再入荷か未定となります
予めご了承の上で御一読ください
ナタルにとっては長い夜が明けた
ゆんゆんという美少女と一緒の布団で同衾。キングofチキン&チェリーなナタルにとっては拷問であった
ただし
「俺、レタスで良かった!」
もしも、ナタルに某宇宙世紀のマスコットロボのアンソロジーの様に手があったならば、億に、いや兆に一つは間違いがあったかもしれなかった
とはいえ、寝顔と寝息のWコンボで早々に失神できたのもまたナタルにとっては幸いであったりもする
今も早朝で布団から出たくはあるが、ゆんゆんに抱きつかれているので脱出不可能である。最難関は越せども予断は許さなかったりもしているが
なぉ、あるえとめぐみんも寝息をたてていたが、目の前のゆんゆんで限界だったナタルには知るよしもなかったが
因みに気絶していた時にみた夢でナタルは某戦艦の副長をしていたり、某四足の機動兵器に乗っていたりしていて、目が覚めた時いろんな意味で泣きそうになったのはここだけの話
「う、ううん」
ゆんゆんがどうやら目をさます様であった
「あ、おはよう、ゆんゆん
出来れば離してほしいかなぁ。なんて」
「・・・っ!ナタルさん!」
目を覚ましたゆんゆんはナタルの無事を確認してナタルを抱き締めた
「ちょっ!ゆんゆん、ストップ、ストップ!
大丈夫、俺、大丈夫だから!」
「本当ですか?」
確認するように訊ねるゆんゆん。その目は真っ赤であり、泣き腫らした様になっていた
「あ、うん。大丈夫だから」
というよりも、高々『チェリー』の意味を訊ねられた程度で失神するメンタルこそ問題がありそうではあるが
「やれやれ。朝から騒がしいものだね」
「あるえ、いいではありませんか。ゆんゆんにとっての大切な『友達』ですから」
やや不機嫌そうなあるえを宥めるめぐみん。心なしか嬉しそうである
「さて、とりあえずは『チェリー』については棚上げしておこうか」
朝食を終えたあるえはそう切り出す
「というより、まだ気になるのですか?当人が言いたくないのならばいいと思いますが」
「そ、そうだよあるえ。めぐみんの言う通りじゃない?」
あくまでも拘るあるえに同意しかねるめぐみんとゆんゆん
「私は作家志望だよ。『言葉』に拘りがなくてはね
が、仕方がない。里に戻ったら、そけっとからぶっころりーに聞いてもらうとしようか」
(ごめん、ぶっころりーさん。無力な俺を許してくれ)
あるえの発言に内心で詫びるナタルだったが、声には出さなかった。流石に二度は遠慮したかったから
なお、ぶっころりーが密かに想いを寄せてるそけっとに聞かせるあたりに、あるえの意地の悪さが見えなくもなかったり
これから暫く後に紅魔の里でそけっとがぶっころりーにした質問で、里の男たちはぶっころりーに同情したそうな
「さて、ナタルさんの能力だが、どの程度応用がきくのかの検証をしようか」
「しかし、検証といっても今のところ判っているのは、タケノコを操れる事だけです。何から手をつけるのですか?」
「というかめぐみん、貴女も参加するの?」
ゆんゆんはめぐみんの参加に驚いていた
めぐみんも紅魔族らしく、『我が道をいく』タイプであり、あまり馴れ合いを好まないとゆんゆんは思っていたからだ
「ええ。今は暇ですからね。たまにはいいでしょう」
「ふふ、以外と寂しがり屋なのかな?」
「いや、めぐみんさんは優しいだけでは?」
めぐみんに思い思いの発言をするあるえとナタルである
「というか、めぐみんは大丈夫なの?
あまりアクセルの街でいい評判を聞かないけど」
「う、そ、それはゆんゆんだって同じでしょう。『孤高の冒険者』なんて呼ばれているそうではありませんか」
「なっ、めぐみんは『爆裂魔法』だけじゃない!中級魔法は取ったの?
