蛇女の教師になった話   作:黒とかげ

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バトルシーンは難しいね、今度から極力バトルしないようにしよう。書けないですから


3話

軽く準備運動をする。逃げられないなら、軽く受けて終わらた方が早いし

 

「兄さん。その武器は何?見た事ないけど」

 

忌夢から聞かれる。確かに俺も貰うまでは見たこと無かったし、異国の物だって

 

「慈悲の刃って言ってね、梟さん……師匠の知り合いの方から貰ったんだ」

 

「変な形だね」

 

「そうだね。まだ面白い仕掛けがあるんだけど」

 

「そろそろいいか?」

 

雅緋ちゃんは準備万端のようだ

 

「こっちも大丈夫だよ」

 

そして、お互いに定位置につき忌夢の掛け声で始める

 

「始め!」

 

「雅緋、悪の誇りを舞い掲げよう!」

 

その声とともに接近してくる。武器は日本刀か……師匠のよりも小さいなら弾きやすい。上手いタイミングで

 

キーンッ

 

と、小耳に良い金属音が響く

 

「弾かれただとッ」

 

「よし何となく良さそうだ」

 

師匠程重くもないし、フェイントがある訳でもないなら弾くのは難しくないみたい

 

「まだまだァ」

 

と連撃も来るが、弾けない訳じゃない。一つ一つをしっかりと弾いていく。何度も弾かれていると、弾かれた振動によってバランスを崩し始める。そしてわ最後には

 

「しまったっ」

 

完全にバランスを崩す。首元に刃を添えて

 

「こんな感じかな?」

 

今回は上手く弾けたけど、やっぱこれだと弾きに向かないなぁ。刀なら刀の方が良かったかもしれないけど、持ってる刀は問題しかないしと考えていたら

 

「嘘でしょ、雅緋が負けたの?」

 

両備ちゃんが驚いている。うん、勝てたことにこっちも驚いている。

 

「負けた……のか」

 

「やっぱりボクたちの兄さんは強いじゃないか。父さん達が間違ってたんだ」

 

「たまたまだよ」

 

「たまたまで私が負けるわけ無い。私の刀を全部弾いていたが、刀を弾くのは簡単に出来るものでもない。それこそ、努力以上のものが必要だ」

 

「違うよ。師匠の教え方が良かっただけだよ」

 

「教え方が良くとも、才能が無ければ意味が無い」

 

「それは……」

 

と、なんと言うべきかと思っていたら

 

「黒霧先生~」

 

とさっきの事務の人が走ってくる。

 

「あ、雅緋さんも一緒でしたか。それなら話は早いんですが」

 

「どうかされましたか?」

 

「はい。黒霧先生には、明日から蛇女の選抜メンバーである雅緋さん達の指導係として働くようにと上からの指示がありまして、それを伝えに参りました」

 

なるほど、忌夢達の指導をしろと。俺が?

 

「さすがに俺じゃ力足らずなのでは?」

 

「そこは大丈夫です。以前にフリーの忍をやっていた際の活躍も聞いてますし、お互いに転身してなかったとは言え雅緋さんを倒してますから」

 

「あれは、武器の相性が良かっただけですよ」

 

「良いですか?黒霧さん。なるべく上には従った方がいいです。それに、あの武器以外も使えること知られてるので言い逃れ出来ないかと……」

 

そこまでバレてるって……忍の裏は怖いわ……

 

「わかりました。できる限りの事はしましょう」

 

「はい。では、明日からよろしくお願いします」

 

と、去っていった。きつくない?もしかしたらとは、思ってたけど……

 

「やったね、兄さん。これで、学校でも一緒だよ!」

 

「兄さんと……一緒」

 

2人は、良いとしても他の子達は

 

「私を負かした男だ。文句は無い。そして、いつか勝つ」

 

と雅緋ちゃん

 

「両奈ちゃんは、強い男の人好きだよ。そして、その強さで私を✕✕✕✕✕して△△△△を~」

 

聞かなかった事にしておこう……触れぬ神に祟りなし……

 

「弱そうとか言ってごめんなさい。黒霧……先生」

 

気にしてなかったんだけど……謝るなら受けっておくべきか

 

「気にしてないから大丈夫だよ」

 

「あれれぇ?両備ちゃんが、名前で呼ぶなんて珍しいねぇ?」

 

「うるさいわね!このバカ犬!先生だから、しっかりと名前で呼んだだけよ!別にカッコイイとか思った訳じゃ無いから!」

 

と、両奈ちゃんが両備ちゃんに蹴られている。それで良いのか……?

