その夜
蒼空は夕食とお風呂を済ませ、部屋で日記をつけていた。
/〇日
レイラくんを探しに博麗神社に向かった。無事に幻想郷入りできて、安心した。しかし、信じてみるもんだなぁ。霊夢にあって、まんま霊夢ですこし関心した。いやまぁ、本人なんだからそうなんだけどね。次にルーミアに食べられそうになって、非常食持っててよかったよ。割と怖かった。ゲームと現実は違う。これは頭に入れとかないとな。で、紅魔館にいって、美鈴さんと咲夜さんとレミリアさんに会って、色々な話して。最後に咲夜さんに誤解されたのはびっくりしたけど、でも気持ちの再確認できてよかった。この気持ちが持っちゃいけないものなんだって思い知らされたから。そういえば、窓を見た時曇ってたなぁ。明日雨降らないといいけど。
/×日
今日は、人里へ行った。もちろん、レイラくんを探しに行くために。でも、全然手がかりは掴めなかった。途中、不思議な少年に出会った。昔にも同じような感覚の人に出会った気がするけど、気のせいだと思う。そうそう、早苗さんにも会ったなぁ。すごく元気で押されちゃってた。連絡先を交換したし、楽しみにしてようかな。
そうだ、今日は夕陽がすごい綺麗だった。あの時、レイラくんと最後に見たあの景色とほぼ一緒で、懐かしくて泣いてしまった。咲夜さんに見られてしまったのはすごく恥ずかしくて、今思い出しても穴に入りたくなる。明日は、なにか進展があるといいけど。
蒼空(よしっ、これでいいかな?さて、と寝るか)
ー翌朝
昨日に続きとてもいい天気だ。今日も、人里へ聞き込みしようかな。
咲夜さん、美鈴さん、レミリアさんに挨拶を済ませ、早速人里へ向かった。
ー人里
蒼空(ん?なんか凄い、見られてないか??)
ヒラヒラ
蒼空(これは、新聞?どれどれ)
〜〜〜
謎の少女、現る!?
探し人をしている少女を目撃。白髪に蒼目の珍しい少女。
名前は…神矢 蒼空!
およよ?何号か前に出した、あの人物と同じ苗字ですねぇ?
まぁ、とりあえず皆さん、暖かく向かいれましょう!
〜〜〜
新聞には、小さくではあるが割と目立つ文字で書いてあった。
蒼空(これは、どう見ても、射命丸文の仕業。あの人、一体どこからみてたの!?っていうか、盗撮じゃない!!)
ー同時刻 ???
?「蒼空!?なんでアイツ新聞に載ってるんだよ!!ていうか!いつここに来たんだ!?とにかく、アイツに見つからないようにしねぇと」
ー人里
蒼空「注目されるの慣れない....。」
(っ!あっ、ヤバい。視線が....怖い。もうあの世界じゃない。分かってるのに!どうしよう、足がすくんで動けない....だれか、助けて)ガタガタ
?「!君!こっちへ!」
蒼空(え?誰?)
?は蒼空の手を引っ張り、人気ない路地裏へ連れ込む。
?「大丈夫?怯えているようだったけど。もしかして、注目されるの、慣れてない感じかな?」
蒼空「ご、ごめんなさい。ちょっと、苦手で」
?「そうか。落ち着くまでここにいるといいよ。」
蒼空「あの、貴方は?」
?「俺かい?俺は、落名 真我。君は、神矢 蒼空さんで間違いないよね?」
蒼空「はい。そうです。ありがとうございます。助けていただいて。」
落名「構わないよ。あんなに震えていたら、もしかしたら視線が苦手なのかなって。」
蒼空「!そうです。ちょっといい思い出なくて」
落名「そっか。そういえば、探し人だけどもしかして神矢 レイラくんかい?」
蒼空「えっ、なぜ」
落名「だって同じ苗字じゃないか!それに新聞にもそれらしいヒントが載ってたしね?」
蒼空「そうなんですか。」
落名「新聞見てないのかい?」
蒼空「いえ、見たんですけど細かいところまでは」
落名「新聞は、情報そのものだ。隅々までチェックする事をお勧めするよ。」
蒼空「はい。」
落名「それで、神矢 レイラくんなんだけど、風の噂で寺子屋でバイトしてるって聞いたことあるな。」
蒼空「寺子屋でバイト....」
落名「なんでも、先生をしているらしい。」
蒼空「先生を?」
落名「神矢 レイラくんを探しているなら、寺子屋に行ってみたらどうだい?」
蒼空「わかりました!ありがとうございます!」
落名「どういたしまして、体の震えも止まったみたいで良かったよ。」
蒼空「えっ、あ、ほんとだ。」
落名「それじゃあ、俺はこれで失礼するよ。」
蒼空「本当にありがとうございます。」
落名くんは、手を振りながら去っていった。
蒼空(よぉし!!視線に負けずに、寺子屋へレッツゴー!)
ー人里
蒼空「あの、すみません。寺子屋ってどの方向ですか?」
里人「あっちの方向だよ」
蒼空「ありがとうございます。」
ー寺子屋
子供たちはちょうど中休みだそうで、外で遊ぶ子や本を読んでいる子などが居た。
蒼空「賑やかだなぁ」
?「おや?君は新聞載っていた....」
蒼空「え?」
?「おっと、すまない。私は 上白沢 慧音と言う。」
蒼空「えっと、ご存知かもしれませんが、神矢 蒼空です。よろしくお願いします。」
慧音「君が来ることは何となく分かっていたよ。しかし、生憎、探し人である神矢 レイラはここにはいない。ちょうどお休みでね」
蒼空「そう、ですか。」
慧音「まぁ、そう落ち込むな。また日を改めてくればいい。」
蒼空「そうですよね。すみません、休憩中に」
慧音「構わないよ。帰り道気をつけてな」
蒼空「ありがとうございます。」
蒼空(お休みかぁ、タイミング悪すぎない!?はぁ…)
ー寺子屋 慧音side
慧音「ふぅ、彼女は去ったよ。神矢くん。」
レイラ「ありがとうございます、慧音先生。」
慧音「それしても、会ってあげればいいじゃないか。」
レイラ「いえ、ちょっと今は会いずらいというか。」
慧音「ふむ、まぁ特に理由は聞かないが、いつまでも隠し通せるわけでも無い。早めに片ずけるように。」
レイラ「そうするよ。全くなんでアイツがここに来てるんだ?」
ー人里
一方その頃蒼空は、視線に少し慣れ人里を歩き回っていた。手がかりが手に入ったのだ。ウキウキである。
蒼空(そういえば、いつまでもレミリアさんの所にいる訳にも行かないよね。働こう!でも、どこで働けば....ん?)
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甘味処 竹田 バイト募集!!
時間 9:00~16:00 月水金土
時給○○○円
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蒼空(これいいじゃん!!よしっ)
カランコロン
甘味処のおじさん「いらっしゃーい!ってお?新聞の子じゃねぇか!」
蒼空「うっ、すみません、バイト募集をみて来たんですけど....」
甘味処のおじさん「ほんとか!?いやぁちょっと人気者が来てくれりゃあ、頼もしいねぇ」
蒼空「じゃあ!」
甘味処のおじさん「もちろん歓迎だ!嬢ちゃん!」
蒼空「ありがとうございます!」
甘味処のおじさん「今日はおせぇから、明後日おいで」
蒼空「わかりました!」
その後、蒼空は紅魔館へ帰り、今日の事を日記へ記すのだった。