私はソロでも出来るけど、めぐみんはソロも出来ないでしょう」
「うう、しかし『爆裂魔法』は私の目指す道なのです!これをやめるなど出来ません!」
「はいはい、二人とも落ち着いて。ヒートアップしてたら、話も出来ないだろ?」
熱くなるゆんゆんとめぐみんに割って入って仲裁するナタル
「というか『爆裂魔法』って何?
凄いロマンを感じる響きだけど」
「まぁ、ロマンといえばそうだろうね」
「おや、ナタルさんは爆裂魔法に興味があるのですか?
ならばお見せしましょう!我が爆裂魔法を!」
爆裂魔法に興味を持ったナタルに詰め寄るめぐみんと呆れるあるえだった
「ちょっと、めぐみん!」
「めぐみんさん、近い、近いよ!」
めぐみんも美少女なので近付かれると狼狽するナタルである
もう、ヘタレでいいんじゃないかな
「ならば見せましょう!我が爆裂魔法を!」
めぐみん達は森からかなり離れたところにある崖に来ていた
崖の上に廃城があり、そこを狙うらしい
「廃城だからって、いいのかなぁ?」
「廃城は廃棄されているから、問題ないはずだけどね」
「でも、何か怪しくないですかね?」
「おや、何かあるかい?」
「態々崖に城を造る理由が理解できないのですが
攻め込まれたら逃げ道ないですよね」
「そういえば」
「確かにね」
「別にどうでもいいではありませんか
そこに立ちはだかるモノは我が爆裂魔法で粉砕するのみ!
いきます!『エクスプロージョン!』」
めぐみんの詠唱により、巨大な火球が廃城目掛けて落下した
「お、おおおお」
「これは」
「凄いんだけど」
目を輝かせるナタルにその威力に絶句するあるえ。それでも納得のいかないゆんゆん
「凄い!いや、凄いよめぐみんさ、ん?」
興奮したナタルだが、めぐみんを見て困惑する
「ふふふ。我が爆裂魔法はその絶大な威力故に魔力を使い果たすのです
つまり、今の私は動けません。あるえかゆんゆん、背負ってくれませんか?」
「成る程ね。『ネタ魔法』とは良く言ったものだ」
「だから!なんで!他の魔法を取らないのよ!
一撃で仕留めても足手まといになるじゃない!」
めぐみんの様子を見て納得のあるえと激昂するゆんゆんだった
「やれやれ。これではナタルさんの能力検証どころではないね」
「どうして、こうなのよ」
結局めぐみんを背負ったあるえは検証を断念せざるを得なかった
流石に満身創痍のめぐみんを連れて能力検証は危険と判断する他なかった
一方、魔法学校で成績を争っていたライバルの『アレ』な姿にゆんゆんは打ちのめされていた
「いや、でも凄いよ!めぐみんさん!
ロマンを感じるね!」
「ほぅ、爆裂魔法にロマンを感じますか
成る程、唯のレタスではなかった様ですね」
興奮し続けるナタルにニヤリと不敵な笑みを浮かべるめぐみん
めぐみんがあるえに背負われてなければ、それなりに格好はついただろうが
「おし、決めた。俺は爆裂魔法を覚えるぞ!」
「ん?」
「ええっ!」
「ほほぅ」
ナタルの問題発言に三者三様の反応を返すゆんゆん達
「そもそも君はスキルを会得出来るのかな?」
「出来ても爆裂魔法はどうかと思いますけど」
「貴方も爆裂道を極めますか!
ならば、色々と教えてあげましょう!」
とりあえずスキル会得に疑問を持つあるえ、内容に不満があるゆんゆん
爆裂道の同士を見つけて興奮するめぐみんだった
「うっし、目指せ!爆裂魔法!」
こうしてレタスの爆裂魔法挑戦の旅が始まったとかなんとか
ミドリカワはシリアスと無情!
ナタルは勢いと熱血!でお送りします
なお、ストッパーのあるえとゆんゆんは相当苦労するでせう
ま、増えるけどね
暫くは熱中症との格闘の毎日となりますので、更新は不定期となりますが、ご了承ください
では御一読ありがとうございました
魔王軍ルートはあり、なし?
-
あり
-
なし
-
まずは完結させろや
-
どちらでも