこっち歩いてみるが、段々道らしい道が無くなっていく。
完璧に迷った。終わった。
蒼空「嘘だ........。迷った。迷うことは知ってた自分のことだもん。でもさ、ここまで酷いと思わないじゃん?はぁ........」
?「どーしたのだー??」
蒼空「うわぁ!?びっくりした........」
?「ご、ごめんなさいなのだ」
蒼空「あっ、いやこっちこそごめんね?」
?「どうしてこんな所にいるのだー?」
蒼空「え、道に迷っちゃって....。」
?「ふーん、君は食べてもいい人間なのか?」
蒼空「はっ!?食べてもいい人間ってなに!?あっいや、そっかこの子はもしかして」ブツブツ
?「おーい」
蒼空「あっ、私は食べちゃダメな人間です!美味しくないよ!!」
?「美味しくないのか?なら、食べないのだ。でもお腹すいたのだ。」
蒼空「お腹すいたのか....ちょっと待って、鞄の中に携帯食があった気がする」ゴソコソ
「よし、見つけた!これ、良かったらどうぞ?」
?「クッキー?」
蒼空「似たようなものだよ。美味しいよ、味は保証する!」
?「んー、見たことないけど、匂いは美味しそうなのだ!頂くのだ!」モグモグ
「!美味しいのだ〜ありがとうなのだ!」
蒼空「どういたしまして笑」
?「そうだ!道に迷ってるなら、案内するのだ!」
蒼空「えっ、ありがとう!助かる!」
?「っとその前に、自己紹介なのだ!私はルーミア、よろしくなのだ!」
蒼空「私は、神矢 蒼空。気軽に蒼空って呼んでね?よろしくルーミアちゃん。」
ルーミア「分かったのだ!それでどこに行きたいのだ?」
蒼空「紅魔館に行きたいの。ちょっとある人を探してて」
ルーミア「分かったのだ!こっちなのだ!」
蒼空「こっちか........って私が来た道じゃん。逆方向だったのか。」(小声)
ルーミア「?蒼空?どーしたのだ?置いていくぞ?」
蒼空「あっ、まって!」
こうして途中道に迷っていた蒼空だったが、ルーミアのおかげで無事に紅魔館へたどり着くことが出来そうだ。
蒼空は、これから迷うことが多くなりそうだなぁなんて考えながら森をぬけていくのだった。