 

「蹴りたいなら私を蹴ってくれてもいいんだよ?兄さん」

 

「忌夢はああなっちゃダメだぞ」

 

忌夢達もあんな事になったら、家出ものだよ……

 

「なら、やめとくよ」

 

「そうしてくれ」

 

悩み事はあまり抱えたくない

 

「兄さん……帰ろう……」

 

「でも、授業とかは大丈夫なのか?」

 

「紫は特例で大丈夫な様になってるんだ。まぁ、選抜メンバー全員が授業が別枠って事もあるんだけどね」

 

「わかった。なら帰るとするよ」

 

特例とかあるんだなぁ。俺の時は寝ても覚めても修行だ修行だと苦しい日々だったから、修行をしながらも休めるのは良い事だ。

 

「帰ったら……話があるから……」

 

「俺も久しぶりに紫と話もしたいから良いよ」

 

3年も居なかったから、話したい事も多いしな。蛇女から家までは遠くは無いので、直ぐに到着した。軽く着替えてから紫の部屋に向かったが、部屋に入ってから身動きが取れなくなった。身体に、紫色の髪の毛が巻かれ指先を動かせる程度だ

 

「紫……どうしたんだ?」

 

「どうして……学校に着いてから……私と話をしてくれないの?」

 

確かに学校に着いてからは、忌夢から説明を聞いたり、手続きをしたりと蔑ろでは無いにしろ何もしていなかった

 

「それは、悪かったと思ってるよ……」

 

「兄さんが……働く為だからと我慢した……けど、皆と顔を合わせてからは両備さんを何度も見ていた……」

 

え?なんでバレ…

 

「やっぱり……小さい方が好きなの?」

 

「そんな事じゃないよ」

 

「何で……見てたの?」

 

「知り合いに似てからだよ」

 

「そう……」

 

似ている人は世界に何人もいると言うから気のせいだろう。もう少ししたら、聞いてみる事にしよう。あの人から頼まれた事を

 

「でも……見ていた事は本当だから……許さない」

 

「え?」

 

拘束された状態でベッドまで誘導され、紫に押し倒された。

 

「少し待とう?紫」

 

「ダメ……べべたんも言ってるから」

 

べべたんとは、俺の代わりになっていた人形の事なのだが……傀儡術で喋るのか?

 

『男ならよォ、さっさと覚悟決めろよ。据え膳食わぬは男の恥だぜェ』

 

コイツ……ただの人形じゃねぇ。

 

『俺はお前の形代に近い存在だ。つまり、お前の好みもわかってるんだよ』

 

「お前……」

 

「ほら……べべたんも言ってるから……」

 

と、紫と密着する。むにゅっと胸の感触が伝わってきて……落ち着け落ち着け、理性だけは保つ『むにゅん』色即是空色即是空

 

「兄さんになら……良いんだよ?」

 

理性が一瞬にして吹き飛びそうになったが

 

「ダメだ。俺達は兄妹で、紫もまだ17だし。まだ早いよ」

 

「17でも結婚するのは普通……兄妹での結婚も普通だよ」

 

確かに世間的にはそうかもしれないけど、さすがにね……

 

「ね、少し待とう?」

 

「優しく……するから」

 

服に手をかけられ

 

「紫さん……少し落ち着きましょ?1時の感情で動くのは……」

 

「兄さんが家を出てからも、家を出る前も、ずっと兄さんの事を想ってた」

 

手際よく脱がされ残るはパンツのみとなった

 

「兄さん……」

 

「ちょっと、待ってくれぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ」

 

優柔不断な男の叫びが家中に響き渡った………

 




よし書けた。とりあえず、ヤンデレラブコメ入るための前段階が終わりました。なので、次回からヤンデレラブコメが活発になっていくはずですので、もうしばらくお待ちください。
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