―――来いッ!プッチ神父
―――おねえちゃああああああーーん
―――この場所は!!知っているッ!ここは『グリーンドルフィン刑務所ッ』場所は面会室前の廊下だッ!
―――『時の加速』により『宇宙』は一巡したッ!『新しい世界』だッ!人類は一つの終点に到着し『夜明け』を迎えたのだッ!
―――明日『死ぬ』とわかっていても『覚悟』あるから幸福なんだ!『覚悟』は『絶望』を吹き飛ばすからだッ!
―――覚悟を決めろッ!覚悟は『幸福』だぞッ!エンポリオ
―――運命は決まっていて変えられない………のなら……お前に変えてもらうことにしたよ……
―――人の出会いも『重力』!あんたは因縁が切れなかった!
―――『覚悟こそ幸福』という事を思い出してくれッ!
―――わからないのか?お前は『運命』に負けたんだ!『正義の道』を歩む事こそ『運命』なんだ!!
―――やめろォォォォォ知った風な口をきいてんじゃあないぞォォォォォ!!このちっぽけな小僧がああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ…………………………………………
……ここはどこだ?確かにぼくはプッチ神父を打ち倒したはずだ…
それが気がつけば見たこともない街に立っていた。
周りには近代的なビルが立ち並んでいる。沢山の人が歩いているがほとんどは東洋人のようだ…ここは中国、もしくは日本あたりだろうか…
服装も最後に着ていた野球着ではなかった、このような服装をぼくは知っている、以前インターネットで見た日本の『スクールユニフォーム』によく似ていた。
ポケットを探ってみると財布と携帯電話、それに手帳のような物が入っていた。
『柵川中学校』と書かれたその手帳にはぼくの名前と顔写真が印刷されていた。
これはまさか生徒手帳というやつか?だがあいにくぼくはジュニアハイスクールに通っていた経験は無い。
……待て、今ぼくは何をした!?生徒手帳を『読んだ』のか…?
そんな馬鹿なッ!これは英語じゃないッ!なぜぼくは知らない文字を読むことができた!?
まさかこの場所はなんらかの『スタンド攻撃』かッ!?だけどプッチ神父は倒した、今更になって他のスタンド使いが攻撃を仕掛けてくる可能性は低い。
じゃあいったい何が起こったんだ!?まさかここが神父の言っていた『新しい世界』なのか!?
「ちょっとそこのあなた」
ッ!『スタンド使いか』ッ!?
「
後ろを振り返ると、ぼくと同じくらいの年頃でこちらも『スクールユニフォーム』を着たツインテールの女の子がいた。
彼女の発する言語も英語ではない、おそらく日本語だ。知らないはずの言語なのになぜか彼女の言っていることが理解できる。
『Judgement』、それが彼女のスタンドの名前か?この状況はそのスタンドが原因か?
「少々挙動不振でしたので声を掛けさせていただきましたが、何かお困りで?」
「……」
しばらく様子を見ていたが攻撃してくる様子は見受けられない…
「どうされましたの?」
もしかしたら敵ではないのか?それなら一か八か話しをしてみるのもいいかもしれない。
「あの…」
「はい?」
今一番聞かなければならない情報はなんだ?落ち着け…整理しろ…
「ここはどこでしょうか?」
状況を把握するためにはまずはこの場所がどこか知る必要がある。
それにこの質問に素直に答えてくれるようなら敵である可能性は格段に下がる。
「どこと言われましても第七学区と言えばよろしいのですか?…というよりももしかして迷子ですの?」
その答えと態度は敵でないと確信するのに十分だった。
それにしても第七学区なんて聞いたことの無い場所だ、第七と付いているし何かの施設の中なのか?
「その…ぼくは…」
「ああもうじれったいですの!とにかくはっきりしないのならご同行をお願いします」
とにかく今何よりも必要なのは情報だ、そのため彼女についていってみよう。
「それでは行きますわよ…そうですの念のため名前くらいは聞かせておいてもらえませんこと?」
「……エンポリオ」
「え?なんですの?」
「……ぼくの名前はエンポリオです」
以前書いてそのまま放置していた物を投稿。
エンポリオはこんな性格じゃねえよ、とかあるかもしれませんが、本当にノリと勢いに任せて書いただけなのでご容赦を。
誤字脱字やあまりにもひどい矛盾等がありましたらご指摘をお願いします。