緑のアイツ   作:くらうす

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やはりゆんゆんとめぐみんを上手く表現仕切れない

文才無いのは百も承知していたが、辛い

駄文ですが見て頂けるとありがたいです


友達

紅魔族とは魔法使いとしての才に溢れ、皆が上級魔道士たるアークウィザードになれる

 

 

その紅魔族の長の娘にゆんゆんという少女がいた

 

ゆんゆんは紅魔族の魔法学校を優秀な成績で卒業し、時期里長としての経験を得るべく紅魔の里を飛び出した

 

 

ゆんゆんは冒険者としての実績は重ねつつあった

但し『ソロ』の冒険者として

 

 

彼女は個性的とは言えず、唯我独尊を地で行く紅魔族の中では珍しく、他人からの目線や相手の立場を考慮出来る性格だった

 

少々行き過ぎる部分も在りはしたが

 

学校で最も親しかっためぐみんとは互いに競いあう間柄ではあったが、よく食事などを取られたりしていた

 

これはめぐみんが悪いのではなく、めぐみんの家庭の事情があったので一概に悪いとはいえない。また、めぐみんもゆんゆんの事を口には出さないが友人としてみていた。余りにも理不尽な目にゆんゆんが会うならば相手を打ちのめす。位の事はしていた

 

が、悲しいかなゆんゆんは徐々に自己評価の低い性格となっていた

故にめぐみんの不器用な優しさや好意は伝わっておらず、ゆんゆんはめぐみんとはライバル関係とは認識していたが、友人としていいのかは解りかねていた

 

 

人間関係の構築が学校という集団生活で学ぶべきものであったが、ゆんゆんはその点のみは学び切れていなかったのだ

 

だから、人と接する時にも必要以上のコミュニケーションを避けた

 

結果、孤高を愛する冒険者。とのゆんゆんの望みとは正反対の評価を受ける事になった

 

 

だが、ゆんゆんは一緒に冒険したり笑い合うような友達が欲しかった

 

 

 

 

ゆんゆんは人里からかなり離れた土地で禁忌ともいえる行動をしようとしていた

 

悪魔召喚である

 

通常のアークウィザード程度では到底叶わない事ではあるが、ゆんゆんは強大な魔力を有する紅魔族であった為に実行できるのであった

 

 

実行しようとする土地の名前をゆんゆんは知らなかったが『キャベツの里』と魔王軍は呼んでいた

 

 

 

 

 

 

 

 

キャベツは里の中を散歩していた

他のキャベツは水分の補給の為に森にある池に漬け込んであった

 

要は暇なのである

 

 

 

バニルとベルディアが里に来て暫くすると、里の上空を纏まった数の大型の鳥が旋回する様になった

 

彼等はキャベツは瞬殺したゴブリンや湖に落とせずに倒さざるを得なかったジャイアントトード、一撃熊の死体を食べていた

 

 

キャベツとしては邪魔なモンスターの死体を処理してくれるならば放置する事にした

 

元より数は少なかったがその様な鳥はいたのであるから他のキャベツへの実害が無いならばどうでも良かった

 

 

彼等はキャベツに利用価値を見出だしたのか、キャベツ達の傍に外敵が迫ると、鳴き声で警告し始めた

 

更にキャベツが戦っており、手が回らない時には彼等が上空から攻撃を仕掛ける事になり、キャベツの巡回の必要性は低下した

 

 

 

バニルより

「実は人間の友人が欲しいが、ほとんど諦めているキャベツよ。明日、里の向こうを散策するが吉と出た」

とも言われていたので、キャベツは其処に向かっていた

 

 

 

 

 

 

キャベツは黒髪の少女を見つけた

 

何やらブツブツいっていたが

「もう、悪魔が友達でもいいよね」

と聞こえたので、全速力で少女に向かいながら

 

「ちょっと、待てー」

とキャベツなりに叫んだ

 

 

 

 

 

 

 

 

ゆんゆんは誰も居ないはずのここで他の人の声が聞こえたので俯いていた顔を上げた

 

其処には、ゆんゆんと同じか少し大きいキャベツがいた

 

「うえぇっ」

変な声が出た

 

「とりあえず、落ち着こう、な」

優しい声がした

 

 

 

 

 

 

黒髪で赤目の紅魔族の少女ゆんゆん

ゆんゆんより少し大きい位のキャベツが向き合っていた

 

 

端から見るとシュール極まる光景であるが、当人達は至って真面目だった

 

 

 

 

 

 

 

「そっか。友達か」

 

「はい。私何をしてもお友達が出来なくて

もう、どうすればいいのか」

ゆんゆんは目の前のキャベツに話していた

 

「でも、ゆんゆんが言うめぐみんって娘はゆんゆんの事を友達と思っていると思うけど」

 

「でも」

ゆんゆんは不安そうに呟く

 

