蛇女の教師になった話   作:黒とかげ

4 / 6
最近、ドルフロにハマってました。どうも爬虫類です。
閃乱カグラ要素を強くするべきか、ゴリゴリにフロム要素を強くするべきか悩む今日この頃です。


4話目

夢を見ていた────

 

「おかえりなさい。狩人様」

 

古い服を身にまとった女性から声を掛けられる。

 

「俺は狩人になったつもりは無いけど……」

 

彼女は本当に女性なのか俺にはわからないが、女性の形をした人形に意思があるならば、それは女性なのだろう。

 

「例え違ったとしても、あの方達が狩人の素質があると言うならば狩人なのでしょう」

 

「あの方達って…………火薬庫だとか言ってたおっちゃん達?」

 

「えぇ」

 

火薬庫と言うのは、師匠である梟さんの知り合いで、豪快な人達だった。少しだけ特訓をつけてもらった時期があって、教えてはもらったんだけど使えと渡してくる武器が良い意味で個性的すぎて扱いにくいとしか言えない。

 

「もぅ……目覚める時間ですね」

 

「そんな時間か」

 

「お気をつけて…狩人様」

 

次第に視界がホワイトアウトしていき、意識が戻った頃には夢から覚め起きていた。時間は午後の六時に差し掛かった所だ。帰ってから寝てしまっていたらしい。さっきまで見ていた夢は昔と言っても修行時代に見ていたもので、懐かしさを感じる。あの夢を見る時はいつも、何かを伝える時だったから何かあるような………

 

「家に戻るの忘れてた………」

 

昨日の帰りに寄るはずがすっかりと忘れていた。家には色々な道具が置いてあるし、下手に触ると危険な物も多いから、早く取りに戻らないと

 

「紫………起きろ」

 

「兄さん……?」

 

「家に寄るのを忘れていた。働く為に必要な物も多いから、少し取ってくる」

 

「私も……行く」

 

「危ない物も多いから、ごめんな?少しだけ待っててくれ」

 

「……わかったよ。でも、遅くなったら……許さないから」

 

「大丈夫。行ってくるよ」

 

軽く服を整えてから自分の家に向かって走りだした。それが、週末のカウントダウンになるとは知る由もなかった。

 

 

 

どうせ、紫達と暮らすことになるだろうし部屋の解約もした方が良いかな。いや、荷物部屋にした方が良いか、運ぶの面倒だし

 

「とりあえず、学校で使いそうな道具とか持っていくか」

 

刀とか持ってたし、その辺持っていけば良いだろ。そんなこんな考えていたらアパートに着いたんだが、見ちゃいけないものが見えた気がする。和服の女性とか般若の仮面つけた人とか………み無かったことにして、帰ろ

 

「のぅ先生。先生の家はあっちじゃろ?」

 

振り返った先には、和服を見に纏い、大きな手甲をした……

 

「人違いじゃ無いですかね?」

 

「わしが先生を見間違えるわけなかろう」

 

その大きな手甲で掴まれる。冷や汗が流れ始めた時にこの時期には寒い冷気が首元を通る。見てみると、

 

「あら、先生。お久しぶりですね」

 

そこで死を覚悟した。後ろに般若のスタンドを発現した雪泉が立っていた。

 

「立ち話も邪魔になりますから、先生の部屋でお話しましょうか」

 

「……はい」

 

肯定以外を許さない雰囲気だった。

 

 

場所は俺の部屋に移り、邪魔になりそうだった道具を簡単に片付けてから話が始まった。雪泉の圧が強すぎて他の皆も黙っちゃってる。美野里は今にも泣き出しそうだよ。

 

「何個か質問してもよろしいでしょう?」

 

「……はい」

 

雪泉も少し落ち着いた様で、雰囲気が元に戻りつつある。

 

「初めに、先生が悪忍と言うのは本当ですか?」

 

どうせ、仕事変更の時に話を聞かれたりしたんだろうし、隠しきれない。隠したら……辞めておこう

 

「悪忍なんだろうけど、家から縁を切られてたし、どちらかと言えば抜け忍かな?」

 

「質問に質問で返さないでください!………次に秘立蛇女子学園の教師になったのは本当ですか?」

 

「半ば強制的に……妹達の頼みもあったし……」

 

「その妹と言うのは、忌夢さんと紫さんであってますか?」

 

「………はい」

 

逃げられそうにもない。部屋中がなんか凍ってきてるし、どこぞのゲームの古龍みたいになってきてる。

 

「……私たちを裏切った訳では無いのですね?」

 

うん。裏切るも何も最初は誘拐されてだしね。最終的に決めたのは俺だけど

 

「裏切るつもりは無かったよ。死塾月閃の人たちにはお世話になったしね」

 

「わかりました。そういう事にしておきます」

 

なんとか説得できた?みたいで良かったよ。平和が大事

 

「ですが、私達の稽古をつけて下さる約束は破りませんよね?」

 

「破りませんよね?」

 

「……毎日は見れないけど……はい」

 

「先生は黒影おじい様と約束したんですよね?」

 

黒影おじい様とは、死塾月閃の創始者だ。師匠とは旧知の仲らしく、その伝手で働かせて貰っていたようなものだ。働く中での約束として、雪泉達の指導を頼むと言われていた。だが、黒影さんはもう………だからこそ、守らねばならないのかもしれない。

 

「約束したよ。だけど、今の俺は悪忍でその教師だ。死塾月閃にとって悪忍を育てる教師に稽古をつけられるなんて皮肉だろ?約束を守りきれなかったんだよ」

 

「いえ、悪忍関係なく私たちは黒霧先生だからこそ教わりたいのです」

 

その瞳は真っ直ぐこちらを見ていた

 

「どこかで敵として現れるかもしれない」

 

「それでもです」

 

「わかったよ。さっきも言った通り毎日は見れないかもしれないが、暇を見つけて稽古をつけるよ。それが今の俺に出来る精一杯だ」

 

「では、稽古をつけて下さるのですね」

 

「ああ」

 

「では、今から学園に向かいますか」

 

「え?さすがに今日は」

 

「何か?」

 

10人が見たら10人が見惚れる程の笑顔だった。しかしそれが、悪魔の微笑みにしか見えなかった。

 

「あ、はい」

 

死塾月閃の道場に着いてかららは、こってとり絞られた。特に雪泉が辞める前よりも強くなっていた。例えるなら、絵画世界の某修道女くらいに速かったから、女性を怒らせるのをやめようと心に誓った。早く帰ってきてねと言っていた妹を待たせながら………




一部、深夜テンションで書いてる所もあるので、駄文なのはご了承ください。フロム要素も少しづつだしてくよ。やっぱSEKIROは忍者だから出しやすいね!

フロム要素について

  • 閃乱カグラ要素強め
  • フロム要素強め
  • 均等にして欲しい
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。