緑のアイツ   作:くらうす

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お気に入りが増えていて、チキンな私は震えます

ですが、完結までもう少しですので、お付き合いくださると嬉しく思います

ではいつも通りの駄文ですが、どうぞ


引っ越し!

アクセルでは領主アルダープの悪行が公表され、アルダープも処罰を受けた

 

 

 

しかし、冒険者のゆんゆんはアクセルの街に帰って来なかった

 

更にアクセルにおいて現役からは退いたとはいえ、有数の冒険者であり、魔道具店を営んでいたウィズも遠くの街へと引っ越したとされた

 

アクセルのギルド関係者は持てる手段を駆使してゆんゆんとウィズの行方を捜した

 

 

ウィズは高レベルで経験豊富なアークウィザードであり、有事の際にはギルドもあてに出来る人物だった為である

 

ゆんゆんに至っては魔王軍の幹部ベルディア討伐の功労者。如何にアルダープが悪魔の力を使って暗躍していたとしても、英雄ともいえるゆんゆんを追いつめて、追放した様に見えてしまう以上問題になるのは明白だった

 

 

 

今回の件はアクセルのギルドにとって相当のダメージとなった。戦力的にも初心者の街にそういないアークウィザード二人を同時に失ったのだから

 

 

なお、冒険者を束ねるギルドとして『冒険者の保護』の責務が存在する。これは冒険者といっても悪質な依頼者が不当な要求やクレーム等をされた場合に個人で対処出来ない事が多いからだ

その責務があるからこそ、緊急クエスト等で冒険者を集める権利を与えられている

 

ところが今回のギルド側の対応は、ベルディア討伐の報酬についての徹底が為されておらず、本来ならば弁護すべきはずの冒険者ゆんゆんへの弁護もしていない

執行官のセナが退いたのは、あくまでも冒険者カズマが反論したからである

 

アルダープの一件が解決したのも一部の冒険者の活躍であり、ギルドの関与はなかった

 

この為、事情を知っているダスト他アクセルの冒険者の一部からは不満も出ている

 

 

王都のギルドは慌てざるを得ない。ギルドへ不信感を抱かれたら、イザというときの協力がされなくなる

 

あまり知られていないが、冒険者のクエスト報酬の一部はギルドの運営費に回されている。王国よりの支援だけでは遣り繰り出来ないのだ。それ故に冒険者からの反発は何としても回避すべきだったのだ

 

 

王国としても、王国軍の戦線を支えている冒険者の不満は有事の際の連携不足や協力自体の拒否もありえた

それに魔王軍の幹部を倒した冒険者に何の報酬も与えていないとなれば、今後の魔王軍との戦いでの士気にも関わる

 

 

そういう事情もあり、王都のギルドと王国はアクセルのギルド責任者への処罰を検討している

 

 

アクセルのギルドとしては、なんとしてもゆんゆんとウィズを捜し出す事が必要だったのである

 

 

 

更に前述の領主アルダープが悪魔を使役していながらも、その事実を全く察知出来ていなかったのも問題にしかならない

 

これについてはエリス教の教義にも関わる問題としてエリス教の内部でも問題視された

 

況してや悪魔の討伐にエリス教のプリーストが全く関わっていない事でアクセルの教会への視察も検討された

 

まあ、墓地のゾンビメイカーの浄化すらギルドに依頼していた位だから、視察で明らかになれば、アクセルの教会のプリーストは左遷待ったなしだが

 

 

 

 

とまぁ、アクセルが混乱していた頃、キャベツの里では、ミドリカワ達の手で平屋の集合住宅が出来ていた

 

「や、一軒家でよくないですかね?」

 

「そうですよね。大きすぎるような」

ミドリカワとゆんゆんの疑問に

 

「確かにそこの元ボッチ娘と妄想娘だけならば、問題あるまい」

 

「少し待ってくれ。妄想娘とは、私の事か?」

 

「元ボッチ娘って私ですか?バニルさん、酷いです!」

とバニルの発言にあるえとゆんゆんが抗議したり

 

「バニルさん、流石に酷いのでは?」

 

「ほぅ、言うではないか。宿無しのポンコツが」

 

「ええっ、私住めないのですか?

駄目ですか、ミドリカワさん」

バニルの発言を真に受けるウィズがいたりもした

 

 

 

結局は集合住宅にゆんゆん、あるえ、ウィズにアクセルから避難してきたサキュバス達が入居する事となった

 

 

 

 

食料については、ミドリカワもゆんゆん達の事を考え、複雑な心境であるが、キャベツの供出を申し出た

 

それ以外にも里の付近にはジャイアントトードがいる上に、キャベツを漬けていた池やその周辺の川にも食べる事の出来る魚がかなり生息している為に食料も直ぐに危険にはならないことを確認した

 

それでも足りないものは洞窟に残っているマナタイトを売却。その資金であるえが王都や紅魔の里で物資を調達する事になる

 

「いや、だからそうじゃない」

というミドリカワの発言は皆揃ってスルーしていたが、概ね問題は解決したといえよう

 

 

 

 

余談ではあるが、キャベツの里の上空の鳥の一羽がミドリカワを捕獲?してレタスのいる場所が判明した

 

その際に眼を紅く光らせた娘が魔法を乱射しながら追いかけていた

 

 

 

 

 

鳥?サイド(翻訳済み)

「いや、コイツ重いな!」

 

「ちょっ!何かエライ剣幕の娘が魔法乱射しながら、追っかけてくるんですけど!」

 

「いや、俺レタスの所に案内してるだけなのに!」

 

こんな事があったそうな

 

彼?はミドリカワをレタスの所に投下した後無事に逃げ切れたそうな

 

 

 

 

その後

 

「ハァハァ。だ、大丈夫ですか!ミドリカワさん」

 

「いや、ゆんゆんの方が大丈夫じゃなさそうですが」

 

という会話があったとか

 

 

 

 

 

 

 

キャベツの里は新しい住人を迎えて、新たな時を刻みはじめた

 

 




という訳でアクセルのその後とキャベツの里でした

キャベツ食べるから、ゆんゆんとあるえは強くなりそうです

ここだけの話、レタスの存在を忘れていました


では、御一読ありがとうございました

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