「難しい年頃だからね

そのめぐみんって娘も恥ずかしいんじゃないかな」

 

「そう、でしょうか」

 

「友達をつくるのが、こわい?」

 

「そうかも、知れません」

 

 

「んじゃ、俺と友達になってみる?」

キャベツはゆんゆんに提案した

 

「ええっ、いいんですか」

 

「ゆんゆんと俺が友達になりたいからお願いしてるんだから、良いも悪いもないでしょ。まぁ、人間所かキャベツだから困るかもしれないけど」

 

「は、はい。私なんかでよければ」

 

「俺はゆんゆんだからお願いしたんだから、もっと自信持って

友達になってもほとんど会えないだろうから、そこは申し訳なく思うけど」

キャベツは謝った

 

「いえ、私もキャベツさんとお友達になりたいです」

 

人間とキャベツが友人関係となった

 

 

 

 

「ところでゆんゆん。帰りはどうするの?」

 

「あ、大丈夫です。テレポートで此処を登録しますから何時でも来られます」

ゆんゆんは笑った

 

「そっか。なら大丈夫だね

そういえば、お腹減ってない?」

 

既に夕刻である。昼過ぎからキャベツとゆんゆんは話をしていたので、流石に元人間としてキャベツも心配になっていた

 

「だ、大丈夫です」

きゅー

 

ゆんゆんの台詞に被せる様に可愛らしい音が聞こえた

ゆんゆんは真っ赤になった。

 

キャベツは微笑ましく思いながら、自身の外皮、つまりキャベツの皮を何枚か落とした

 

「キャ、キャベツさん!?」

 

「ほらほら。落ちてるのじゃなくてさ、少し内側なら汚れてないだろうから食べてみてよ」

 

 

一応キャベツとて元人間。流石に何日も風呂に浸かれないのは我慢出来なかった。その為、里の端にある滝に毎日打たれており、鮮度も抜群の筈であった

 

 

なお、最初に食したバニルは

「ふむ。旨いのは間違いない。間違いないのだが、些か我輩達悪魔には食せまい」

と言っていた

 

 

と言うのもキャベツも転生したさいに女神の加護を少量ながらも受けており、それによる弊害であった

 

 

 

 

「は、はい。いただきます」

ゆんゆんは恐る恐る口にすると

 

「お、美味しい。美味しいですキャベツさん」

と目を紅く光らせながらキャベツに言った

 

 

 

以前アクセルの街のキャベツは高品質といったが、勿論理由がある

 

先ずは生まれ育った環境。次に適度な水分とその水質。最後に生きた?年数である

 

アクセル産のキャベツは食べると経験値を得る。といわれるのはこの三点が高水準であるためである

 

 

では、それを踏まえてキャベツを評価すると一番と二番は同じキャベツの里なのでクリア

三番は寧ろ彼?は里の最長老である

 

 

結果、他のアクセル産キャベツよりも取得経験値は多くなるのだ

 

 

悪意ある人間ならば、キャベツをそのまま捕らえる事もあるが、ゆんゆんに友達をどうこうする考えを持てる筈も無かった

 

この事実は当分先まで秘密となっていく

 

 

 

 

「あの、また来てもいいですか?」

あの後も暫く話をしていたが、既に周りは暗くなっていた。名残惜しそうにゆんゆんはキャベツに聞いた

 

「いいよ。何時でも」

 

「あの、あのな、何か持ってきましょうか?」

 

「ゆんゆん。俺キャベツなんだけど」

興奮するゆんゆんに苦笑するキャベツだが、二人とも楽しそうだった

 

「また、明日でも来ますね」

 

「ああ、おやすみ。ゆんゆん」

 

「っ!はい、おやすみなさい、キャベツさん」

 

テレポートで消える前のゆんゆんは笑顔だった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それから暫くして、紅魔の里に一通の手紙が届いた

 

 

親愛なるふにふらさん、どどんこさん

 

お久しぶりです。ゆんゆんです

私は今アクセルの街で依頼を受けながら生活しています

 

突然ですが、お友達が出来ました。キャベツさんといって優しい人です。私の話を朝から晩まで楽しそうに聞いてくれます

キャベツさんは少食なのか、あまりご飯を食べませんが元気な人です

昨日は一緒にジャイアントトードと一撃熊を討伐しました。キャベツさんは出来る事が少ない。と言っていましたが、とても強い人です

 

話は変わりますが最近、アクセルの街でめぐみんの話を聞きます。めぐみんは色々なパーティーに入っている様ですが上手くいっていない様で心配です

 

ふにふらさん、どどんこさんもどうかお体には気をつけて下さい

 

 

 




ゆんゆんが書けた

が、不満は残る。

明日の活動報告に読者の皆様へのご相談を書きますのでよろしければご協力いただければと思います

今回も御一読ありがとうございました

別ルートみたいですか?

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